なぜこの店では、テレビが2倍の値段でも売れるのか?
山口勉(著)
/日経BP
作品情報
東京・町田市の電器店「でんかのヤマグチ」。
ヤマダ電機、ヨドバシカメラ...業界最大手の家電量販店がひしめく激戦区で一歩も引かずに孤軍奮闘する。
安売りはしない。量販店なら15万円のテレビが、ヤマグチなら30万円。それでも売れる。
値引きをしないので粗利益率は量販店平均の25%に対して39%。その秘密は徹底した「顧客密着」。
顧客層を高齢者に絞り込み、電球1本の交換でも、呼ばれたらすぐに飛んでいく。
この「御用聞き」サービスで固定客をがっちりとつかんでいる。
「なぜ高くても売れるのか」。
ヤマグチの経営の秘密を、『日経トップリーダー』で人気連載『指名ナンバーワン企業の戦い方』を連載する著者が一挙公開する。
「利益率が低い」「大企業との競争で苦戦している」「顧客との結び付きを強くしたい」。
こうした悩みに対する経営改革のヒントが満載の書。「小よく大を制す」経営の要諦がわかる。
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この作品のレビュー
平均 4.0 (4件のレビュー)
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4ステップ(販売後定期フォロー☞顧客化)
利益率を高める
悪いイメージ、噂は出さない(敵は作らない)、プラスに持っていく
粗利=売上
すべては先回り!!
信頼関係をあげてから、気を使う!!
二人以上の…社員が目に入らない。視界にも気を配る☞滞在時間を伸ばす。
2本のベルト☞企業からDMフォロー続きを読む投稿日:2013.04.04
【何事も先入観を取り払うことが大切。】
もしあなたが小売業者なら、どういう戦略で経営する?大手量販店のような薄利多売をするのか?あるいはAPPLE、シャネルのような厚利少売をするのか?もしこのような…問題を知りたく、あるいは将来小売業界に興味がある人がいるなら、この事例は教科書レベルといっても過言ではない。店の名は「でんかのヤマグチ」、東京都町田市にある店だ。町田はヨドバシカメラ、ヤマダ電機などが密集する激戦区。「でんかのヤマグチ」はそこに生き残った理由は何だろう?一緒にこの本の中で答えを探そう。
ヤマグチの経営方法は薄利多売、厚利少売のどちらでも言えない。「厚利長売」という経営方式だ。字面通りに、高い値段で利益を得って、お客さんと信頼関係を築き、長い間で経営活動をすること。大手量販店の包囲網から脱出するの切り札は量販店ができない「高売り」だ。一見、大手量販店ばかりの町田で「高売り」戦略で勝ち抜くどころか、生存さえも問題になると見えるが、ヤマグチの計算を見たらどうだろう。
高売りなら売り上げが減少するのはほぼ決まっていることだ。しかし、粗利益(売り上げ-仕入価格)が35%だったとしたら、どうだろう?実は売り上げが三割減っても赤字にならず、前と同じぐらいの経営利益が出せる。ヤマグチの計算を見ればわかるだろう。売上高10億円で粗利益率25%の時、粗利益額は2億5000万円になる。販管費(販売費および一般管理費)が2億だと、営業利益は5000万円。もし、10億円の売上高が3割減って、7億になったとしよう。粗利益率が25%だと、粗利益額は1億7500万円になる。販管費が同じ2億円だと、2500万円。の赤字が出る。しかし、粗利益率は35%だったら、どうだろう。売上高7億円だと、粗利益額2億4500万円。販管費が同じ2億円ならば、営業利益は4500万円の黒字になる。これが、ヤマグチが自ら探した生き残った策だ。
他にも徹底したアフターサービスや、お客さんの来店を推進するキャンペン、自分の講演の報酬を社員たちに配る「おしゃれの感謝金」など様々な経営戦略がある。まるで経営のツール本みたいなものだ。もし興味があったら是非読んでもらいたい。
私がこの言葉を好きな理由は、これだと思う。ますます社会人ぽくになる私たちにとって、先入観を抱くものを判断するのがますます普遍になる。しかし、先入観で判断するなら人間が一番大事な創造性の役割がだんだん弱くなるだろう。大人は子供より強いところはたくさんなるが、想像力や創造性などの領域はどうだろう。子供が経験も少なく、先入観がまだ形成しないから発想が活発だと思う。だから大人も先入観の籠から解放して、物事を考えするのはどうだろう。 続きを読む投稿日:2019.07.24
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