幸佳稲穂さんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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金色の文字使い2 ―勇者四人に巻き込まれたユニークチート―
十本スイ, すまき俊悟 / 富士見ファンタジア文庫
王道路線にはいってきたかな?
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新しくヒロインが出てきて、主人公が女性達に囲まれるようになるのかなぁと思えてきました。
1巻ではチートのような主人公の能力ですが、2巻になると強力な敵とMP(ミリタリーポリスの略ではなくマジックポイン…ト)切れには弱いことが判明。
まあMP切れや圧倒的なレベル差は主人公が成長していくことで対処していくのでしょうが。
相変わらず、主人公と勇者たちは再会しません。 続きを読む投稿日:2014.10.02
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超人間・岩村
滝川廉治 / SD名作セレクション(テキスト版)
題名は超人間だが
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主人公は超能力や特殊能力があるわけではない。
だが、過去のある出来事から「無理」や「絶対にできない」という言葉(および安易にその考え方に逃げる人)が嫌いで、仲間と協力して「無理なこと」をくつがえしてき…た人物です。
主人公だけでなく登場人物がそれぞれ個性的でぶっ飛んでいたので読んでいて楽しかったです。
ロミオとジュリエットが題材にされており、粗筋ぐらいしか知らなかった私は、大変勉強になりました。
続きを読む投稿日:2014.10.01
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政党擬人化 政党たん
水戸泉, にいにゃん / リブレ
微妙かなぁ。
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自分が持っている政党のイメージと作者の持っている政党のイメージが違うために受け入れるのが難しいですね。
この本では某政党が政権をとった時からかかれていますが、今では与党に戻っていますしね。
また某共産…党以外の政党については外交関係のことがキャラクター作りにほとんど盛り込まれていないかな?
消費税やTPPなど案件によっては、同じ政党内でも意見が分かれてしまうので、擬人化して1つの性格にしてしまうのには無理があるような気がする。
続きを読む投稿日:2014.09.28
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灰と幻想のグリムガル level.4 導き導かれし者たち
十文字青, 白井鋭利 / オーバーラップ文庫
読んでいて主人公たちの成長が楽しい。
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この巻から、主人公たちは新しい場所に冒険にいき、新しく仲間を受け入れます。
新しく仲間を受け入れることで、自分たちがしなければならないこと、今まで仲間が人知れずカバーしていたことの大きさがわかったよう…です。
この辺は読んでいる私自身も色々と考えさされました。
戦闘シーンの描写が上手い作家さんです。戦闘シーンでは緊迫感が伝わってきます。
しかし、主人公たちがなぜゲームのような世界に飛ばされてきたのか、なぜ名前以外の記憶がないのかその辺の説明が4巻になってもありません。
ゲームのような世界でありながら、普通のRPGだと強くなるには武器や防具などの装備品を頻繁に取り替えたりして整えると思いますが、この辺はあまり取り沙汰されてはいません(全くないわけではありません。今回は、主人公が武器をグレートアップする描写があります)
ともあれ読んでいて主人公たちの成長が楽しめる本です。
続きを読む投稿日:2014.09.26
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彼女はたぶん魔法を使う
樋口有介 / 創元推理文庫
ラストでニヤリ
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本の名前が印象的な柚木草平シリーズです。
読んでいて柚木草平の台詞にニヤリとしてしまいます。
端々に出てくる台詞回しはCSIマイアミの主人公みたいです(笑)
冴え渡る推理を期待している方はご用心、柚…木草平さんは、名探偵ではなく女性に頭が上がらないフリーライターです(笑)
ラストで柚木草平最大(?)のピンチを迎えます。
次の巻ではピンチについての話はなくなっているみたいなので、そこで魔法を使われたのでしょう(笑)
続きを読む投稿日:2014.09.23
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灰と幻想のグリムガル level.3 思い通りに行かないのが世の中だと割り切るしかなくても
十文字青, 白井鋭利 / オーバーラップ文庫
過去の記憶
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この巻では、過去の記憶がない主人公ハルヒロが後輩の登場で断片的に記憶を取り戻します。
それでも、主人公たちが連れてこられた謎は解決しません。
そんな大きな謎を残しながらも主人公たちは、集団での戦闘を…迎えます。
この巻でも、主人公たちはパーティーそして個人的にも成長していきます。
戦闘につぐ戦闘で、多くのパーティーが傷つき倒れていきますが、主人公たちは相手側のボスにまでたどり着きます。最初は圧倒的な戦力差でしたが、そこで主人公たちが取った行動はパーティーとして大きな成長をしたと思います。
今回はラストで衝撃的な要素があったので、次の巻が気になります。
続きを読む投稿日:2014.09.15