
ハイキュー!! 17
古舘春一
週刊少年ジャンプ
ととと取り急ぎ
本編のレビューは省きます。←おいコラ 他の方も書かれております番外編。 番外編ついてるんだラッキー☆なんて思ってたら大間違いでした。 なんと12ページもあるじゃないですか! ラッキーどころの話じゃないですわ!内容も濃いし! これもう青城(特に3年)好きな人には読んでもらいたいです。 番外編読んでからの17巻読み返しは涙腺決壊注意報ですよ!
1投稿日: 2015.08.09
夜の床屋
沢村浩輔
東京創元社
解説読んで驚いた
前情報無しのジャケ買いだったから、なおさら驚いた。 短編集を読む際、どの話が既出でどの話が書き下ろしかを今まであまり気にしていなかった自分が恥ずかしい。 そして、解説を読んでそれを知ってしまったからにはそこに驚かずにはいられない。 静かでやわらかで少し不思議な雰囲気はタイトルや表紙のイメージ通り。個人的にストライク。 ただ、あえて客観的な視点でひとつ忠告するのならば。 この本、本格推理ミステリーという視点で読むと、違和感や物足りなさがあるかもしれない。 決して謎がないのではないし、謎解きが面白くないわけでもない。 この本の主軸は、謎を解き明かすところではなくもっと別のところにあるのだと思う。 ハンパない構成力。恋に落ちそうだ。
0投稿日: 2015.05.30
ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 1
ハシモト,松駒
MFコミックス ジーンシリーズ
私もニーチェ先生に蔑まれたい
twitterの内容等一切知らない状態で本屋で帯&ジャケ買い。 手元に実物の本があるにも関わらず常に持ち歩いていたくて電子書籍でも購入。 つまりは、同じ本を、2冊。 ”ニーチェ先生”とは深夜のコンビニで「お客様は神様だろうが!」と激昂する客に「神は死んだ」と言い放った新人バイトのこと。 人を人と思わない彼の言動一つ一つが非常に興味深くて、結構ひどいこと言っているのに妙に共感・納得できたりもして。 おそらく基本は1つぶやき=1ページ構成なのかなと思われますが、ニーチェ先生のことだけでなく松駒さんご本人や 先輩、店長、幼馴染みのエピソードも綴られています。内容もブラックなものから心温まるものまで様々です。 日々の出来事をエンタメ性溢れる表現に昇華できる感性って素晴らしいなと思いました。
8投稿日: 2014.05.17
ハイキュー!! 7
古舘春一
週刊少年ジャンプ
菅原好き必見。
腐らないで続けてきた努力が実を結ぶ。 よかったね菅原、この巻のキーパーソンはお前だよ! 化学変化は、どこでどう起こるかわからない。 中学の及川におきた心境の変化は、岩泉が起こした化学変化なんだろうなと思います。 もうどっちのチームを応援していいかわからなくなってきました・・・
2投稿日: 2014.04.19
ハイキュー!! 6
古舘春一
週刊少年ジャンプ
vs伊達工、決着。
そして翌日の相手はシード校、青葉城西。 チャラチャラでスマートでカッコイイ及川だけでなく、したたかで努力家でひたむきな及川も見ていただきたいです。 試合シーンが続きますが、単調な感じがないです。かといって目まぐるしくて見づらいわけでもない。 おそらく構図とかにものすごく配慮されているんだろうなって思います。 茂庭キャプテンは本当にいい仕事しますね!ちょっと泣きそうになりました。 あ、あと田中はもっとモテるべきだと思います。
2投稿日: 2014.04.19
もしもし、還る。
白河三兎
集英社文庫
大人向け、暗め。だけど面白い。
昨年ダ・ヴィンチのプラチナ本と紹介されていてずっと興味を持っていた本です。 抗えない何かに巻き込まれながらも最善を模索しようとする主人公。 電話ボックスの中にいる現在と、主人公の思い出(過去)が交錯し、離れ、また交わる。 いくつかの有名なパラドックスが登場し、物語が展開するうえで重要な役割を果たします。 個人的にこういう伏線貼りまくり計算しまくりの構成は大好物です。 主人公や他の登場人物の持つ性格のせいか全体的に低めのトーンで、結構ディープな話も淡々と語られていきます。 最終的に最善の選択をしたはずの結末も決してGOODENDという感じではないのですが、 それでも私の読後に残ったのは不快感ではなく奇妙な満足感でした。
5投稿日: 2014.04.05
ハイキュー!! 5
古舘春一
週刊少年ジャンプ
IH!予選!!
