1分で大切なことを伝える技術
齋藤孝(著)
/PHP新書
作品情報
内容の薄い、長~い話を我慢しながら聞いた経験は誰にでもあるだろう。それは日本人が「簡潔にまとめて話す」というトレーニングを行っていないからだ。本書は一分で過不足なく、しかも相手の心に残るように伝える方法を伝授する。聞き手との間に川が流れているとイメージする「川のフォーマット」方式は、すべてのコミュニケーションの基本になる。さらに、以下のような場面で使える技術を伝授する。【プレゼン】一文であらわすコンセプト、そしてデメリットの明示を忘れるな【謝る】間違いの分岐点のみを抽出して説明せよ【教える】覚えやすい、一語のフレーズを用意せよ【質問する】相手の話の途中に質問をメモせよ【相談する】相手と90度になるように座れ【指示する】レシピのような「段取りシート」をつくれ【初対面】テレビを話題にすると無難【叱る】二時間叱っても無意味。「注意メモ」をつくれ
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商品情報
- シリーズ
- 1分で大切なことを伝える技術
- 著者
- 齋藤孝
- 出版社
- PHP研究所
- 掲載誌・レーベル
- PHP新書
- 書籍発売日
- 2009.01.15
- Reader Store発売日
- 2012.07.20
- ファイルサイズ
- 2.9MB
- ページ数
- 208ページ
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この作品のレビュー
平均 3.6 (128件のレビュー)
-
非情の現代を泳ぎ切るための叡智の書です。
情報が次々に現れて消える状況で、私たちは「切り捨てる」ことを日々習慣化している。人を評価し、切り捨てるのも早い。「バカか、利口か」「使えるか、使えないか」「魅…力的か、そうでないか」「誠実か、いい加減か」即座にふるいにかけられる。与えられる時間は短い。1分なら、人は待ってくれる。ならば、大切なことを常に1分でまとめる練習をしてみよう。簡潔かつ印象的に話すことは、才能ではない。練習するかどうかに、すべてはかかっている。
気になったのは、次のとおりです。
■1分間は一般的には短い時間として捉えられる。がしかし、1分間は、きわめて長い時間だ。
■考えろといわれたら、ペンを取れ、そして、キーワードをを極力多く書いてラインアップする。その中で最重要なものに、赤いペンで囲む。その上で、最後に言い残す「決めフレーズ」をつくる。これを1分で話せるようにまとめる。
■1分間で話せるように何度も繰り返せ
■1分間での練習は、自分で「つぶやき」ながらする
■心のチェックシート
・具体例はあったか
・わかりやすく、相手の期待に沿っているか
・話は簡潔か
・1分以内に終わらせたか
■伝える技術とは、「話術」ではない。「伝えるべき意味があるのか」ということだ
■A4の紙1枚にまとめた情報は、手短に話せばちょうど1分ぐらいになる
■物語を話すことと、要約することとは違う
■決定権を持っている人というのは、基本的に忙しい。最初から1分しかないとわかったら、いきなり核心から入れるようになれる
■ポイントだけにしてくれ
■話が長いのはもはや環境問題だ
目次
まえがき
第1章 「1分」の感覚をこう養え
第2章 万能 川のフォーマット
第3章 1分間プレゼンテーション
第4章 コミュニケーションを学ぶための素材
第5章 実践 ケース別・1分の使い方
第6章 賞賛文化を根づかせよう ~「褒める」「励ます」が日本を変える
あとがき 話が長いのはもはや環境問題だ
ISBN:9784569704326
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:216ページ
定価:720円(本体)
発行年月日:2016年04月26日第1版29刷続きを読む投稿日:2023.05.15
タイトルの通り伝える技術の話ではありますが、効率良く仕事をすることや仕事の上での様々なケースについての話もあり楽しく学べます。
前半でハッと気付かされたことは日々よく使う「午前中に終わらせます」等と…いう時間の区切りでは意味をなさないということです。自分がどれだけの早さで仕事をこなせているのかは知っておくべきかと思いました。
また後半の実践編も楽しく、やはり一番印象に残ったのは最後の褒めることでしょうか。私も日々会社で後輩に仕事内容を見せて貰った時などに「流石だね〜」と声をかけていたのは間違ってなかったという自信と、これからもっと褒めていこうと思った次第です。続きを読む投稿日:2023.12.13
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