lenkunさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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嫌われる勇気
岸見一郎, 古賀史健 / ダイヤモンド社
共同体感覚への説明のみ不足してますが続編で説明するのでご安心あれ(つまり続編は必読)
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※amazonにも書きましたがこっちで買ったのでこちらにも書きます
文体等は拙い印象も受けるのですが、衝撃的な内容であるにも関わらず対話形式でわかりやすい。
青年の頑迷さに自分を重ねたり比較したりでき…る点も我らの日常の感覚との橋渡しとして機能してくれている。
この内容を抵抗なく頭に入れさせる本著の構造に制作者の本気と使命感を感じました。
ただし終盤の共同体感覚についてのみ説明不足なので星4つ。なんでここだけ感情論なの・・・?
それだけは残念でしたが、続編の「幸せになる勇気」で完璧に説明されてたので安心してくださいませ。目から鱗ですよ!
まあ二冊買わなきゃいけないってことになるんですが、それだけの価値は十二分にありますのでお勧めです! 続きを読む投稿日:2016.06.19
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幸せになる勇気
岸見一郎, 古賀史健 / ダイヤモンド社
前作を読んだら必ず読もう! 頑迷な人を幸せな人生に誘導してくれるありがたい本
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前作で唯一論拠に欠けていた共同体感覚について余すところなく説明し尽しています!
目から鱗の実践編! いやーたまげた! 買ってよかった!
青年のポンコツっぷりにも安心させられます。自分を卑下しなくて済む…のでありがたい・・・のですが、厳密にいうとこれ(比較対象を外部に持つこと)はアドラー的にはNGですよね?
でもそこは妥協する制作陣の本気に感謝です! 効果的!
実践したら姪っ子に笑顔が増えました。助けてくれてありがとう。レビューかいたよ。みんなも買ってみてね。 続きを読む投稿日:2016.06.19
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ふわふわの泉
野尻抱介 / ハヤカワ文庫JA
すてきSF。
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「すこしふしぎ」から飛び出していく、現実の延長線上を描くすてきSF。
たのしい! わくわく! 夢広がる!
気軽に読みすすめられるし、ずんずん読んでるうちに現実を突破していく物語が滞りがちの日常に埋め…れてる夢も牽引してくれる感じ。
こういう本すきだなあ。 続きを読む投稿日:2016.06.19
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南極点のピアピア動画
野尻抱介 / ハヤカワ文庫JA
初音ミクには未来がある。
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有象無象の私利私欲のせいで時代遅れ感に取り込まれつつありますが、初音ミクには未来の言語、言語なき言語そのものになって世界をつなぐことすらできる可能性がありました。
そんな奇跡的な存在だったボーカロイド…初音ミクの黎明期に、希望を燃料に現実に発破をかけようとした物語です。
みんな読んでくれてたらその後のボーカロイド事情も変わってたかも。
どの話も面白く、さらに終盤は期待を超えていく展開に。満足な一冊です。 続きを読む投稿日:2016.06.19