
名作おすすめのミステリー・推理・サスペンス小説
ミステリー初心者におすすめ
初心者でも読みやすいミステリー小説
人気の高いミステリー・推理・サスペンス小説を中心にピックアップ。
初心者にも読みやすい入門的な書籍です。
主要ミステリランキングを三冠達成した長編ミステリ
山本周五郎賞受賞作家が贈る、主要ミステリランキングを三冠達成した長編ミステリです。著者の代表作の一つ『さよなら妖精』の登場人物・太刀洗万智が主人公。王族殺害事件が勃発した直後のネパールで起きた、殺人の謎に挑みます。謎解きの面白さはもちろんですが、ジャーナリストである太刀洗が「情報を伝える」報道の意味に葛藤するシーンには、考えさせられるものがあります。苦悩の果てに、彼女が辿り着いた痛切な真実とは?(東京創元社 担当者)
2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり・・・・・・。「この男は、わたしのために殺されたのか? あるいは――」疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは? 『さよなら妖精』の出来事から10年の時を経て、太刀洗万智は異邦でふたたび、自らの人生をも左右するような大事件に遭遇する。2001年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクションにして、米澤ミステリの記念碑的傑作!
衝撃のラストまでぜひとも辿りついてください
幸せになりたい――ただそれだけを願って殺人を犯すフジコ。許せない、憎たらしい、邪魔……。彼女の殺意は非常に具体的で、誰しも身に覚えある感情の先に結びついているところが怖ろしい小説です。これはきっと覗いてはいけない鏡。願いとは相反してフジコの状況は悪化していきます。もうこれ以上見たくないのに目が離せない。衝撃のラストまでぜひとも辿りついてください。(徳間書店 担当編集K)
謎解きではなく、人間の内側にある部分を巧妙に描いた作品
ある殺人事件を、容疑者に関係する人物へのインタビューや手記のみで解き明かしていく。これまでに読んだことのない書き方に引き込まれる一方で、人が真実を語っている保証はどこにもないのではないか、という恐怖を感じる。謎解きではなく、人間の内側にある部分を巧妙に描いた作品。(Reader Store担当者)
小説はラスト2行、映画はラスト5分ですべてが覆ります
80年代を舞台に、僕とマユは合コンで出会い、そして恋に落ち……。そんな甘酸っぱい青春ストーリーが進んでいくのに、最後の最後で「え!?」と必ず読み返すことになる傑作ミステリ。映像化不可能と言われていましたが、2015年堤幸彦監督、松田翔太・前田敦子主演で実写化されました。小説はラスト2行、映画はラスト5分ですべてが覆ります。どちらが驚けるか、あなた自身で確かめてみてください。(文藝春秋 担当者)
2014年3月3日、日本テレビ『しゃべくり007』で、紹介され話題に。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。僕がマユに出会ったのは、人数が足りないからと呼びだされた合コンの席。理系学生の僕と、歯科衛生士の彼女。夏の海へのドライブ。ややオクテで真面目な僕らは、やがて恋に落ちて……。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説──と思いきや、最後から二つめのセリフ(絶対に先に読まないで!)で、本書はまったく違った物語に変貌してしまう。
2015年ドラマ化もされた人気作
2015年ドラマ化もされた人気作です。「あの時こうしておけば」「なぜあんなことを言ってしまったのか」といった後悔は誰にもあるはずです。そしてその気持ちを消したいという思いが心の奥底にあるからこそ、多くの読者の共感を呼ぶのではないでしょうか。ドラマ化を機に10年ぶりに読み直しましたが、38歳の主人公と年齢も近くなったせいもあり、過去の父親(こちらも38歳)とのやりとりが身につまされました。(講談社 担当者)
『探偵はバーにいる』から始まる探偵ハードボイルド・シリーズ
『探偵はバーにいる』から始まる探偵ハードボイルド・シリーズ(全12作)。ススキノで便利屋を営む〈俺〉は、ひょんなことから大事件に巻き込まれるも、相棒・高田とピンチを切り抜ける。第2作『バーにかかってきた電話』が大泉洋、松田龍平のコンビで映画化(「探偵はBARにいる」)され、好評を博した。(早川書房 担当者)
衝撃の結末まで一気に駆け抜けてみて下さい
