教養
町医者の背中 父が示した地域医療の可能性
¥1,672
2025年11月05日配信(税込)
あらすじ
地域医療の面白さ、魅力とは――。
魚沼で125年の歴史を持つ診療所。
その4代目の町医者が歩んできた道のりの中に
地域医療の未来を切り拓くヒントがある。
新潟県魚沼市。人口10万人あたりの医師数は全国平均の半分以下で、まさに“地方の医療課題を色濃く抱える地域”です。その魚沼の地域のかかりつけ医=町医者として、30年以上にわたって住民の健康をみまもってきたのが、この地で125年の歴史を持つ上村医院の院長・上村伯人です。彼は、この「みまもり」のために、さまざまな活動を行ってきました。
例えば、糖尿病を予防するためのプロジェクト、県内初の肥満外来の立ち上げ、地域住民を対象にした健康講座の開催。さらには、スキー場やスポーツクラブの運営……。その幅広さは、もはや「町医者」どころか、「医師」の仕事の範疇をも超えています。彼の活動は、必然的に魚沼の「地域医療の発展」につながっていきました。
本書ではこの町医者の息子の視点から、魚沼における地域医療の30年の歴史がつづられています。著者は医療の道には進みませんでしたが、幼い頃から地域住民のために働く父=町医者の活動をずっと見つめてきました。そんな彼が父の取り組みをまとめた本書は、魚沼以外の地域においても、地域医療の改善や未来を切り拓くヒントがつまった一冊です。
新刊通知
作品情報
Reader Store発売日
:2025.11.05
書誌発売日
:2025.10.30
ページ数
:164ページ
ファイルサイズ
:6.6MB

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