
白い巨塔(一)
山崎豊子
新潮社
コップの中の喧騒
職場で読んでるとそんな古いの読んでるのかとからかわれた。そしてその時初めてドラマで放送されてたというのを知った。そんな何の予備知識もないままこの本と出会った。 ここで描かれてるのは医療界、ひいては大学病院という狭い世界。そこでのしあがっていく財前助教授は悪としての役であろう。であるが一人の人間としてどこか悪として拒絶できないのはその虚栄心が他人事のように思えないからだ。 狭い世界での権謀術数、医療界でなくても心当たるものがあるのではなかろうか。
2投稿日: 2013.09.27
黒子のバスケ カラー版 1
藤巻忠俊
週刊少年ジャンプ
消える黒子
身体能力が高い訳ではない、存在自体希薄な黒子の持つプレースタイルはその影の薄さを利用してゲームで消えることである。相手の意表を付くポジショニングやワンタッチでのパス。それが手強い敵を駆逐していく様は快活ですらある。 この黒子のスタイル、サッカーにおいてサンフレッチェ広島の佐藤寿人を連想した。ある意味誰でも生きる道があると教えてくれてる気がする。
2投稿日: 2013.09.25
それをお金で買いますか 市場主義の限界
マイケル・サンデル,鬼澤忍
早川書房
市場主義って一体何なのか
お金の持つ意味。行き過ぎた市場原理は世の中をおかしくしていった。だがそこに厳然たるルールがある訳でもなく違反を犯してる訳でもない。そんな現代社会において貨幣も持つ意味というのを考える機会になるかもしれない。 道徳、倫理観、ややもすると経済活動からは見失われがちなそれらの価値観は踏み外した時大きな混乱を招くことになる。そして世界がその混乱に向きつつある今一人一人が考えるべき時期にきてるのかもしれない。
0投稿日: 2013.09.25
GIANT KILLING(1)
ツジトモ,綱本将也
モーニング
全てはここから始まる
サッカー好きの人ならすでに読んでる作品だと思います。それほどにまでこの漫画は地に足着いた作品だと思います。現実離れはしてないが理性的に考えるとあり得ない話、だけど夢見てしまうようなストーリーがここにはあります。弱小クラブが強豪クラブに勝つ、そんな単純な話はどこにでもあるがサッカーを取り巻く組織や人間模様までを巻き込むストーリーはサッカーの奥深さを見事に演出してるのでした。
3投稿日: 2013.09.25
GIANT KILLING(28)
ツジトモ,綱本将也
モーニング
椿の覚醒
この漫画、主人公は監督であるタツミなのですが、今回はU23代表に選出された椿が主役。精神的にビビリで大舞台に苦労してきた椿であるが窪田との出会いがその能力を覚醒へと導く。そんな椿の成長が頼もしく、そしてスリリングだ。読後続きが気になってしまうのは間違いない。
0投稿日: 2013.09.25