終業式の日、先生に頼まれ欠席した級友S君の家を訪れた時、彼が首を吊って死んでいるのを見つける。だがその後、彼の死体は忽然と消え、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。そして僕、主人公と、妹のミカは事件を追いはじめる―――一人称で語られる作中では、その表現で巧みに隠された伏線が多数ある。それらを一つ一つ紐解きつつ、気付けば一見おとぎ話でもあるかのような非現実感と、清濁混合な人間のリアルさが交錯する世界観へと引き込まれる。一度読んだが最後、なかなか世界観から抜けだす事ができない。
名探偵とは青春の肖像である
美しく伸びた背筋は、迷わず世界に対するために。諧謔をたたえた言葉は、揺れがちな心を鎧うために。苛烈なほどに明晰な思考は、大切なものを見逃さないために。名探偵とは青春の肖像であると、このシリーズを読み返す度に思います。そこに謎がある限り、青春は何度でもあなたのもとに訪れる--。(KADOKAWA / 角川書店 担当者)
読んだら必ず騙される、本格ミステリの代表作
読んだら必ず騙される、本格ミステリの代表作です! 7月7日午後7時に服毒死を遂げた新進作家。彼の死に疑問を持った編集者は、独自に調査を開始するが……。密室、アリバイ、盗作といった、様々な要素を絡めたストーリーのラストで、国内で初めて用いられた超絶トリックが炸裂します。本格ミステリの巨匠・鮎川哲也をうならせた本書。あなたはこのトリックを見破れますか?(東京創元社 担当者)
七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。遺書はなかったが、世を儚んでの自殺として処理された。坂井に編集雑務を頼んでいた医学書系の出版社に勤める中田秋子は、彼の部屋で偶然行きあわせた遠賀野律子の存在が気になり、独自に調査を始める。一方、ルポライターの津久見伸助は、同人誌仲間だった坂井の死を記事にするよう雑誌社から依頼され、調べを進める内に、坂井がようやくの思いで発表にこぎつけた受賞後第一作が、さる有名作家の短編の盗作である疑惑が持ち上がり、坂井と確執のあった編集者、柳沢邦夫を追及していく。著者が絶対の自信を持って読者に仕掛ける超絶のトリック。記念すべきデビュー長編の改稿決定版!
「リアル脱出ゲーム」や「人狼ゲーム」、また映画「CUBE」の世界観が好きな人には刺さる!
「リアル脱出ゲーム」や「人狼ゲーム」、また映画「CUBE」の世界観が好きな人には刺さる!「お前たちの中に鬼がいる」の言葉を巡り繰り広げられる登場人物同士の駆け引きが、ゾクゾク、ヒリヒリの連続です。暴力的な描写もありますが、ラストはせつない感動が。女性にも最後まで読んで欲しい作品です。本編とのつながりを感じる書き下ろし短編も収録しているので、オリジナル版(現在は配信終了)を読んでいた方にも価値のある一冊。(主婦の友社 編集担当者)
Amazon電子書店「Kindleストア」の人気作を、大幅に改稿した増補完全版。付録として、短篇『1993年(平成5年)』も収録。(あらすじ)高校教師、須永彰は薄暗い地下室で目覚めた。記憶も曖昧で何もわからない。そこで彼は、奇妙なメッセージを見つける。『お前たちの中に鬼がいる……』。地下には、他に五つの部屋があり、中には、鎖で繋がれた五人の女性がいた。誰もこの状況を説明できない。が、みな何かを隠しているようで、誰一人信用できない。さらにここでは、常識では考えられない不可解な現象が次々と起こる。須永はこの空間からの脱出を決意する。ただ気がかりがあった。自分たちの中の誰かが『鬼』なのではないか…。
ブラックミステリー好きの方にはぜひ
夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。
上品な文体、優雅な空気観、殺人とは縁のないような世界で人が巻き起こす狂気の舞台。短編集形式で進むのだが、それぞれのラストが秀逸。ブラックミステリー好きの方にはぜひ。(Reader Store担当者)
夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。
驚きの真実は、あまりに切なくて涙が止まらない
内気で冴えない鉄道オタクの高校生が、何者かに呼び出され、崖から突き落とされてしまう。目が覚めると、巻き添えになった美形の高校生に入れ替わっていた。人生が一転した主人公。自分を殺した犯人は、間違いなく同じクラスにいるはずで――犯人捜しを始めた彼がたどりつく驚きの真実は、あまりに切なくて涙が止まらない。ノンストップ青春ミステリの快作!(双葉社 担当者)
テレビアニメも好評だったこの作品
舞台は北海道、旭川。高校生の正太郎が知り合ったのは、美しくも奇妙なお嬢様、九条櫻子。彼女は三度の飯より「骨」が好き。骨や遺体から謎を解く「名探偵」でした。物語のメインは「死の謎とき」。けれど死がクローズアップされるほど、浮かび上がるのは生の鮮やかさ。美味しい食べ物、優しい人々。その中で繰り広げられる謎ときは、結果的に生きていくことの愛おしさを教えてくれます。テレビアニメも好評だったこの作品をぜひどうぞ!(KADOKAWA / 角川書店 担当者)
