この作品のレビュー
平均 3.7 (4件のレビュー)
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●世界を変える起業家たちの素顔
楽天・三木谷氏、サイバーエージェント・藤田氏、GMOインターネット・熊谷氏、DeNA・南場氏・・・たまたまインターネットという大きな流れに乗ることができた、運が良かった…人?手の届かない、雲の上のスーパーマン?お金儲けが巧い人?僕はいずれとも思わない。
彼らは「物事の本質を見極める目」と「成果を出すための執着心と仕組みづくり」、そして「人や組織の動かし方に長けた」経営者と考えるべきだ。
●起業家たちはいずれも、自らの経営者、リーダーとしての役割を明確に認識している。これが優れたリーダーたるゆえんだと考える。
「リーダーとは指揮官であり、教育者であり、戦略家である」(三木谷)
「リーダーは、すべきことを列挙するのではなく、何に絞り込むかに集中した方がいい。あれもこれもとやりたい気持ちを抑え、嫌われても構わないという覚悟を持って、1つの方向性を示す。これがリーダーとして最も大切な役割」(藤田)
「『社長の一番大事な仕事は意思決定』話しをよく聞き、議論を尽くして自分の責任で決める。」(南場)
●リーダーシップとマネジメントの違い
両者はあくまで補完しあうもの。どちらも、やるべきことを決定し、課題達成のための人間関係を築き、組織メンバーに仕事をきちんとさせるように努力する、という点では共通している。異なるのは、その実現の手法である。マネジメントが複雑さに対処するものであるのに対し、リーダーシップは変化に対処するという役割の違いがある。リーダーとは、変革を導く存在。
●「グローバル人材」とは何か
「グローバル人材」とは、「IT革命」同様、日本語特有の、曖昧さを多分に含んだ概念である。もっとシンプルに「国籍にかかわらず、人の心を動かすことができる人材」でいい。「国籍を越えて人に伝えたい考えを持っている人材、人の心を動かす行動を取れる人材、思いを率直に伝えることができる人材」が望まれるのではないか。
●仕事と恋愛は似ている。どんな相手と付き合うかとか、誰と結婚するかということには正解はない。どちらがいいか、悪いかの問題ではない。自分が選んだ相手とともにいかに幸せになるか、ということに尽きるからだ。逆によくないのは、親の意見や世間の評判などを気にして決めることだ。本当にやりたいことは、自分が知っているはず。内なる声に耳を傾ければ、そこに答えがある。直感といっていいかもしれない。僕はこの年齢になるまでにさまざまな選択をしてきて、自分の直感こそが正しいという自信を持つようになった。今では個人的なことであれば、たいていのことを迷わずに決めることができるようになったのは、それが正しいと信じているからだ。
●プリンシプル
「戦時中も、人々は普通に生活していた。学校に通い、会社に勤め、恋をして、家族もいた。普通のビジネスマンが、少しずつ戦争という非日常に巻き込まれていき、過ちを犯していった。今となんら変わることはない。だからこそ、平時から、自分の行動規範となるものを持つことが大切なんだ。それが僕にとってのプリンシプルだ。」
「自分にとってプリンシプルは筋肉のようなものだ。普段から鍛えておかないと、いざというときに使い物にならない。だから、日常生活から、自分が依って立つ軸のようなものを確固として持つべきだ」
「何でもかんでも一つのことを固執しろというのではない。妥協もいいだろうし、また必要なことも往々ある。しかしプリンシプルのない妥協は妥協でなくて、一時しのぎのごまかしに過ぎないのだと考える。」by白洲次郎
プリンシプルに則って思考するとは、答えを導くためにその時々の具体的な場面に応じて空気を読んだりするのではなく、柱となる原理原則に立ち返って論理的に答えを導くことをいうのだろう。
誰しも、現役から退く際、あるいは自分の人生の終わりが近づいたときに、自分の職業人としての人生を振り返るはずだ。そのときに、どんなストーリーであれば自分は満足するだろう。あるいは、子どもや孫たちに、どんな人生だったの?と尋ねられたときに、胸を張って語れる物語があるだろうか。そのようなことを意識して、僕らは人生を送っていくべきだと思う。続きを読む投稿日:2015.08.23
「会社はトップの器以上に大きくはならない」
プリンシプルを持つとは、原始原則にのっとり「筋を通す」姿勢が必要だと言うこと。
相手の立場に徹底的に立つ。投稿日:2017.01.25
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