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文学

パンドラの匣

あらすじ

「人間は不幸のどん底につき落され、ころげ廻りながらも、いつかしら一縷の希望の糸を手さぐりで捜し当てているものだ」と語られるように、太宰作品には、珍しいほど明るさが滲む本作。第二次大戦後、肺を患った“僕”は、健康道場という施設で、年齢も職業も違う個性的な人たちに囲まれ、“新しい男”として療養生活を送っていた。二人の看護婦、竹さんとマア坊への恋のような甘酸っぱい気持ちや結核による仲間の死など、日々揺れ動く心と出来事を、親友へ手紙で伝える。同名のギリシア神話で、あらゆる不吉や悪の果てに小さな“希望”のかけらを見つけるように、この物語は陽の当たる方へと向かっている。

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作品情報

著者
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掲載誌・レーベル
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出版社
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Reader Store発売日
:
2011.01.21
ファイルサイズ
:
0.1MB