kenさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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一の悲劇
法月綸太郎 / 祥伝社文庫
ひねりすぎ?
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前半の、スピード感はハラハラ、ドキドキまさしく紋切型表現的感覚(笑)。二転三転で最後は残りのページ数から犯人像がうかがい知れて、ビックリ感がいまいち・・・。ですが、面白いことには間違いないです!
投稿日:2013.12.15
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コールドゲーム
荻原浩 / 新潮文庫
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まほろ駅前多田便利軒
三浦しをん / 文春文庫
面白い。楽しめる。再読しても飽きない。
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単純に町田市民として嬉しい。リアルな世界観が描写できるところが強みか。とはいえ、町田をまったくご存じない方々の、浮かぶ描写もできることなら見てみたい。内容的には、時々読み返したい何気ない文章が散りばめ…られ、それは読んだ人それぞれ違うんだあろうけれど、心に静かに沈着していくのが感じられる作品。 続きを読む
投稿日:2014.07.25
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まほろ駅前多田便利軒 3巻
山田ユギ, 三浦しをん / メロディ
待ち侘びました!第3巻
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ほんと、2巻で止っているのかと思いました(笑)。内容的にも原作の佳境となっていくエピソードで楽しみにしていたんで嬉しい限りです。少しずつ、多田と行天の過去が語られ、本作での主要な人物と重なり合って物語…により深みが増していきます。彼らの人間性に触れられ、気が付けばまほろワールドの住人になりつつあるのです。小説、映画、ドラマそしてコミック。それぞれのまほろワールドを比べられるのも楽しいですね~♪ 続きを読む
投稿日:2014.11.03
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『週プロ』黄金期 熱狂とその正体 活字プロレスとは何だったのか?
俺たちのプロレス編集部 / 双葉社
熱量に浮かれていた1人
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そうだったのか。やはり、あの頃の週刊プロレスは「麻薬」だったのか。ある意味今ではブラック企業の何者でもない、コンプラなどの概念が存在しない、あの時代に、これだけの情熱と欲望をプロレスというジャンルに注…ぎ込んでいた人たちと、それを支持する人たち(自分もその1人)がいたからこそ成立したんだと。同時期に立花隆が「プロレスというものは、品性と知性と感性が同時に低レベルにある人だけが熱中できる低劣なゲーム」と述べていたのはあまりに偶然であろうか。 続きを読む
投稿日:2022.06.25
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テレビはプロレスから始まった 全日本プロレス中継を作ったテレビマンたち
福留崇広 / イースト・プレス
文句ない傑作
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著者の作品を初めて読みましたが、緻密な文章構成、綿密な取材に脱帽、読後感の残る傑作でした。思うに著者と小生は同年代でありほぼ同じ感性でプロレスに接してきたと思い、故に取材相手に対しまるで自分自身が聞い…てみたいという内容を掘り下げている点が、はまった要因かと思います。
個人的には、倉持、若林、福澤三氏へのインタビューが興味深い。それぞれの人間(じんかん)距離が文面から汲み取ることができ、それがまたプロレス的感性をくすぐる、と言えますでしょうか。それにしてもプロレスは他に比類なきジャンル。当のプロレスラーが登場せずとも、関係者の名前が共通ワードとして多数の人々に理解でき、時を過ぎてもなお楽しめるのだから。 続きを読む投稿日:2023.02.25