WEB版未読です。 中世レベルの世界で、現代知識を元に魔法を応用して物事を有利に進める、 標準的な?異世界物です。 ほぼ全て回想で、タイトルの状況まで話が進むのは次巻からでしょうか。 ライトノベル読み慣れた方向け。 有名なゲームや漫画等がネタに使われているみたいですが、知らないとおいてけぼり、 やってて良かったFPSとか書かれてもやってないと意味不明です。 登場人物の外見や戦闘での動きも、私の想像力だと補完できないところも多かった。 次巻以降に期待。

内容はTVアニメとかである総集編の回みたいなもの。 いくつか読んだことのない短編とオリジナル短編が読めましたが、 資料イラストに小説版の挿絵が多く、正直物足りませんでした。 これでこの値段は高すぎるかな。

かなり加筆されており、 Web版既読でもかなり読みごたえがあります。 追加分も内容を薄めるようなものでなく、一気に読めました。 今回、相変わらずの何でもありの国造りがメインです。 山場もなく、一片の苦境もありません。 世界観とかは無理せず放っておいて、各キャラクターの描写がかなり追記されています。 暗い描写もなく、各キャラクターが楽しそうで、読んでてニヤニヤしてしまいます。 次が楽しみです。

Web版を気に入った方なら買って損はしません。 完結後の小話やコミックのおまけなども楽しめた方、おすすめです。 主人公以外の活躍、他の国の内情など加筆が多く、 かなり読みごたえがあります。