
狼と香辛料
支倉凍砂,文倉十
電撃文庫
知人に薦められて
舞台は中世ヨーロッパのような感じで、主人公は商人。複数の通貨と商人同士の騙し合いや駆け引き、旅の途中で拾った狼少女の目的と知恵。主人公である行商人と狼少女の旅を描いた小説です。 細かいとこは抜きにして騙されたと思ってまずはお手に取ってみてください。そこに広がる風景や匂いを想像できたならきっと気に入る筈です。
0投稿日: 2016.03.09この恋と、その未来。1 -一年目 春-
森橋ビンゴ,Nardack
ファミ通文庫
興味深い
広島に新設された全寮制の学校に逃げるようにして入学した主人公、ルームメイトは性同一性障害。性同一性障害にそれほどの知識もない自分が読んで自分だったらどうするのか?などと重ね合わせて読んでいました。今はまだ2巻の途中ですが多感な時期の少年少女の生き生きとした様や悩み、BLやゲイではなく主人公は彼(彼女)のどこに惹かれているのだろう?等と真剣に悩む姿をこの目で追いかけたい作品です。
0投稿日: 2016.03.09トラブルカフェ! (1)
丹沢恵
バンブーコミックス 4コマセレクション
ほとんど書籍説明で書いちゃっている通り
昨今こんなカフェが身近にあったら常連になりたいと思ったりするような漫画です。 各キャラクターもしっかりしているし、読んでるとつい吹きだしてしまうことも。 巻によって違いますがちょっとした豆知識も書かれています。知名度がどれくらいの漫画なのか僕は知りませんがもっと知られていてもいい作品だと思います。
1投稿日: 2015.10.10ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア
大森藤ノ,はいむらきよたか,ヤスダスズヒト
GA文庫
あの時アイズ=バレンシュタインは・・・
他の方のレビューにも在るとおりアイズ視点の外伝となっています。 本編では書ききれなかった主人公及びロキファミリアの面々の姿や ベルが初めてミノタウロスに遭遇するまでの経緯。ロキファミリア 所属の中堅エルフの葛藤と成長等読んでいて楽しかったです。
1投稿日: 2015.07.13ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
大森藤ノ,ヤスダスズヒト
GA文庫
改めて読み直して
身寄りを亡くした農家出身の純粋な少年が(お爺さんの一部の教育はどうかと思うが) 迷宮都市オラリオで、ある冒険者を目標にして成長してゆく物語です。 舞台は迷宮を中心に栄えていったと思われる「迷宮都市オラリオ」。一定時間を過ぎる とダンジョンの壁からモンスターが復活し、この迷宮に蓋をしているのが中央に聳え立 つバベルという名の大きな塔。 神々は暇つぶしの為に地上へ降り、ここでは能力を封じ人と同じような生活をしている。 神々は「ファミリア」を作り神の恩恵(LVアップ作業等)を与える代わりにファミリア に所属している者達が神の生活を支えている。 主人公はあるスキルのために急成長して行きます(とはいえ最初から強い訳ではなく成長 が著しく早い)ファミリア、冒険者ギルド、能力の更新等面白い点があると思います。 憧憬がキーとなり、人柄の良さと真っ直ぐな気持ちが周りの人を惹きつけていくそんな 主人公を応援したくなる作品です。
0投稿日: 2015.05.27うる星やつら 〔新装版〕(1)
高橋留美子
少年サンデー
当時を懐かしく思える作品
今期アニメ境界のRINNEを描いた高橋先生の作品です。 内容はコメディ作品で他の内容は書籍説明に譲ります、 新装版は解説等が追加されています。 まだ表現規制がゆるかった昭和の時代に描かれているため、 色々な意味で自由奔放に個性的なキャラが描かれています。 他の方のレビューにも在るとおり1話独立形式です。 話が少し戻りますがキャラクターの数がめちゃくちゃ多いです、 主人公の住む友引商店街だけでも名前のあるキャラクターが両手 で数え切れません。そこに宇宙人であるラムの友人、知人達、さ らに1話しか出てこないキャラクターもキャラが立っていて面い です。日常の中の非日常コメディーうる星やつら 80年代の少年サンデーを支えた1作品です、昔読んだ方も 初めて目にする方にもオススメです。
0投稿日: 2015.04.23ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
聴猫芝居,Hisasi
電撃文庫
6巻まで読んでみて
ネカマに告白したトラウマを持つ主人公、ネトゲの旦那様がリアルの旦那様と思い込む少女、ネトゲはオタク要素があると(思い込んでる)秘密にしてるクラスメートの女子、課金至上主義の先輩、後の現代通信電子遊戯部員らが織り成すどたばた学園青春コメディ。 複数のネトゲのネタを持ち込んでるので、知ってる人は元ネタはこれかな?と楽しめる要素もあり、個人的には好きな作品です (例)結婚システム 戦闘システム(じゃんけんシステム) 初心者の戦闘訓練は狼 マ〇ノギかな?(僕自身は5つくらいしかMMOした事ないので他にもあるかもしれません) ネットと現実を混同して考えるヒロインを巡って色々な事が起きるのですが結構笑わせていただきました、気楽に読めましたし。 初めてこの作品に出会ったのはニコニコにある短い特別編がきっかけでした。
1投稿日: 2015.04.16攻殻機動隊ARISE ~眠らない眼の男 Sleepless Eye~(1)
藤咲淳一,大山タクミ
月刊ヤングマガジン
正直
あんまり期待していませんでした、ARISEはアニメもまだ見てなかったし、攻殻機動隊自体は士郎正宗先生の作品が好きで読んでいて、だけど心のどこかで士郎先生じゃないのか・・・じゃあいいかって感じで敬遠していました、読んでみると結構引き込まれて。続巻も購入健闘しています。
0投稿日: 2015.03.31