今までの練習試合と違って、ここから先は、負けたら、終わり。 でも、負けるチームにも、それぞれドラマがあるんです。 そう、烏野がかつて、敗者だったように。 3ヶ月前にストレート負けした記憶も新しい伊達工業と同じブロックになってしまった烏野。 かつては屈した「伊達の鉄壁」を乗り越えることはできるのか? もう飛べない烏とは言わせない。音駒との練習試合で得た経験を武器に、飛べ、烏野! この巻、試合ではないところで澤村キャプテンのいい男っぷりが地味に垣間見えてます。 派手さはないけど包容力と安定感のある男。いいですね、うん。 伊達工業のキャラもいい感じ。無口な大男青根に軽口で生意気な二口、 気苦労絶えない茂庭キャプテンと単純ガテン系鎌先。彼らが主軸のスピンオフとかいつか出ないかなー。
6投稿日: 2014.04.04
ハイキュー!! 4
古舘春一
週刊少年ジャンプ
ライバル、登場。
東京から遠征してきた音駒高校との練習試合に挑む烏野バレー部。 シニカルな笑顔がよく似合う性格悪そうな(←いい意味で)黒尾や引きこもり系頭脳派セッター狐爪をはじめとする音駒の個性的な面々が、 できたてほやほや烏野新チームをじわじわと苦しめる。ついに唯一の武器である速攻を封じられた日向…どうする!? 拮抗した能力のライバルがいるとお互いにいい影響を与えあったりするもんねなんて思わせつつ、 あっという間にGW合宿編が終了し、次巻からIH予選編へ! 音駒チームが試合前に円陣?を組んで言っていた合言葉 「俺たちは血液だ 滞りなく流れろ 酸素を回せ ”脳”が正常に働くために」 このセリフが最初に登場したとき、気合を入れるというよりも祈りのような儀式のような雰囲気に軽く鳥肌が立ち、 このセリフを彼らが体現しているシーンで二回目に登場したときはああ、こういうことかと涙目になり、 後日カラーページで彼らのユニフォームが赤だと知った時にはなんだかむしろ悔しくなりました。 この巻のあるシーンで「笑った」ではなく「嗤った」でもなく「わらった」と表記するこの人の作品の言葉が本当に好きです。
5投稿日: 2014.04.04
ハイキュー!! 3
古舘春一
週刊少年ジャンプ
烏野キャラ集結
2巻のレビューで「噂の・・・?」と書いて存在を濁した西谷が、堂々表紙をかざっていました(笑) 表紙は彼に独占されていますが、この巻では続々と烏野サイドに重要な新キャラ登場です。 西谷と菅原からとつとつと語られる烏野バレー部の苦い過去。 それはエース東峰だけでなく彼らの心にもまとわりつき離れない、思い出にするにはまだ生々しい傷。 鵜飼というコーチを迎えたことで行われた町内会チームとの練習試合、成り行きで参加することになった東峰への皆の反応は・・・? 折れたモップのエピソードがここで補完され、ついに烏野メンバー集結! 町内会バレーチームとの混成練習試合で様々な思いや悩みを心に秘めながらも 生き生きとコート内を動き回る彼らを見て、わくわくしない訳が無い。 そして次巻はカラスの宿敵、ネコ登場。
4投稿日: 2014.02.11
ハイキュー!! 2
古舘春一
週刊少年ジャンプ
ふつふつと、化学変化中。
3対3を終え、無事に入部届けを受理された日向と影山。 息つく間もなく県内4強、青葉城西高校との練習試合に突入します。 影山の元チームメイトや先輩がたくさんいる青葉城西ですが、ネックは影山ではなく緊張しまくりの日向!? そんな日向にしびれを切らした田中センパイの説教が個人的にツボ。そして素人顧問・武田先生の試合後の講評が・・・格好よすぎる。 最終セットの最後の最後にちらりと出てきただけなのに圧倒的存在感をグイグイ押し付けてくる青城大王様及川。 自主練中、影山の凶悪サーブを飛び入りで軽やかにレシーブしたのは噂の・・・? 魅力的な新キャラ、まだまだ増えます!
5投稿日: 2014.02.11
