persil-et-cressonさんのレビュー
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ロング・ゲイン ~君へと続く道~ コーダシリーズ(1)
マリー・セクストン, 一瀬麻利, RURU / モノクローム・ロマンス文庫
ロング・ゲイン ~君へと続く道~ コーダシリーズ(1)
マリー・セクストン, 一瀬麻利, RURU
ゲイ版青春小説
1
小さな町で出会ったゲイのジャレドとストレートのマット。
心のふれあいから互いを理解しあい、紆余曲折を経て愛し合っていくまでが、
あるときは爽やかに、あるときはドロドロと描かれています。
いわば、ゲイ…版の青春小説。
偏見あり、差別あり、また理解者もいる。
ゲイを取り巻く環境とさまざまな問題も描かれています。
軽やかに読み進めると、生々しい性描写も(笑)
…楽しめました (´艸`*) 続きを読む投稿日:2016.07.18
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屍者の帝国
伊藤計劃, 円城塔 / 河出文庫
蜃気楼のような娯楽作品
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砂漠にあらわれる蜃気楼のような、壮大な「ホラ話」です。
しかし、気がつけば引きこまれ、
新たな人物が登場するたび「おぉっ」と気分が盛り上がります。
魂とは何?意識とは何?生命とは?
答えの見つからない…、たくさんの問いに翻弄されながら、
一気に読み終えました。
人によって、好き嫌いの分かれる作品かと思いますが、
娯楽作品として楽しめました。 続きを読む投稿日:2014.03.10
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彼の作る弁当は何かと問題が多い。
ヨシサト / リュエルコミックス
BLの空気に包まれたお弁当ストーリー
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毎日、愛情たっぷり、突っ込みどころ満載のお弁当を作る直斗くん。
グッと我慢で仲良く食べる雄一くん。
温かいBLの空気に包まれたお弁当ストーリーです。
グルメなメニューや参考になるレシピは出てきませんが…、
毎日のお弁当作りに疲れたときに読むと癒されます。
Readerで拡大して読むと、2コマがぴったりのサイズになります。 続きを読む投稿日:2015.06.10
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江戸の色道―古川柳から覗く男色の世界―
渡辺信一郎 / 新潮選書
覗いてみたいけど、ちょっと怖~い(笑)
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興味本位で読んでみたのですが、
なかなかどうして江戸時代の風俗を紹介するチャンとした本でした。
陰間を中心に、男色の世界を微に入り細を穿って解説しています。
随所に配された川柳と浮世絵、春本からの引用…が臨場感と期待を高めてくれます。
当時の風俗の解説書として、また腐女子、その道を志される方々の必読書です。
久々にいい本を読みました。 続きを読む投稿日:2015.10.27
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さらば愛しき女と男よ~ススキノエッセイ~
東直己 / 光文社文庫
今から飲みに行きたい!
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札幌の空気が吸いたくて、『札幌 深夜プラス1』に続いて読み始めたエッセイ。
主役は、愛すべき酔っ払いたち。
ときに微笑み、ときにしんみりとさせられ。。
生きているって、楽しい。酔っ払い、大好き!
そし…て、今から飲みに行きたい!
そんな気にさせてくれるエッセイ集です。 続きを読む投稿日:2016.05.19
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札幌 深夜プラス1
東直己 / 光文社文庫
札幌の空気が吸いたくて
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札幌の空気が吸いたくて読み始めたエッセイ。
話題は、ススキノを中心に繰り広げられる人間模様だったり、
愛すべき酔っぱらいの会話であったり、うつろいゆく街の風景であったり。
どこの町でもありそうな話な…んだけど、
そこが北国の大都会というのがいいんだなぁ。
うん、実にいい。。
続きを読む投稿日:2016.05.19