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  • 獣の奏者 I闘蛇編

    獣の奏者 I闘蛇編

    上橋菜穂子

    講談社文庫

    素直に「面白かった!」と答えれれる本です。

    久しぶりに異世界ファンタジーものを読みました。 感想は…?と聞かれると「面白かった!」と素直に答える事でしょう。物語に不思議な魅力がありました。 主人公のエリンが持つ好奇心が「なんでも知りたい」という子供時代の自分と重なり、懐かしくもあり、恥ずかしくもあり…。来月は第2巻にチャレンジします。

    4
    投稿日: 2014.01.30
  • 竹中半兵衛と黒田官兵衛 秀吉に天下を取らせた二人の軍師

    竹中半兵衛と黒田官兵衛 秀吉に天下を取らせた二人の軍師

    嶋津義忠

    PHP文庫

    今年の大河ドラマの予備知識を得るために

    歴史に疎い私は今年の大河ドラマの予備知識を深めるために読みました。 前半は竹中半兵衛の目線が中心で後半は黒田官兵衛が物語の中心に変化していきます。 流れは何となく把握できたので、大河ドラマを見ながらもう一度読もうかなと。 黒田官兵衛について早足で知りたい方にはおススメです。

    0
    投稿日: 2014.01.30
  • アップルのデザイン ジョブズは“究極”をどう生み出したのか

    アップルのデザイン ジョブズは“究極”をどう生み出したのか

    日経デザイン

    日経BP

    アップルとデザインの関係。

     4年前に軽い気持ちで購入した第3世代のiPod touch。デザイン性の高さに惹かれたわけでもなく、「音楽を聴くのが便利になるかな?」ぐらいの購入動機でした。  ところがこれを切っ掛けにiPad、パソコン、Apple TVと立て続けにアップル製品を購入。気がつけばアップル製品に囲まれています。  なぜ、アップルの製品に惹き付けられたのでしょうか?  本書はそんな疑問に答えてくれる手助けになります。  アップルにとってデザインとは単なる製品のカッコよさだけを追求するのではなく、人々のライフスタイルをデザインする事を目指しているのではないかと。そんな事を想像させられた本でした。 

    1
    投稿日: 2013.12.25
  • 物語ること、生きること

    物語ること、生きること

    上橋菜穂子,瀧晴巳

    講談社

    創作意欲が湧いてくる作品です。

    上橋さんの世界の源泉を窺い知れる内容です。 読み進めていくと物語でなくとも「何か」を作り出したくなる衝動に駆られることでしょう。「読んで」「見て」楽しむ側の私も何かを作り出したい!という気持ちにさせられ、上橋さんの熱い思いが伝わってきました。 柔らかく読みやすい内容ですし、上橋さんの作品を読んだ事がない私でも楽しく読ませていただけました。

    2
    投稿日: 2013.12.21
  • なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか? 世界一IQが高い町の「壁なし」思考習慣

    なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか? 世界一IQが高い町の「壁なし」思考習慣

    瀧口範子

    プレジデント社

    ゴミ分別だけでなく、シリコンバレーの人々の暮らしぶりが分かります。

     シリコンバレーでの生活をコラム形式で紹介している本です。テクノロジーに詳しくない私でもちょっと前(2006年から2008年)のシリコンバレーの様子をうかがい知ることができました。  難解な専門用語は出てきませんので、シリコンバレーの日常を知りたい方は読むと参考になると思います。

    2
    投稿日: 2013.11.15
  • そうだったのか! 日本現代史

    そうだったのか! 日本現代史

    池上彰

    集英社文庫

    現代史をわかりやすく解説。

    私が学生だったころはすでに何十年も前の話ですが、歴史の授業で現代史を勉強した記憶はありません。石器時代から明治維新まではきっちりと勉強させられた記憶がありますが大正から昭和にかけての近代史、戦後の現代史はうやむやのまま時間切れで終了といった感じでした。労働問題、公害、学生運動、バブル崩壊…。幾多の試練を乗り越えてきた先人たちに敬意を表しつつも、人間は歴史から学ばない生き物だということを思い知らされました。

    8
    投稿日: 2013.11.04
  • メディアのあり方を変えた 米ハフィントン・ポストの衝撃

    メディアのあり方を変えた 米ハフィントン・ポストの衝撃

    牧野洋

    アスキー新書

    新聞報道の今後は?

    インターネットで速報ニュースが瞬時に共有されるようになった現代、今後のメディアはどうなっていくのでしょうか?本書はハフィントンポストを例にとって今後のメディア(特に新聞報道)のあり方がどのように変わっていくべきかを解説しています。日本のメディアにも一つの事象をもっと掘り下げて、あらゆる角度から検証して報道する会社が現れる事を期待したいですね。

    1
    投稿日: 2013.10.23
  • るろうに剣心―特筆版― 上

    るろうに剣心―特筆版― 上

    和月伸宏

    ジャンプSQ.

    懐かしくなって上下巻とも購入してしまいました。

    設定は同じですが、以前連載されていた内容とは違うストーリーで楽しめました。幕末、維新に興味がなかった私ですが前作を読んだときに興味を持ち、司馬遼太郎さんの作品を手当たり次第に読み込むきっかけを与えてくれた作品です。それにしても武田観柳の狂いっぷりは今見ても新鮮でした。

    2
    投稿日: 2013.10.23
  • スティーブ・ジョブズ(1)

    スティーブ・ジョブズ(1)

    ウォルター・アイザックソン,ヤマザキマリ

    Kiss

    原作本を読んでいても楽しめます。

    原作本をひととおり読んでからこちらの本のページをめくってみました。ジョブズ氏の青春時代の風景、機器が「ああこんな感じだったのか」と。当時のテクノロジーを良く知らない私は原作本を読んだだけではそのイメージを掴めなかったので、本書は助けになります。

    8
    投稿日: 2013.10.15
  • PEACE MAKER 1

    PEACE MAKER 1

    皆川亮二

    ウルトラジャンプ

    静と動の一瞬にこめられた緊張感がすばらしい

    美しい街並みで繰り広げられるガンマン達の決闘に徐々に心を奪われていくことでしょう。銃士たちが引き金を引く瞬間の静と動。銃弾を受け、命を散らしていった者のむなしさと勝者の安心感がひしひしと伝わってきます。先を急ぐことなく、じっくりと時間をかけて楽しみたい作品です。

    1
    投稿日: 2013.10.05