Reader Store
Ikuyamさんのレビュー
いいね!された数0
  • その日暮らしの手帖

    その日暮らしの手帖

    夢枕獏

    徳間書店

    著者のファンなら楽しめる

    随分古い本なので、エッセイの内容は古いが、著者の幅広い趣味のことが書かれており、著者のファンであれば楽しめると思う。釣り、格闘技、登山、歌舞伎のネタが多い

    0
    投稿日: 2021.03.13
  • 葬送のフリーレン(1)

    葬送のフリーレン(1)

    山田鐘人,アベツカサ

    少年サンデー

    万人にお勧めできるファンタジー漫画

    魔王を倒した勇者パーティーのその後からストーリーが始まるファンタジー漫画。エルフは今まで反則っぽくて好きでなかったが、長寿であるがための葛藤が非常に良く描かれており好感が持てた。10年間の勇者一行の足跡を辿る優しいストーリーで、今までになかったタイプで今後の展開が楽しみである。1話ごとに弟子となった人間の女の子が1歳ずつ年を取っていく主人公がエルフならでの設定も気になっている。 万人にお勧めできる漫画です。

    0
    投稿日: 2021.03.13
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

    すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

    森博嗣

    講談社文庫

    今読んでも面白い

    約20年ぶりに再読したが、今読んでも主人公2名のやりとりがなかなか面白い。当時、最新の理系のミステリーだったかもしれないが、今読むとちょっとレトロ感が漂う理系ミステリーである。所々覚えてはいるが、細かい部分は記憶にはなく、当時の印象よりも読みやすい印象があり、人間の記憶って非常に曖昧だなと思ってしまった。VRも現在では小説内の技術以上のものになっており、科学技術の進歩と照らし合わせて読むとより興味深い。

    0
    投稿日: 2020.02.02
  • ゴブリンスレイヤー2

    ゴブリンスレイヤー2

    蝸牛くも,神奈月昇

    GA文庫

    名前を言ってはいけないあの怪物が‥

    第2巻は、本格的なパーティーでのダンジョン探索で、TRPGが好きな人は楽しめると思います。グロさは少し減りましたが、30年以上経っても名前の言えないあの怪物も登場し、高レベルのパーティー並みの激しい戦闘も楽しめますよ。相変わらず人物名称は出てきませんがww

    0
    投稿日: 2018.08.27
  • MM9

    MM9

    山本弘

    創元SF文庫

    リアリティのある怪獣小説

    科学的な考証を加えた本格的な怪獣小説です。ヒーローが活躍するわけではなく、一般の人間が自然災害のような怪獣に孤軍奮闘する様子が非常に楽しめます。あくまでファンタジーではありますが、日常生活の中に描かれる怪獣災害が妙にリアリティがあり、自然破壊がこのまま進んだら、そのうち怪獣が出現するかもなあと思ってしまいます。

    0
    投稿日: 2018.08.13
  • 機巧少女は傷つかない

    機巧少女は傷つかない

    海冬レイジ,るろお

    MF文庫J

    世界観が良いですね

    世界観が非常に面白く、キャラクターたちの掛け合いも楽しくて一気に読めました。いわゆる王道漫画の主人公のような展開ですが、戦闘シーンも多く文章も読みやすいと思いました。各キャラクターの背景もまだわからない部分も多く、続きが気になります。

    0
    投稿日: 2018.08.11
  • ~サイ&ソーサリィ~ 魔法使いは超能力者を殺せるか

    ~サイ&ソーサリィ~ 魔法使いは超能力者を殺せるか

    安道やすみち,合鴨ひろゆき

    講談社ラノベ文庫

    設定は面白い

    魔法使いと超能力者の戦い、いわゆるハリーポッターvs X-メンといった感じでしょうか。設定は結構面白いと思うのですが、キャラクターがいまいち愛せない感じでした。セリフもベタで、あまり親近感も湧かなかったです。各キャラの背景がまだ謎ですので、今後の展開に期待という感じでしょうか。

    0
    投稿日: 2018.08.06
  • ゴブリンスレイヤー

    ゴブリンスレイヤー

    蝸牛くも,神奈月昇

    GA文庫

    結構王道なファンタジー小説

    イラストはちょっと大人が買うには恥ずかしいので、電子書籍で読んだが、本格的なファンタジー小説であった。初期の雑魚キャラであるゴブリンを深く掘り下げた稀有な小説で、作者のTRPG愛が感じられた。ただ、今後もずっとゴブリンで続けていけるのか2巻以降の展開が気になった。この小説は、登場人物に名前がないのだが、種族と職業がわかるように妖精弓手(エルフのレンジャー)、蜥蜴僧侶(リザードマンの僧侶)等表現されており、名前を覚えるのが苦手な私には直感的で読みやすかった。

    0
    投稿日: 2018.03.24
  • ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

    ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

    内藤了

    角川ホラー文庫

    ドラマより面白い

    ドラマと比較して小説のほうがより深く登場人物を掘り下げており、納得感のある結末であった。ドラマはファンタジー感が強くてあまり現実感がない印象であったが、あまり明確に理解できなかった部分が理解でき、結末を知っていても楽しめた。また、小説のほうがより残酷描写が多く、主人公の恋愛も今後の展開が気になる状況で、続きが気になる。

    0
    投稿日: 2018.03.24
  • HUNTER×HUNTER モノクロ版 35

    HUNTER×HUNTER モノクロ版 35

    冨樫義博

    週刊少年ジャンプ

    作者は稀代のストーリーテラーだと思う

    カキン王国の王位争奪戦、各王子達の駆け引きがスリリングで楽しめます。作者は漫画家よりも小説家のほうが向いているのではと思うくらい、稀代のストーリーテラーだと思う。ただ少し設定が複雑すぎるのと登場人物が多すぎて、ストーリー全体を把握するのが少し難しい印象です。最近の小学生はこの漫画理解できるんだろうか?

    0
    投稿日: 2018.03.04