おゆのすけさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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進撃の巨人(12)
諫山創 / 別冊少年マガジン
続きが気になる!
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毎巻続きが気になる展開ではありますが、今巻もいろいろな謎の片鱗が見え隠れしていながら、確信には触れていないような感じがたまりません。迫力の戦闘シーンも必見です。各登場人物の立場や心情が複雑に入り乱れ、…誰に共感しても切ないです。 続きを読む
投稿日:2014.01.08
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新約Marchen(1)
鳥飼やすゆき, Sound Horizon / 少年マガジンエッジ
良いコミカライズ!
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SoundHorizonの7thstory「Maerchen」(正しくはaeはaにウムラウトです)
のコミカライズですが、第1巻はまるまるプロローグマキシのイドイド編となっています。
イドイド収録の3…曲を1曲ずつ短編で漫画化するのではなく、3曲を織り交ぜ1つのストーリーにしているので
サンホラを知らない人が読んでもわかりやすくなっていると思います。
絵がとても丁寧で、表情や衣装の描写など素晴らしいです。
原曲を聴いたことがある人なら一層楽しめると思いますし、いろいろと細かい仕掛けにも気づけるのではないかと思います。
原曲にない解釈や展開が今後も楽しみな一作です。 続きを読む投稿日:2016.05.28
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新約Marchen(2)
Sound Horizon, 鳥飼やすゆき / 少年マガジンエッジ
夜の復讐劇開幕!
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1巻はプロローグマキシの内容のため、この2巻からがアルバム「Märchen」本編です。
AL幕開けとなる【宵闇の唄】、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」「絞首架の男」をそれぞれ題材とした楽曲
【火刑の…魔女】【黒き女将の宿】が収録されています。
魔女として断罪された母の呪い、引き離された幼き恋の相手の愛憎を受け、少年メルツは復讐者へと姿を変えるー
母に捨てられた娘、遠くの街に売られた娘、予期せぬ死に恨みの心を抱いた彼女たちの復讐を手伝う夜の復讐劇が開幕します。
繊細な絵に迫力のある表現、面白い画面構成、随所にある隠し(遊び?)要素など含め漫画として大変楽しめる作品です。
解釈の自由を掲げるのがサウンドホライズンです。この物語は鳥飼やすゆき氏の解釈ですが、
曲を聴いたことがある方は自分の思い描いていた解釈と比べながら読んでみるのも楽しいと思います。
余談ですが、最後の書き下ろしページは「Nein」とおっしゃられる方が沢山いましたが、
ドイツ語を見ればちゃんとこれもグリム童話なんだと私は思っています。 続きを読む投稿日:2017.03.05
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九つの殺人メルヘン
鯨統一郎 / 光文社文庫
蘊蓄盛りだくさんなのにさくさく読める
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グリム童話が好きで読んでみましたが、童話と事件を絡めて事件を解決する前のお酒の蘊蓄も楽しめました。
短編集で連作ですが、最初と最後以外はそんなに順番を気にしなくても好きな童話から読んでもまぁ大丈夫か…と。
夜中に読んでいると美味しいお酒とおつまみが食べたくなります。
厄年トリオが語る昔話が同世代の人は、きっともっと楽しいのでしょう!
私には当時のヒット作品やCMネタは殆どわからなかったので、
自分の世代のトリオの話を読んでみたいなんて思っちゃいました。 続きを読む投稿日:2018.03.06
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悪夢のエレベーター
木下半太 / 幻冬舎文庫
楽しかった。
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内容からすると不謹慎な感想かもしれませんが、
どんどん展開していく話にあっという間に読み終わり楽しめました。
映画化、漫画化、舞台化している作品のようですが、
内容もほとんどわからず読みましたが…、知らないで読んだ方が面白いと思います。 続きを読む投稿日:2018.03.06