hokutaroさんのレビュー
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10
このユーザーのレビュー
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非常識マラソンメソッド
岩本能史 / SBクリエイティブ
取捨選択しましょう。
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万人に合う走法、練習法は無いと思うので、自分に合ったものを選ぶために様々な情報を取り入れるのはいいことだと思います。
少々古い本なので内容的な目新しさはありません。ミドルフットとビルドアップとLSDを…実例をあげて説明しています。あとその他いろいろ。
私は自己流走法でずっと走っていて足の痛みに悩まされていましたが、最近はやりのフォアフット寄りに走法を変えてから痛みは出ずに調子がいいです。悩みがある方は色々試してみてもいいのでは。 続きを読む投稿日:2013.11.10
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世界から猫が消えたなら
川村元気 / マガジンハウス
自分がいるから世界があるのか?世界があるから自分があるのか?
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題名と表紙から詩的な文章を想像していましたが、いまどきの若い人が書くような文でした。悪い意味ではありません。
自分がいるから世界があるのか?世界があるから自分があるのか?自分がいない世界は?大事なもの…が世の中から消えてまで生きている価値があるのか?
人類が永遠に持ち続ける命題をポップに小説化した作品です。
でもやっぱ文庫化してからでいいかな。 続きを読む投稿日:2013.11.10
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宇宙兄弟(22)
小山宙哉 / モーニング
作者は人物の描き分けがとても上手い。
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第一巻はレビューが多いので、最新巻のこちらで作品全体としての感想を書きます。
まず特筆すべきは人物の描写に重なりがないので感情移入しやすいです。基本は同じ顔に髪の毛やひげ、眼鏡などで人物を描き分けるこ…とが少なからずあるのですが、この作品に登場する人物はほとんど違う顔をしています。同じ顔の人が多くなってくると少々引き気味になってきますが、宇宙兄弟ではまだそんなことはありません。大したものだと思います。
次に言いたいのは、「みんないい人」です。一見取っつきにくかったり、意地悪そうに思われる人も実はいい人、熱い思いを持っている人で嫌な気分になることはありません。ちょっと現実離れしているかもしれませんが、現実では無いので良しとします。すがすがしい気分になれます。
最後にですが、作品は最近週刊モーニングでは隔週の連載になり展開がゆっくりになっており、連載長期化の予感がします。終わってしまうのは寂しいですが、意味のない引き延ばしをし、間延びして中身が薄くなるのもつらい。そろそろ終わりに向けた展開で、30巻くらいで終わっていいのではないでしょうか。 続きを読む投稿日:2013.11.10
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騎手の一分 競馬界の真実
藤田伸二 / 講談社現代新書
暴露本?
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伸二君はテレビのトーク番組などにもたまに出ていますが、やんちゃ少年がそのまま大人になった感じ。自分でも言ってますが狭い競馬界である程度実績を残すとこうなるのかな。地方競馬はどんどん解散。中央も売り上げ…は減少。この先競馬界はどうなるのやら。彼の思いが伝わり発展すればよいのだが。
内容は彼の不満が中心。軽く読めてまあ面白いです。 続きを読む投稿日:2013.09.28