hitoshi170さんのレビュー
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アップル帝国の正体
後藤直義, 森川潤 / 文藝春秋
Appleの製品作りの裏側が見えてきます。
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Appleの製品(特にiPod、iPhone)を完成させるのに、いかに日本の技術が利用されているか、ビックリするほど色々なメーカーが関わっており日本の技術無くして完成し得ないと思えるくらいで、「スティ…ーブ・ジョブズの執念、こだわりがここまでさせるのか‼︎」という部分を垣間見ることができる。流通では、ブランド力にものを言わせて大手家電量販店ですら値引きも許されず、マージンの低さを知ると思わず唸ってしまいました。iPhoneとキャリアとの関係は推して知るべしといったところでしょうか。続きは本を読んでみて下さい。おすすめです。 続きを読む
投稿日:2015.12.27
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伝えることから始めよう
高田明 / 東洋経済新報社
高田明氏の自叙伝かつ彼の人生訓が詰まってる。
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高田明氏自身の半生(家業のカメラ店を継ぐことから今あるジャパネットたかたを築き上げ社長から退くまで)を
自身の言葉で表現しており、非常に好感が持てる内容になっています。マーケティングやコミュニケーシ…ョンの
スキルUPを狙った下手なハウツー本よりも、高田氏の人生哲学と経験からくる言葉にはグッとくるものがあり、
よっぽど説得力がありますね。
マーケティングでは「伝える」と「伝わる」は違うこと、自分では「伝えたつもり」でもお客さまにしっかり
「伝わって」いなければ、お客さまの心は動かないし、商品を買っていただくことはできない。
また「できない理由」を考えるのではなく、「できる理由」を考える。ということ。
そして伝わるコミュニケーションに必要なものは「スキル」「パッション」そして「ミッション」である。
などなど、他にもマーケティングやコミュニケーションのための具体的なノウハウが詰まっています。
そして本書に一貫して流れている彼の生き方が、「今を生きる」こと。
「過去にとらわれない」、「未来に翻弄されない」ということで、
「過去と他人は変えられない。けれど未来と自分は変えられる。」という言葉は、引用ではありますが、印象的でした。
他にも色々なノウハウが満載でした。営業職の方はもちろん、コミュニケーション能力を高めたいと思っている方にも、
それ以外の方でも一読の価値のある本だと思います。
高田氏の人柄と、どんな半生を過ごしてきたのかを楽しみながら読めました。オススメですよ〜。 続きを読む投稿日:2017.05.18