以前、試し読みをして、「雨宿りする？」のところだけをスクショして、以来作者さんの名前も、キャラの名前も、タイトルも全て失念してしまい、続きが見たくて検索をかけ続けてもわからず、偶然先生のほかの作品を読んだとき、「むむ、この絵柄は！」と気づき、ようやく再会できました。会いたかったよ！君たち！ 私はバイオレンス好きなのでいいな～と思いました。もっとやれ！受けがなんとも妖艶で、挑発キングで、目が離せない感じです。

メイン2人もいいですが、途中からどんどんキャラが立っていく瀬口も可愛い。不思議な三角関係で、楽しかったです。ゴミ箱周辺で美形を拾う話、大好きです。今回拾われたのは見ず知らずの者ではなかったですが(笑)　欲を言えば、先輩があそこまで何もかも失った原因が意外と普通の失恋だったのが「ん？」と思いましたが。

体のラインも綺麗だし、いじらしい表情も大変グッときます。二人ともいい人キャラでかき回す存在がいないので、お話自体はわりと平坦だったかな？重い話が好きな方は物足りないかも？

一ページ目からリアリティラインがグラっと揺らぎはじめ、普通のBLワールドから乖離していきますね。だんだん夢に引っ張られて飲み込まれていく感じ怖いけど気持ちいいですね。絵もとても美しいし、セリフもいいし、驚きもあり、いい本でした。またこういうの読みたいです。

マリアボーイを先に読んでいて、先生の苦しい痛い切ない話が好きです。苦しみの最中にいる本人がなんとか平静を保って日常を生きてる姿にやられます…大人になって自由になって幸せになって欲しい。

バイオレンスが欲しかったので、丁度いいあんばいでした。墓が出てくると、コントの様で笑っちゃうんですけど、むしろ、受けにイラッとしていたので、墓場で大暴れしてくれた攻め、ありがとう。スッキリした。

画が美しくて、受けの美人なことと言ったら…ねー？　攻めのロウくんも綺麗だし、画力で最後まで読めますが、若いから駆け引きしたい感じ、分かるんだけどねー。なんか、私の方でいつの間にか、魅力を見失ってしまいました。

以前から先生のお噂は耳にしていて、いつか全部読むぞと思っていて、弓ちゃん編から順を追って読みました。脚本が素晴らしい！果てしなくエロいし。夢中になってしまいました。可哀相な人に立つ方はマストで読みましょう。かんちゃんは受け攻めどっちも行ける感じなんですね。

出逢いから感情を自覚するまでの流れがサラッとしているのによくできているなーと思いました。絵に萌は感じませんが、やさしーーーいお話で、多くの人に愛されそうなキャラだなぁと思います。鬼畜クズ好きの私にはちょっとマイルドすぎたかな・・・

なんかいろいろあった気がするけど、なんも心に残らなかった。残念。いい話になりそうだったんだけど・・・この先生は詐欺師の話の方が良かったかな。