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文学

銀河鉄道の夜

あらすじ

少年ジョバンニは、漁に出たまま帰らない父と、病に伏せている母をかかえていた。学校の授業をおえると、活版所で活字を拾う仕事をして銀貨を1枚もらい、パンと角砂糖を買って帰る。ある夜、星祭へ出かけるジョバンニ。しかし同級生にからかわれ、一人寂しく町はずれの天気輪の柱の下で銀河を仰いでいるうち、疲れから眠ってしまう。気がつくと、そこは銀河鉄道の中だった。いろいろな乗客との出会い、別れ、どこまででも行ける特別の切符を手に、このままどこまでも乗っていこうと思ったとき…。日本人の誰しもが持っている心の原型を結晶させたような、すがすがしい物語。

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作品情報

掲載誌・レーベル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2011.01.21
ファイルサイズ
:
0.1MB