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awesome33さんのレビュー
いいね!された数10
  • 朱華姫の御召人 上 かくて愛しき、ニセモノ巫女

    朱華姫の御召人 上 かくて愛しき、ニセモノ巫女

    白川紺子

    集英社文庫

    上巻のみ読んだ感想

    登場人物が魅力的で続きがとても気になります。 少し前の作品なのに完成度が高く、世界観も『後宮の烏』と似ていてその点も興味深い。

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    投稿日: 2022.11.12
  • 花菱夫妻の退魔帖

    花菱夫妻の退魔帖

    白川紺子

    光文社キャラクター文庫

    後宮の烏よりも好みかも

    テイストは『後宮の烏』と『京都くれなゐ荘奇譚』を足して2で割ったようなストーリー。 でもテンポがよくとても面白い。元々恋愛要素が薄めの小説が好みなのもあって『後宮の烏』よりも好みかも。

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    投稿日: 2022.10.09
  • 後宮の烏7

    後宮の烏7

    白川紺子,香魚子

    集英社オレンジ文庫

    最終巻まで素晴しかった

    圧倒的に魅力的だった一巻から、この最終巻まで全体を通して素晴らしい作品でした。 最終巻は寿雪の出番が少ないせいか、エンディングのせいかやや不満な方もいらっしゃるかもしれませんが、恋愛小説的な展開をまったく求めていなかった私的には完璧でした。 個人的には花娘に寿雪が会いに行くところが好きで、何回も読み返しては温かい気持ちになっています。

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    投稿日: 2022.09.05
  • 容疑者Xの献身

    容疑者Xの献身

    東野圭吾

    文春文庫

    あえて4つ星

    よくできた作品とは思うがトリックありきな点が気にかかる。 東野さんの作品は確かにトリックありきなのだが、本作は余計な感情表現が多いように感じる。 主人公二人の感情が一切表現されていない『白夜行』のほうがより東野さんの作風を引き立て、なんといっても最高傑作なのは間違いないと思う。

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    投稿日: 2020.05.03
  • 白夜行

    白夜行

    東野圭吾

    集英社文庫

    トリックがすごい最高傑作

    東野圭吾さんの最高傑作。 ベースになっているのが明るい話題ではないから単純に面白かった!とは言えないし、犯罪行為など不快な場面も出てくるが、最終的にすべてが繋がる練りに練られたストーリー構成とトリックが素晴らしい。 最初に読んでから10年以上経つ今も、最初の頁から真剣に読み込んでしまうほど。 東野さんの作品には人情的な面に訴えかけるものと、緻密な設定に凝ったものがあるが、これは完全に後者。登場人物にではなくストーリーの凄さに5星

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    投稿日: 2020.04.25
  • 水の眠り 灰の夢

    水の眠り 灰の夢

    桐野夏生

    文春文庫

    ミロシリーズ番外編にして傑作

    時代が古いせいかピンとこないことも多いが、ミロシリーズの一作目、二作目が愛読書の私には文句なく5つ星なので、未読の方にはお勧めしたい。 人物に魅力があり、特に後藤氏に惹かれる

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    投稿日: 2019.11.25
  • 裏切り

    裏切り

    カーリン・アルヴテーゲン,柳沢由実子

    小学館

    コワイ

    知らない人が怖くなりました。 それから、クレジットカードから身許がわかってしまう怖さとか。

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    投稿日: 2019.07.22
  • 硝子のハンマー

    硝子のハンマー

    貴志祐介

    角川文庫

    面白い

    終盤に少し説明が多すぎる気もしますが、それを含めてもとても面白かった。

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    投稿日: 2019.07.11
  • 夜また夜の深い夜

    夜また夜の深い夜

    桐野夏生

    幻冬舎文庫

    ほぼ満点。4.8点ぐらい

    またまた桐野さんらしい作品です。 桐野さんの作品はとにかく登場人物のアクが強く、そこがまた素晴らしい作品の基となっています。 ネタバレしないで解説するのは不可能に近いのでやめておきますが、買うのを迷っている方は、買ってしまったほうがいいですよ、と言いたいです。 物語に引き込まれてあっという間に読み終わってしまいました‼

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    投稿日: 2017.10.17
  • 新装版 顔に降りかかる雨

    新装版 顔に降りかかる雨

    桐野夏生

    講談社文庫

    何回読んでも傑作

    20年以上前に出たオリジナルの文庫本が手元にあるものの、古くなっているし、デジタルで読むのもいいなと思い購入。 ストーリーがわかっているのにこれほど楽しめる作品は稀。二重三重になったからくりが素晴らしくよく出来ている。 まぁ例によって悪人多過ぎ感は否めないが、読んで損はない作品。 ミロシリーズは、これと「水の眠り 灰の夢」の二作が特に良い。

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    投稿日: 2017.09.24