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Mr.kさんのレビュー
いいね!された数42
  • 軍師の門 上

    軍師の門 上

    火坂雅志

    角川文庫

    不遇の軍師

    豊臣秀吉には二兵衛といわれる、竹中半兵衛、黒田官兵衛といわれる二人の軍師がいました。 この二人がいたからこそ秀吉は天下をとれたのだと思います。 秀吉は、半兵衛のことは信頼していましたが、官兵衛のことはもしかしたらと危惧していました。 上巻は、半兵衛と官兵衛の関係を中心としています。

    2
    投稿日: 2013.09.29
  • 完全犯罪に猫は何匹必要か?

    完全犯罪に猫は何匹必要か?

    東川篤哉

    光文社文庫

    会社の名前が招き猫寿司

    店先に招き猫が置いてあるのはよくよく聞く話ですが、家の門前にもでっかい招き猫が。 しかも、店の名前にも招き猫どんだけ商売繁盛を狙ってんねんて感じです。 そんな招き猫好きの豪徳寺豊蔵の周りで殺人事件が繰り返される。 例のごとくしがない探偵鵜飼杜夫の登場です。

    0
    投稿日: 2013.09.29
  • 悪夢の身代金

    悪夢の身代金

    木下半太

    幻冬舎文庫

    悪夢シリーズ

    大阪を舞台にしているので今この辺の話をしているんだなっと想像をめぐらせながら読むことができました。 次から次へと登場人物が増えていきますが面白いです。

    1
    投稿日: 2013.09.29
  • 竹中半兵衛と黒田官兵衛 秀吉に天下を取らせた二人の軍師

    竹中半兵衛と黒田官兵衛 秀吉に天下を取らせた二人の軍師

    嶋津義忠

    PHP文庫

    豊臣秀吉の天下取りには欠かせない存在

    織田信長亡き後豊臣秀吉が天下取りを果たしました。 その裏には、何といっても竹中半兵衛、黒田官兵衛の二兵衛の存在が大きいでしょう。 ただ、半兵衛は秀吉に信頼されていたのに対して、官兵衛は疑心を抱かれていたイメージが強いです。 官兵衛は成績の割には不遇な扱いを受けていたように思います。 来年の、大河ドラマは『軍師官兵衛』とても楽しみにしています。

    4
    投稿日: 2013.09.28
  • 神隠し三人娘 怪異名所巡り

    神隠し三人娘 怪異名所巡り

    赤川次郎

    集英社文庫

    あなたは霊体験したことありますか?

    主人公町田藍。 この町田藍は、霊を引き寄せる能力があります。 ただ普通なら、その霊が見えるのは引き寄せた本人だけなんですが、その場に居合わせた全員が見ることができるんですね。 そんな、町田藍が活躍するお話の第1弾です。

    0
    投稿日: 2013.09.28
  • ミステリアス学園

    ミステリアス学園

    鯨統一郎

    光文社文庫

    史上最大の禁じ手

    今までも多数の密室殺人事件の推理小説を読んできました。 それらの記憶を呼び出しながら、必死に推理をしながら読んでいました。 いろいろとヒントが出てくるのであれでもないこれでもないと思いながら読み続けましたが、 結論を見たときには驚愕しました。 そんなラストありなんっって感じです。

    3
    投稿日: 2013.09.28
  • ファンタジスタはどこにいる?

    ファンタジスタはどこにいる?

    鯨統一郎

    光文社文庫

    鍵はある女性。

    サッカー選手が次々と死んでいきます。 自殺なのか?他殺なのか? 結論はある女性が関わっています。

    0
    投稿日: 2013.09.28
  • 哲学探偵

    哲学探偵

    鯨統一郎

    光文社文庫

    一般人に捜査内容話したらあかんやろう

    最初の事件が発生した時は、2人の刑事も一生懸命考えてたまたま競馬場であった短歌の好きな馬券師の推理を参考にします。 しかし、2話3話となるにつれて安直にこの馬券師を頼ろうとしているように見えます。 っていうか捜査内容をそんな一般人に話したらあかんやろうと思わず突っ込みたくなります。

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    投稿日: 2013.09.28
  • 幕末時そば伝

    幕末時そば伝

    鯨統一郎

    実業之日本社文庫

    そんなことないやろ!

    誰もが知っている江戸時代の大事件その原因が長屋の言動が影響していたという奇想天外なお話です。 読んでて思わずそんなあほなとつぶやいてしまいました。

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    投稿日: 2013.09.28
  • 中途半端な密室

    中途半端な密室

    東川篤哉

    光文社文庫

    思い込みは禁物

    短編が5作ありますが、結果は知ると何だそうなのか!と思わせる作品ばかりです。 ミステリーや推理小説をたくさん読んでいると、文章の流れから勝手に推測をして思い込んでしまいます。 書籍説明に書いている”男の死体"って言葉を聞くと十中八九被害者と考えますよね? その時点で作者の術中にはまってしまっているんです。 言葉巧みに、推理を導かれていくような感じですが、最後結末を見るとやられたって感じるんですが悔しさより爽快感があります。

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    投稿日: 2013.09.27