
新しい左翼入門 相克の運動史は超えられるか
松尾匡
講談社現代新書
左翼超入門として
共産党と社会党の違いをまったく理解していなかったと再自覚させられた。 組織構造としては共産党は官僚型、社会党は民主主義型となる。 しかしながら、どうも著者のこじ付けがましいところが減点してしまう
0投稿日: 2013.11.15
天獄と地国
小林泰三
ハヤカワ文庫JA
小林泰三版スパロボ大戦
中盤がオーパーツという巨大兵器同士の戦いが主軸となります。この物語の中で最高場面はここでしたので、後半が一番盛り上がるという展開ではなかったという構成面での問題点はありますが、嵌る人は何度も巨大兵器同士の戦いを見ることとなるでしょう。 ただ、ラストのあれは科学的に正しくてもすべてを投げ出したように見えてしまう。続編を出すつもりがなさそうだし。
0投稿日: 2013.11.14
アンブロークン アロー 戦闘妖精・雪風
神林長平
ハヤカワ文庫JA
観念的過ぎて前2作を読まないとついていけない面もある
戦闘シーンがほとんどなく、観念的な話が続く。ただ、一読しただけでは話についていけず、何度も読むこととなった。 神林作品愛好家や雪風愛好家以外の、たとえば戦闘機モノ好きには正直お勧めできないが、哲学が好きでなおかつ神林作品好きという人は読むべきだろう。 神林さんも還暦ということもあり、次回作が気になる。完結できるのだろうか
2投稿日: 2013.11.14
グッドラック 戦闘妖精・雪風
神林長平
ハヤカワ文庫JA
前作と比べ機械の性能面以上に心理面に重点が置かれている感じがする。
作者がおそらくADHDやアスペルガーといった発達障害の存在を知ったのだろう。零の孤立的な性格がより発展したような、発達障害をイメージしたと思われる人物が二人も話の中に出てくる。 前作は空中戦が主流だったが、近作は心理戦が主流となっている。 自分としてはこちらのほうが好みである。
3投稿日: 2013.11.14
戦闘妖精・雪風(改)
神林長平
ハヤカワ文庫JA
ジャムとの戦争は終わるのだろうか?
最初の作品が1979年だからかれこれ30年以上戦っていることになる。作者のライフワークと言えるだろう。 実際の無人戦闘機は未だ遠隔操作型だし、性能もレシプロ程度で未だ人間が重要だから残念ながら予言としてのSFはあたっていないことになるが、対テロリストという、交渉できない、見えない敵との戦場の主役になりつつあるという意味では当たっている。 神林長平さんも還暦を迎えたのでそろそろ完結を迎えてほしいところです。
4投稿日: 2013.11.14
アルヴ・レズル 機械仕掛けの妖精たち
山口優,彩樹
講談社BOX
ラノベとハードSFの悪いところ取りの感があった
日本SF作家クラブの推薦ということで買った。キャラに魅力を感じず、殆ど同じキャラにしか見えませんでした。この手の表紙でキャラクターの魅力がないといったのは、厳しいであろう。ハードSFとしても中途半端な感があった。アニメが放送されたようなので、それが好きな人なら買ってみてもいいのかもしれません
0投稿日: 2013.11.11
週刊東洋経済 (11月16日号)
東洋経済新報社
東洋経済新報社
たぶん、7割でいけるんだろうが・・・。
海外で英語を用いて仕事をしていた知り合いも類似する英語力だった(大学入試問題は余裕だったが、発音は???)から、この記事には賛同できる。実際、わざわざ疑問形にしなくても、発音の最後に上にあげるように発音すればクエスチョンの意味になることはわかる。実際、大学卒業者ならある程度英語は喋れるだろう。ただ、問題は喋ることへのプレッシャーであろう。私も恥ずかしい思いをしたことがあるし、前述の英語で仕事をした知り合いはどちらかというと度胸があったからうまく行ったと言える。
1投稿日: 2013.11.11
インテリジェンス人生相談 復興編
佐藤優
SPA!BOOKS
アドバイスになるかは疑問だが、文章としては面白い
極めて特殊な経歴の人物なので、どれほど当てになるかは定かではありませんが、文章としては面白く読めました。女性が大金を手にしたい場合の方法には笑いましたw
1投稿日: 2013.11.11
週刊アスキー 2013年 11/12号
週刊アスキー編集部
週刊アスキー
ひみつのアンドロイド花劇団の新連載
docomoからもiPhoneが出ることが契機になったのか新タイトルでのスタートとなりました。 自分としては中華系やそれを輸入し、日本で調整したような安価バージョンはまだまだやっていけると思いますが、ハイエンド機種のandroidの先は暗いのではないかと心配になってきていますがどうなることでしょうか。
0投稿日: 2013.11.09
ONE PIECE モノクロ版 71
尾田栄一郎
週刊少年ジャンプ
随分かわったという印象を持つ
白ひげ以来離れていたが、2部以降の流れをwikipediaで把握した後に、最新刊を買ってみた。 はっきり言って全盛期は過ぎたんだろうなという感じは否めなかった。 そろそろ終盤(という認識です)になると思うけど、どう作者はまとめるのか?
3投稿日: 2013.11.08
