Reader Store
教養

オリンピックと商業主義

¥737

(税込)

2012年12月21日配信

あらすじ

オリンピックをテレビで観戦していると、他のスポーツイベントとは「風景」が違うことに気づく。それは「会場に広告看板がない」からだ。クーベルタンが理想を掲げて創始した近代オリンピックの「格式」は、そのような形で今も守られている。だが舞台裏では、莫大な放映権料やスポンサー料がIOCの懐を潤し、競技自体にまで影響を及ぼすという実態がある。一方で、その資金のおかげで税金の投入が回避され、途上国の選手が参加できるという現実もある。果たして、オリンピックが「商業主義」を実践するのは是なのか非なのか。本書は、五輪礼賛でも金権批判でもないスタンスで、この問題を深く掘り下げる。【目次】序章 三つのロンドンオリンピック/第一章 「商業主義」の起源と歴史/第二章 「商業主義」の弊害とは何か/第三章 五輪マネーは、どのように分配されるのか/おわりに―オリンピックは誰のためにあるのか

新刊通知

この作品のレビュー

10件)
0
5
1
2
0

作品情報

著者
:
掲載誌・レーベル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2012.12.21
書誌発売日
:
2012.06.20
ページ数
:
224ページ
ファイルサイズ
:
0.4MB