
マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方―(新潮新書)
トム佐藤
新潮新書
中の人が書いた暴露本
この本、2008年頃に書かれた本のようですが、ノーマークでした。これは面白い。古川 享さんも本出しているけれど、立場上掛けないことが多いと思われ(そのためか思ったほど面白くなかった)、こういう内容が書けるのは、トム佐藤さんの絶妙な立ち位置が功を奏していると思う。'80年代後半から'90年代前半のPCの動向を中から見た人が説明してくれるのは、当時を生きていた人にとっては答え合わせのような面白さがある。
0投稿日: 2020.10.04
わたしのグランパ
筒井康隆
文春文庫
また読みたくなる
すごく読みやすい。筒井康隆さんが演劇をやられていることや、クラリネットをやられていることも影響しているのかもしれない。 ジュブナイル的なところはあるのだが、ところどころ、ちょっと大人な表現もあって(^^;)、基本的には大人の読みものなのだろう。 まだ1回目読んだ直後はなんとも消化不良な感じがしていたのだが、そのあと、いろいろ考え始めてしまい、もう1度読むとなんかもっと分かる気がする。
0投稿日: 2018.12.15
2001年宇宙の旅〔決定版〕
アーサー・C・クラーク,伊藤典夫
ハヤカワ文庫SF
映画の答え合わせ
映画を見て、分からなかった部分多々あり、小説を読んでみた。 さすがに文章で描写されているので、かなりの部分が詳細に分かってとても良い。 ただ、最初と最後、少々冗長に思える部分あり。けれど、やはり、映画と小説は一体で、観て読むべき。あとがきもなかなか良い。
1投稿日: 2018.11.28
僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史
古川 享
NextPublishing
当事者ならではのエピソードが満載
出だしのたぶん編集者が書いたと思われる部分がちょっと自慢話っぽくて、「買うの失敗したか?」と思ったけれど、読み進むうちに、古川氏本人が語る部分になると、なかなか読みごたえがあり、また当時の関係者によるインタビュー記事など、当事者ならではの話が多く出て来て、特に当時を知る人にとっては楽しく読めると思う。裏話も多くあり、とても興味深い。
0投稿日: 2018.05.25
漫画 君たちはどう生きるか
吉野源三郎,羽賀翔一
マガジンハウス
ストーリーもすばらしい!心に響く
飽きさせないようにマンガでテンポよく進んでいくのでとても読みやすく、肝心なところはちゃんと文章になっているので、読後も強く心に残る、なかなか素晴らしい構成。さまざまな見方考え方もちゃんと書かれていて、単純な内容にとどまっておらず、すばらしい。一読する価値あり。
0投稿日: 2018.04.14
モトローラ 6800伝説
鈴木哲哉
ラトルズ
「インテル8080伝説」越えの面白さ
「インテル8080伝説」の続編ということで、期待して購入。予想以上に面白い。8080伝説が、部品集めや設計の苦労話が少々長いのに比べ、6800の方は当時の資料などが良く調べられている印象で、最後に、6809の代表選手としてFMシリーズに言及するあたりもなかなか良い。 ちょっと難をいうとすれば、最後が少々唐突過ぎる感じがしないでもない(^^;)。
0投稿日: 2018.03.26
MSXを作れ!! ジェットヘリで来て発注するスゴい男たち 週刊アスキー・ワンテーマ
MSXアソシエーション
角川アスキー総合研究所
ちょっとびっくりする話が
載っていて面白かった。昔のパソコンやMSX関連の本は他にもあるけれど、MSXではこれが一番深く楽しめると思う。値段が安いのもGood。
2投稿日: 2015.12.27
週刊アスキー・ワンテーマ MSX30周年:愛されつづけるMSXの歴史と未来
MSXアソシエーション
角川アスキー総合研究所
カラー写真で歴代機器をほぼ網羅
して見れるのは良い。ちょっとページ数が少ない感じだけれど、良く言えば完結にまとまっているとも言える。 MSX使いでなくとも十分楽しめる内容。
1投稿日: 2015.12.27
時代を彩った名機たち 1980年代・国産パソコン戦国時代を振り返る
みやびはじめ
マイナビ出版
内容は、当時を知る人だったら楽しめる
と思います。友達と話をしてるような感じで楽しく読めました。内容の信憑性や情報の偏りなどはあるかと思いますが、当時の雰囲気が伝わってきて懐かしく読みました。 これを読んで、あるいはこれを読んだ後に、BEEPとか秋葉原の中古PC屋さんを覗いてみると、更に楽しめると思います(^^)。
0投稿日: 2015.10.31
ハルロック(3)
西餅
モーニング
いよいよ
Makersとしては必然の方向に行くわけで。スケールでかくなりそう。
1投稿日: 2015.03.29
