yebisuさんのレビュー
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二百十日
夏目漱石 / 青空文庫
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ザ・ゴール2
エリヤフ・ゴールドラット, 稲垣公夫, 三本木亮 / ダイヤモンド社
空想してから寝てください。
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「ザ・ゴール」から10年後のユニコ社。
そこには多角事業グループの統括する副社長のアレックスがいた。
ところが、会社の業績不振を理由に事業グループの売却を通告されてしまう。
しかし、傘下の事業グループ…会社には、10年前に一緒に戦った戦友ともいえるべき部下たちがいた。
前作は「思考プロセス」を生産管理に実践したが、今回は彼らと共にマーケティングへと応用することで話が展開していく。
前作は400ページを超えるボリュームだったが、今作は200ページちょっと、ボリュームダウン。展開も早く、すらっと読めるが、途中本作の「思考プロセス」であるさまざまなツリー構造を用いながら、問題を論理的に解析していくあたりは、じっくり読むべきである。
巻末に、ストーリー中に出てきた「思考プロセス」の説明があり、親切である。
また、ストーリー最後に出てくる3つの必要条件、日本の会社もかくありたいものです。
さて、次は同じエリヤフ・ゴールドラット氏の著書「クリティカルチェーン」を読みます。 続きを読む投稿日:2014.05.22