この作品のレビュー
平均 3.9 (36件のレビュー)
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書店員が直面する厳しく難しい現実
書店員の方や元書店員の方が、自分なりに考える本の売り方、本屋の存在意義などについて記した見聞録です。本屋さんが直面している現実に加え、棚創りやお客さんとのコミュニケーションなどの業務に関することや、…現在書店がどのようなシステムによって、運営されているのかも知ることが出来ます。
ルポであるため、筆者が考える凝り固まった意見などはありません。しかし書店員の方が言うことはほぼ一致しています。「本を売るのではなく、お客さんの手元に届ける」ことです。時間を潰す為、勉強のため、通勤通学用で、興味があるもしくは好きな作家だから・・・などというような理由から、読者は本自体は詳細に見ていますが、書店は一切見ていないことに気付かされました。本屋はどうあるべきか、書店員だけでなく、読者といった利用者も考えることが必要なのではないかと感じました。読書が好きな方、本屋さんに憧れているまたは働きたい方は、ぜひ読んでいただきたいと思いました。続きを読む投稿日:2013.11.21
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日本での出版物の売上高の推移のデータを調べてみた。
2006年に2.5兆円だった売上高が、2018年には、約1.5兆円になっている。10年強で、1兆円、40%の売り上げ減、完全な斜陽産業だ。
本書「”…本屋”は死なない」は、書店員や書店主たちの姿を描いた、ノンフィクション。全部で8人の書店員、書店主が取り上げられている。
最初に、ここ10年間程度の出版物の売上高の状況について、数字を挙げたが、実際の「本屋」を取り巻く環境は、もっと厳しい。例えば、私自身を取り上げても、書籍名の分かっているものは、たいてい、Amazonで取り寄せるか、電子書籍で読む。書店には、よく行く方だけれども、それでも月に2回か3回程度。私自身の本の購入額のうち、本屋でのものは、多分、半分もない。だから、上の数字の1.5兆円のうち、実際に本屋での売上は、更に相当少ないはずだ。
となると、本屋の付加価値って何?っていうことになってしまう。
私が本屋に行く理由は、「知らないけれども、面白そうな本」を見つけるため。読書が好きな方だったら経験あると思いますが、本屋、あるいは、図書館でも同じですが、何故か、これは絶対に面白いという勘がはたらく本があると思います。それを探す場所が、書店であり、図書館だというのが、私の考えです。勘は当たらないこともありますけど、それも含めての本屋体験です。続きを読む投稿日:2020.08.02
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