女たちのサバイバル作戦
上野千鶴子(著)
/文春新書
作品情報
「働く女性は、以前より生きやすくなったのか?」上野千鶴子さんの答えはイエスであり、ノーでもあります。1986年の男女雇用機会均等法、2000年代の小泉ネオリベラリズム改革によって「総合職」「一般職」「派遣社員」へと分断された女性たち。それには、グローバル化に適応したい経済界の要請もありました。家事や育児を背負いつつ、「男性社員のような」働き方を求められ、脱落したら「自己責任」。もはや「お局サマ」にすらなれない厳しい時代をどう生き抜くべきか。女性たちの変化を優しく、厳しく見つめてきた上野さんが説くサバイバル指南の書。全女性、必読!
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商品情報
- シリーズ
- 女たちのサバイバル作戦
- 著者
- 上野千鶴子
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- 文藝春秋
- 掲載誌・レーベル
- 文春新書
- 書籍発売日
- 2013.09.20
- Reader Store発売日
- 2013.12.06
- ファイルサイズ
- 5.3MB
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この作品のレビュー
平均 3.8 (30件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
どうしてこのタイトルにされたのかなぁとずーっと思いながら読みすすめましたが、あとがきに上野先生のこの本に対する思いが詰まっておりますね。最終章を読んで「なるほどサバイバルと呼びたいわけなのね」と納得。
レビューの続きを読む
うんうんとうなづけるところばかりなのですが、何分当方の頭がついていけてないのか難解であるのか、全然読むすすめられず半月以上かかっての読破。途中挫折しそうになり他の「柔らかい」本に逃げながらの読了でした。内容が難解、というよりも内容がシビアで心が折れそうだったのが一番の原因かも。
「そうそう、そうだったんですよぉ」と上野先生の手をとりたくなるような気持ちで自分の「仕事歴」を振り返りつつ読みました。自分が何故思うように働いてこられなかったのかについて今まで言葉にできないでいたものも全て解説していただいた心持でした。
私は学生の頃に資格をたくさん取りました。あまりに資格取得に燃えていたので親に「そんなに資格取ったって結局何にもならないってことにならないだろうね」と危ぶまれたものですが、結果その通りの人生を歩むことになりました。30手前に感じた「行き詰まり感」のはっきりした答えがこの本の中にありました。
「差別型企業が平等型企業へ移行しないのは、差別型企業・平等型企業それぞれがそれぞれの均衡のシステムを維持しているため一方から他方へ移行する必要がないから」ああ、そのとおりと思いました。
日本人て均衡しているものをたとえよい方向に変わるだろうと思える状況を予測できるとしても、おいそれとそれを崩そうとはしない人種だと思います。もっと言えば日本人てというか男社会ってというか。
いろいろ対策もあげられてますが、私はちょっと悲観的です。女の格差はまだまだ広がっていくでしょう。
「もてるものはより多く」「もてないものはより失いながら」という二極化が一層顕著になっていく気がします。
上野先生が講演で「明日の日本を担っていくのはあなたたちです」というのをやめたという理由を読んで、先生もお年を召されたんだな、たくさんたくさん戦ってこられたものな…と沈んでいく夕日を見るような気持ちになりました。この本を書かれるのはご自身が書かれているように大変重い仕事だったと思われます。
よく書いてくださったなと思います。投稿日:2014.07.30
上が決めたことに逆らわない、そもそも何が問題か分かってない、問題だと思っても追究しない、(しかし文句だけは言う)自分も含めこの国にはそういう面がある。ちゃんと勉強しなくてはと思った。最近多い異世界転生…ものに感じてた違和感ですが、この本を読んで明確になった気がします。それなりに読み手に目的意識と構えが必要なので星二つで。続きを読む
投稿日:2023.03.11
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