教室に閉じ込められて爆音を聴かされている間に催眠術をかけられて、100のキーワードで行動が自殺に繋がるという話の展開。どんなきっかけなのか、次が読みたい。ただ、学校▪学級崩壊が進むと、本当にこんな仕返しをする人間が現れそうで恐い。

「だいすき！」を初回から読んでいて、ドラマも観ていました。障害の程度が実際ではこう成り立つのかほんとのところは解りませんが、気持ちが穏やかになります。我が家は三女が不治の病で、見た目は解らないから端から見たら甘やかしてる様に見えるし、外出先でかばってもらうことも無いので、隠さず話しています。やっぱり、回りに理解を得ないと仲良くもなれないし、知ることは大事だと改めて感じました。

問題堤起としてすごく引き付けられる作品。タイトルには万引きしか書いてないが、イジメも描かれている。現代の学校の隠れて見えない部分をよく捉えてるように思う。自分も真面目過ぎて、授業中に消しゴムのちぎったやつとか投げられたりして悔しい思いをしていたが、担任に相談したりすることができたが、今はチクったと言ってイジメがエスカレートするから怖い。万引きを止めてくれた「アズ」ときっかけはどうあれ、とてもいい間柄になれたはずなのに、恩返しの方法を間違えてしまったのが残念。この本を読んだ子供達が間違った解釈をして真似しないで欲しい

ドラマでの菜々緒の印象が強いので、カラの雰囲気が軽すぎる。絵のタッチが好きではないので、ドラマを見ていなかったら読んでなかったかも。タイトルは気を引くので良いと思う。話は読みやすい感じなので、ストーリー展開はうまいと思う。

前作に続いて楽しんで読めた。相変わらず設定が少しムリあるかなぁと思うけど、暇つぶしにはちょうどいい。

ちょっと幼稚でムリな進め方もあるけど、気楽に読めて面白かった。主人公の慌てぶりが面白い