keinさんのレビュー
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銀河英雄伝説外伝5 短篇集
田中芳樹 / らいとすたっふ文庫
黄金の翼も収録
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新書版では発売されていない外伝5巻です。
ただし、書き下ろしではなく、過去様々な雑誌に載っていた短編とインタビュー集です。
それでも本編掲載時に近い時期に書かれたものなので、興味深く読めるのと、マンガ…が先の「黄金の翼」の小説版が載っているので、楽しく読めます。
あと、外伝完結ってあるけれど、外伝って6巻まで出る予定だったのではなかったのかなぁと。
続きを読む投稿日:2014.06.25
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ゴルゴ13 スタートアップ・セレクション ゴルゴ13 3大奇跡のスナイプ!
さいとう・たかを / リイド社
入門編の3作
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ゴルゴ13の超狙撃楽しめる3作が掲載。
ちなみに女性はほぼ出てこないので、その手のシーンもなく、純粋にスナイパー物としてのゴルゴを楽しみたい向きにはいいかと。
おまけ記事がちょっとあっさりしすぎなのが…残念だけど、165巻まで出たゴルゴ13の入門編として最適。 続きを読む投稿日:2014.07.18
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銀河英雄伝説10 落日篇
田中芳樹 / らいとすたっふ文庫
英雄たちの残照と伝説の終わり
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「銀河英雄伝説」という題名は、なんとなくB級映画の様な語感で、ともすればファンタジーや神話の様な印象を受けますが、
むしろ硬直し腐敗した組織に立ち向かった英雄達の物語であり、社会人の方が読み応えがある…物語です。
ということで、繰り広げられる物語は題名とある意味で異なり、英雄譚という側面以上に様々な体制下で人間の想いや行動が描かれ、
人類が銀河に進出した時代においても人の営みに変わりはないことと、陰謀を巡らせ戦い合う両陣営のどちらにも正義があることと、
最終巻では、歴史を変えた英雄たちが次々と退場し、伝説の残照の中で誰が生き残り、日常の中で歴史を紡いていくのかが書かれています。
「銀河英雄伝説」自体は、本伝が10巻で完結し、外伝が6巻予定されそのうち5巻が刊行されていますが、本伝は大団円で
綺麗に終わっており、全巻通して読み応えがあります。とにかく一読をお勧めします。
なお、星を△1したのは、新書版や文庫版の際にあった表紙・挿絵が、電子書籍化にあたって全てカットされている点です。
この本に限らず、電子書籍の際に問題になることですが、小説の挿絵や表紙は、通常、編集部が作者とは別に手配しており、表紙や挿絵の著作権が別にありイラストレーターの同意を得て(電子書籍の契約をして)
電子書籍化することは非常に難しいことが挙げらていますが、挿絵も本の一部であるので、その点が悔やまれます。それに挿絵なしにしては値段が高いのもありますし。 続きを読む投稿日:2015.04.05
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聖女の魔力は万能です 7
橘由華, 珠梨やすゆき / カドカワBOOKS
甘い展開はまだなのかなぁ。
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団長さんのご実家たるホーク領に赴くセイさん。団長さんとの甘いお話を期待している向きには絶好の機会なんだけど、いつもの様に料理話がメインで次回に続く展開。
作者さんが恋愛話書けないタイプなのかと思う今…日この頃。
続きを読む投稿日:2021.05.23
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ABLE(1)
伊藤明弘 / 月刊サンデーGX
疾走感と暴力性を存分に感じる展開
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「ジオブリーダーズ」を連載していた作者の最新作。「ジオ」が新章に入ってすぐに休載となったので、どうしたのかと思っていたら、病気のため療養されていたとのこと。
絵がかつてよりも荒いのと、本作はセリフがほ…とんどなく、絵と勢いで見せる映画の様な描き方なので、読み手を選ぶタイプのマンガです。
得意の銃撃戦や、どっかで見たような人物の登場にニヤリとしたので私は満足してますが、初見の人は公式サイトの試し読みをお勧めします。
続きを読む投稿日:2015.04.11
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聖女の魔力は万能です 4
橘由華, 珠梨やすゆき / カドカワBOOKS
ここ最近読んだ異世界召喚ものでは一番好み!
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主人公が万能魔力で無双する乙女ハーレム(?)もの
美形ライバルがわんさかいるけど、主人公の恋愛偏差値が低いとやらで、フラグが立たない縛りプレイ状態。
これ小説ではなくゲームにした方が、いろんな展開…見れて面白いかもと思うところ。
それとこの4巻で、1巻からの伏線は大方処理してしまったので今後の展開が問題。
第一王子の断罪イベントをソフトにしたため、今後の布石がなくなった状態。
ちゃんと結末まで行けるといいけど、日常続きのぐだぐだフェードアウトな展開になりそうな気もする。 続きを読む投稿日:2019.09.28