
どんな病気でも後悔しない死に方
大津秀一
角川SSC新書
どんな病気でも後悔しない死に方
タイトルだけ見るととてつもない本なのかと思われるが、人間にとってどのような死に方があるのか考えさせられる本である。 QUALITY OF LIFEを優先した死に方とは?自分のことを考えてもこの後どう生きていけばいいのかそれこそどのように死んでいけばいいのかを考えさせられる。この本を参考に将来の死に方、生き方を考えてみてはいかがだろう。
2投稿日: 2015.07.06
ボーダー ヒート アイランドIV
垣根涼介
文春文庫
ボーダー
久しぶりに垣根涼介のヒートアイランド続編読みました。相変わらずあきさせないストーリー一気に読んでしまいました。次の続編楽しみです。
0投稿日: 2014.09.17
舟を編む
三浦しをん
光文社文庫
舟を編む
題名だけ見た時には海洋小説かと思い解説を見て辞典を編集する物語だとわかりました。 それでも少し堅苦しい小説かと思ったのですが読み始めると主人公 馬締光也のとぼけたキャラクターが面白く最後まで一気に読みきりました。最後には老学者の泣ける話もあり堅苦しさのない話に惹かれました。
2投稿日: 2014.09.15
侍
遠藤周作
新潮社
侍
メキシコとの貿易を開始するため使節団としてローマにまで行かされた侍。さまざまの政治的駆け引きのある中やっとの事ローマ法王と会うことができたがその頃には日本の状況が変わりキリスト禁教令が出されていた。べラスコスの野望のために振り回された侍達。あきらめの境地。 宗教とは何なのか考えさせられた。特に政としての宗教にはどうしてという疑問がわいてくる。
0投稿日: 2014.09.08
夢見通りの人々
宮本輝
新潮社
夢見通りの人々
自作の詩の自費出版を目指しもくもくと仕事に励む里見春太を中心に大阪夢見通リ商店街に住む数々の人々の人生模様。元やくざの肉屋の兄弟。昔は単純明快なやくざがいたような気がする。またやさしかったような気もする。人生のさまざまを書き記した書何かのほほんとした雰囲気がある。
0投稿日: 2014.09.08
月光の東
宮本輝
新潮社
月光の東
貧しい家庭に育った塔谷米花の生き様が彼女を愛した人たちから語られる。米花自体はほんの少ししか実際の姿は現れないが彼女の半生を他者の目で見た語りで明らかになる。見方はいろいろあるが何か一本芯の通った生き様は人生を考えさせられる。
0投稿日: 2014.09.03
海の底
有川浩
角川文庫
海の底
突如現れた巨大ザリガニ。潜水艦”きりしお”に閉じ込められた子供たち。 設定は軽い空想の世界のようであるが実際に自衛隊は国を守れるのかという厳しい命題を与えられたようで考えさせられる。ストーリー自体は恋あり冒険有の面白いストリーになっているが何か日本の将来が見えているようで背筋がぞっとする。 軽くて重い命題を突き付けられたよう。
0投稿日: 2014.08.29
新装版 柳生非情剣
隆慶一郎
講談社文庫
柳生非情剣
柳生一族の歴史を見た気がして面白かったです。徳川将軍家との関係特に家光と柳生新次郎との関係が面白かった。大名を目指した柳生家の生き様隆 慶一郎をとうして堪能してください。
1投稿日: 2014.08.27
地のはてから(上)
乃南アサ
講談社文庫
知床ー地の果て
福島県からやってきたか開拓移民の少女とわの目をとうし厳しい現実が描かれている。 国家のいうことは信用できない。開拓移民の時もそう、戦争中もそう国家のいうことは信用できるのか。 考え深いテーマである。また物語を通じ現代に生きる自分たちの甘さ甘えがひしひしと感じられる。
1投稿日: 2014.08.22
武田家滅亡
伊東潤
角川文庫
武田家滅亡
北条家より武田家に輿入れした桂と勝頼との人間模様が面白いのと同時に武田家滅亡前夜の様々な 人間の葛藤模様が面白かった。
1投稿日: 2014.08.15
