rokkさんのレビュー
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ザ・ベリー・ベスト・オブ「ナンシー関の小耳にはさもう」100
ナンシー関 / 朝日新聞出版
「星」というより「へ~」を三つ
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もう、亡くなっている方の話題もあるし、今となっては「あ~、そんなことがあったなぁ」という感じですけど。ちょっと毒な感じが、良いのでしょうね。
でも、僕自身が、昔から「あまりテレビは見ない方」だったのを…、忘れていました。詳しい方なら、すごく面白いのかも知れません。だからと言って、これからはテレビも見ることにしようなどとは、これっぽっちも思わないのですが。 続きを読む投稿日:2015.11.29
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へんないきもの
早川いくを, 寺西晃 / バジリコ
そんなに「へん」でもないのだけれど
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一応、僕は野生生物の調査などを本職にしていますから、紹介されている生き物で、知らないものは、ありませんでした。それぞれの種が持っているか特徴も、そんなに「へん」だとは、思わないんだけど。
「あ~、一…般的には、こういうのが『へん』なんだな」って教えられたので、役に立ちました。
素直に「不思議だな」「すごいな」と、地球にはいろいろな種が生きていることを、楽しんでもらいたい。そのきっかけに、なるかもしれない本だと、思います。大人より、子どもに読んでもらえると、良いかな。子どもと一緒に読んだら、大人も楽しめると思います。
続きを読む投稿日:2015.11.29
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火の鳥(1)
手塚治虫 / 手塚プロダクション
人生のところどころに、「火の鳥」が
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最初に読んだのはいつだったか、よく憶えてない。でも、これまでに何度も読んでいて、今回は(新しいタブレットを買った勢いで)16巻まとめて、全てカラーで読ませてもらった。
自己相似形とか、輪廻(時間の相似…)とか、ほんと「わかっているつもり」のテーマなんだけど。読むたびに感動がある。大人になってしまってからは、悲しみや辛さも、読むたびに感じるようになった。今回も、16巻にある「宗教が権力と結びつけば、人間は必ず殺し合いをはじめる」という言葉は、なんなんだろう。中東やフランスのテロ、その報復攻撃など、嘆かざるを得ない現実がある。
でも、ね。立ち止まらず、前に進めっていうのが、この作品のメッセージだと思うよ。どうせ繰り返しなんだから、気軽にやれば良いんだよ。繰り返しだから簡単に避けられないのかも知れないけど、来るべき「悪」を排して、ひたすらに前へ。気軽であるためには、欲を捨てることも大切かもね。
まるで、この作品のように。これまでの人生の中で、たびたび。僕は「火の鳥」を、読んできた。今回は、火の鳥は何を僕にもたらしたんだろう。明日からが、楽しみである。 続きを読む投稿日:2015.11.29
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ガドルフの百合
宮沢賢治 / 青空文庫
闇も、光も。そして音や薫りも。
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あんまり有名じゃないかも知れないけど、賢治の短編の中でも、傑作だと思います。なにより、表現力というか、読むことで僕自身の五感が冴えてくるのが、わかる。
あぁ、気持ちよかった。
投稿日:2017.07.29
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イザベラ・バードの旅 『日本奥地紀行』を読む
宮本常一 / 講談社学術文庫
「読みやすい」とは思わないけど
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一気にとは、いかなかったけれど。楽しく、興味深く、読み進むことができました。一度は作者の視点や知識、参照情報で、整理されているからですね。
読みやすい文章ではないけれど、結果として、今は僕自身の中に…「次なる興味」が湧いているので、素敵な読書だったと思います。
ありがとう。 続きを読む投稿日:2019.08.09
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ライオンは眠らない
六田登 / ビーグリー
いっきに読んでしまった
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ん〜、楽しい。
深刻にならずに読めるのが、漫画である良いところだと思う。いっきに、読んでしまいました。
さて、と。
僕もミューズを探しに行こうかな。投稿日:2021.12.19