ツナさんのレビュー
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64
このユーザーのレビュー
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ハイキュー!! 1
古舘春一 / 週刊少年ジャンプ
元気を分けてもらえちゃう感じ
9
抜群の運動神経を持っていながら部員が足りず満足な部活動をすることができなかったほぼ素人の日向と、
抜群の才能を持ち強豪校に在籍するもほかの部員と足並みが揃わず満足な結果を残すことができなかった影山。
…因縁を引きずった二人の烏野バレー部生活が今ここに始まる・・・と思ったら早速体育館出入り禁止とか大丈夫なの主人公たち!?
内容は結構正統派です。テニスの王子様的なものすんごい必殺技とかは、ありません(笑)
でもそれなりに現実味のある特技や攻撃パターン、頭脳や信頼を武器に、少年たちがコート場で敵味方関係なく活躍します。
ルール説明とかさりげなく入れてくれるからバレー素人でも問題ないです。読んでいくうちに自然と覚えてしまいます。
むしろ影山の引き立て役&ルール説明係としか思えない笑顔の素敵な菅原先輩が愛おしくてもう(菅原先輩は7巻で活躍します!)
この巻ではまだ烏野バレー部員の一部しか登場しませんが、他のキャラやライバルキャラひとりひとりが個性的で魅力的。
性格の善し悪しはあるけれど、みんなポジティブで一生懸命で応援したくなります。
あと魅力的と言えばセリフ回し。小説や詩を読んでいるかのような冒頭モノローグは鳥肌ものでした。是非、ひきこまれて欲しいです。 続きを読む投稿日:2013.10.07
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ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 1
ハシモト, 松駒 / MFコミックス ジーンシリーズ
私もニーチェ先生に蔑まれたい
8
twitterの内容等一切知らない状態で本屋で帯&ジャケ買い。
手元に実物の本があるにも関わらず常に持ち歩いていたくて電子書籍でも購入。
つまりは、同じ本を、2冊。
”ニーチェ先生”とは深夜のコンビ…ニで「お客様は神様だろうが!」と激昂する客に「神は死んだ」と言い放った新人バイトのこと。
人を人と思わない彼の言動一つ一つが非常に興味深くて、結構ひどいこと言っているのに妙に共感・納得できたりもして。
おそらく基本は1つぶやき=1ページ構成なのかなと思われますが、ニーチェ先生のことだけでなく松駒さんご本人や
先輩、店長、幼馴染みのエピソードも綴られています。内容もブラックなものから心温まるものまで様々です。
日々の出来事をエンタメ性溢れる表現に昇華できる感性って素晴らしいなと思いました。 続きを読む投稿日:2014.05.17
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となりの関くん 1
森繁拓真 / MFコミックス フラッパーシリーズ
優しい笑いを誘うマンガ
7
ただただ関くんが、全力をもって、遊びます。ただし、授業中に。
奔放に我が道を突き進む関くんを見ていると、私ももっと自由に楽しく生きてもいいんじゃないかしらと思わずにはいられません(笑)
誰かを馬鹿にし…ようとか貶ようとかそういうこととは無縁で平和で温かい彼らの日常は大人の方にこそ読んで欲しいです。
一話完結なので一巻だけの購入でも楽しめると思います。
私は一巻では終われませんでしたが・・・。
続きを読む投稿日:2013.12.29
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ハイキュー!! 5
古舘春一 / 週刊少年ジャンプ
IH!予選!!
6
今までの練習試合と違って、ここから先は、負けたら、終わり。
でも、負けるチームにも、それぞれドラマがあるんです。
そう、烏野がかつて、敗者だったように。
3ヶ月前にストレート負けした記憶も新しい伊達工…業と同じブロックになってしまった烏野。
かつては屈した「伊達の鉄壁」を乗り越えることはできるのか?
もう飛べない烏とは言わせない。音駒との練習試合で得た経験を武器に、飛べ、烏野!
この巻、試合ではないところで澤村キャプテンのいい男っぷりが地味に垣間見えてます。
派手さはないけど包容力と安定感のある男。いいですね、うん。
伊達工業のキャラもいい感じ。無口な大男青根に軽口で生意気な二口、
気苦労絶えない茂庭キャプテンと単純ガテン系鎌先。彼らが主軸のスピンオフとかいつか出ないかなー。 続きを読む投稿日:2014.04.04
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ハイキュー!! 4
古舘春一 / 週刊少年ジャンプ
ライバル、登場。
5
東京から遠征してきた音駒高校との練習試合に挑む烏野バレー部。
シニカルな笑顔がよく似合う性格悪そうな(←いい意味で)黒尾や引きこもり系頭脳派セッター狐爪をはじめとする音駒の個性的な面々が、
できたてほ…やほや烏野新チームをじわじわと苦しめる。ついに唯一の武器である速攻を封じられた日向…どうする!?
拮抗した能力のライバルがいるとお互いにいい影響を与えあったりするもんねなんて思わせつつ、
あっという間にGW合宿編が終了し、次巻からIH予選編へ!
音駒チームが試合前に円陣?を組んで言っていた合言葉
「俺たちは血液だ 滞りなく流れろ 酸素を回せ ”脳”が正常に働くために」
このセリフが最初に登場したとき、気合を入れるというよりも祈りのような儀式のような雰囲気に軽く鳥肌が立ち、
このセリフを彼らが体現しているシーンで二回目に登場したときはああ、こういうことかと涙目になり、
後日カラーページで彼らのユニフォームが赤だと知った時にはなんだかむしろ悔しくなりました。
この巻のあるシーンで「笑った」ではなく「嗤った」でもなく「わらった」と表記するこの人の作品の言葉が本当に好きです。 続きを読む投稿日:2014.04.04
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ハイキュー!! 2
古舘春一 / 週刊少年ジャンプ
ふつふつと、化学変化中。
5
3対3を終え、無事に入部届けを受理された日向と影山。
息つく間もなく県内4強、青葉城西高校との練習試合に突入します。
影山の元チームメイトや先輩がたくさんいる青葉城西ですが、ネックは影山ではなく緊張し…まくりの日向!?
そんな日向にしびれを切らした田中センパイの説教が個人的にツボ。そして素人顧問・武田先生の試合後の講評が・・・格好よすぎる。
最終セットの最後の最後にちらりと出てきただけなのに圧倒的存在感をグイグイ押し付けてくる青城大王様及川。
自主練中、影山の凶悪サーブを飛び入りで軽やかにレシーブしたのは噂の・・・?
魅力的な新キャラ、まだまだ増えます! 続きを読む投稿日:2014.02.11