
イニシエーション・ラブ
乾くるみ
文春文庫
仕掛けは面白い
内容は薄いけれど、仕掛けは面白い。 読みやすいので、さらっと最後までいって、ほほう、って感じ。 内容についての感想としては、ちょっと自分のイニシエーション・ラブについて振り返ったりして、懐かしい気分になりました。 気になっているなら読んでみることをお勧めします。 気軽に読めて、損はしない本だと思います。
2投稿日: 2015.01.14
ベイビーステップ(1)
勝木光
週刊少年マガジン
誰が読んでも、きっと面白い
現実的に考えたら無茶っぽいんだけれど、理論的に緻密に積み上げて目標に向かっていく姿が、無茶を可能にできるように思えて、応援したくなり、感情移入する。 実際、リアルなスポーツの世界でも競技をはじめて極短期間でトップに上り詰める選手がいるけれど、きっと、こういうことなのかな、と思う。 明確な目標設定、そこから逆算した計画、そしてそれをひとつずつクリアしていく、真面目さ、情熱、こういうことが不可能を可能にする。納得できる。 スポーツって、いいなー、と心底思う。 絵も綺麗だし、優しい穏やかな恋愛や、人と人とのつながりが温かく、テニス以外の部分も好感度が高い。 ともかく、万人が楽しめる作品だと思う。
6投稿日: 2014.04.01
惡の華(10)
押見修造
別冊少年マガジン
ついに
ほんとうに、面白い。 青春って、こういうものだ。 ほろ苦いとか、甘酸っぱいとか、そういうのじゃなく、こういうの。 苦しい、無駄に苦しい。 それと、この主人公のように、うじうじ面倒で実はナルシスト男がモテるのは、不条理に見えて真理だ。 次巻が気になる。 常磐さん、頑張れ。
3投稿日: 2014.01.08
週刊アスキー 2013年 11/26号
週刊アスキー編集部
週刊アスキー
ソニー記事を期待して
ソニーの記事を期待して買いました。 私はソニー好きなので、既に知っていることばかりで、特に新しい情報は無かったけれど、最近のソニーについてのまとめ。 そして、最近のソニーに勢いが戻ってきたな、と。 やっぱり、xperiaZを持っているのに、Z1が欲しくなってしまう。
1投稿日: 2013.11.15
君は淫らな僕の女王
岡本倫,横槍メンゴ
週刊ヤングジャンプ
純愛モノ、ではある
非常にいやらしいけれど、爽やかさがある。 非現実に性欲が強すぎるヒロインは、なぜだか清純さがある。 エロいばかりでなく、単純に漫画としてハイレベルで買って損はないです。 読み返して、ふと思った盧だけれど、368円って安いな。
8投稿日: 2013.11.14
週刊ダイヤモンド (11/16号)
ダイヤモンド社
ダイヤモンド社
読みごたえあり
週間ダイヤモンドの記事は、いつも読みごたえがありますが、今号は特に興味深く、楽しめました。 サムソンの特集は面白おかしく書きすぎな気もしますが、おかげで楽しく読めますし、特集以外の記事もハズレがないです。 ダイヤモンドは、やっぱり数字を使うのが上手ですね。まやかしかも知れませんが、納得させられます。 今号は特に値段相応の価値があります。 それと、私はxperiaZで読んでいますが、電子書籍だとカラーページがとてもキレイです。
6投稿日: 2013.11.11
ソニーの「B面」 知られざる黒子事業(週刊ダイヤモンド 特集BOOKS(Vol.6))
後藤直義,藤田章夫
週刊ダイヤモンド特集BOOKS
ソニーだから
ソニーはソニーらしさを失ったと言われることがあるが、ソニーはやっぱりソニーだ。 ただ、褒められるのが、きっと好きじゃない。 だから、Suicaとかの電子マネーカードを剥いたら、みんなソニーだったとしても、そんなことはアピールしない。 どういうわけか、最先端な製品を次々に発表しているのに、開発力を失ったといわれる。 すぐに利益になりそうもないPS4とか、無茶なレンズ型カメラとか、十分にソニーらしい。 そういえば、電子書籍もソニーは20年くらい前からやっていたど流行らなくて、一度消えて復活したんだった。 クリエなんかはスマホやタブレットの原型だろうけど、世の中に出るのが早すぎた。 ソニーは今だって挑戦してる。 やっぱりソニーだから。 と、この本の感想を書いてなかったけれど、この本からも、ソニーのらしさがうかがえる。
2投稿日: 2013.10.10
マンチュリアン・リポート
浅田次郎
講談社文庫
やっぱり、チュンルが気になる
昴シリーズ。 春児が少ししか出てこないけど、気になる。 前作で主人公だった張作りんが殺された事件の真相に迫る。 龍玉の行方も気になるところ。
1投稿日: 2013.09.25
ふしぎなキリスト教
橋爪大三郎,大澤真幸
講談社現代新書
キリスト教はややこしい
かなり興味深かった。 これまで感じていたキリスト教の不可解さの回答が多くあった。 でもやっぱり、キリスト教は理解できない。 矛盾だらけなのに、それを受け入れて信じる人たちを理解できない。 それは自分が日本人だからなのか。
6投稿日: 2013.09.25
シャングリ・ラ 上
池上永一
角川文庫
なんか、パワーがある
漫画的なストーリー。先が読めないというか、無茶な展開がつづく。 作者はストーリーがどんどん湧き上がるんだけど、それがしっかり書けていない、でもいいや、うりゃ! って感じ。 それが、面白い。
9投稿日: 2013.09.25