平凡な高校生の僕は、お屋敷に住む美人なお嬢様、櫻子さんと知り合いだ。けれど彼女は普通じゃない。なんと骨が大好きで、骨と死体の状態から、真実を導くことが出来るのだ。そして僕まで事件に巻き込まれ・・・・・・。
生きづらいこの世には必須のエンタメ
妖怪のDNAを持つ存在=妖人(ようじん)と人間が共存する日本。主人公は、眉目秀麗、頭脳明晰、でも毒舌な妖人茶道家、洗足伊織。彼と共に暮らすのは、家令で管狐(くだぎつね)の夷(えびす)、小豆とぎのマメで、いずれも美形。このお話の見所は、謎ときはもちろん、血の繋がりのない彼らが、「家族」を築いているところ。そして固定概念をばっさり論破してくれる伊織の力強さと潔さ。とかく生きづらいこの世には必須のエンタメです。(KADOKAWA / 角川書店 担当者)
美貌の青年茶道家・洗足伊織は、妖怪のDNAを持つ異質な存在。しかし明晰な頭脳と、不思議な力を持つがゆえに、警察に頼られて、妖怪がらみの事件に巻きこまれることに。茶道家探偵、鮮烈に登場。
圧倒的な読み応えを感じることができる、本格的ハードボイルド&エンターテイント
テンポのいいストーリー展開とキャラクターの魅力はドラマや映画で再現されている通り! これが25年以上昔に書かれた作品と知ったときは驚きました! 圧倒的な読み応えを感じることができる、本格的ハードボイルド&エンターテイント。(Reader Store担当者)
能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編小説。
作家・大沢在昌が贈る、直球のハードボイルド
作家・大沢在昌が贈る、直球のハードボイルド。警察組織の中で煙たがられ、誰とも群れることなく自分の正義を貫く男・鮫島。その姿は、古臭いがものすごくカッコいい。目まぐるしい展開と、登場するキャラクターの魅力でイッキ読み必至!(Reader Store担当者)
ただ独りで音もなく犯罪者に食らいつく――。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島(さめじま)。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津(きづ)を執拗に追う。突き止めた工房には、巧妙な罠が鮫島を待ち受けていた! 絶体絶命の危機を救うのは・・・・・・。超人気シリーズの輝ける第1作!!
デビュー長編『理由あって冬に出る』から続く、コミカルな学園ミステリ・シリーズ
デビュー長編『理由あって冬に出る』から続く、コミカルな学園ミステリ・シリーズです。本作では主人公・葉山君が通う市立高校で噂される七不思議を思わせる三つの事件が起こります。立て続けに発生した不可解な謎を、同時進行で調査していく葉山君。先輩・伊神さんの助けを借りながら彼が辿り着く結末は、これまでのシリーズを読んでいるとより印象深くなります。第一作をお読みになることもお薦めします。(東京創元社 担当者)
にわか高校生探偵団、市立最大の謎に挑む! 超自然現象研究会の会誌〈エリア51〉臨時増刊号が特集した「市立七不思議」が何者かに影響を与えたのだろうか? 突如休み時間に流された、七不思議の一つ「カシマレイコ」を呼び出す放送。そんな女子生徒は、もちろん存在しない。さらにその日の放課後に、四ヶ所で発見された「口裂け女」を模した悪戯、さらにさらに翌日には「一階トイレの花子さん」まで用務員室に出現。なぜ七不思議のうち、この三つが現われたのだろう? かつては七不思議ではなく、「市立三怪」だったということを突き止めた葉山君、そして伊神さんは、その背後にある悪意に気づくが・・・・・・。コミカルな学園ミステリ・シリーズ長編。
美と現実が稀有なバランスで交錯する奇跡のゴシックミステリ。予測不可能な真相とは……?
森の奥に囚われた盲目の王女をとりまく幻想的なサスペンス。耽美な世界に張りめぐらされた緻密な伏線。美と現実が稀有なバランスで交錯する奇跡のゴシックミステリ。予測不可能な真相とは……? 2007年に惜しくもこの世を去った作家の作品が、編集者の熱意で装いも新たに刊行され、電子化された逸品です。『一八八八 切り裂きジャック』もあわせておすすめ。(KADOKAWA / 角川書店 担当者)
当たり前の日常のなか、ふとした瞬間にたちのぼってくる「非日常」
この本には、18の物語が収められています。どちらがバスの降車ボタンを押すか我慢くらべをする学生と老人の「勝負」、人生の移ろいを無機物の視点から語る「洗面台」、駅前の広場に居合わせたひとびとの心の声が交錯する「もうすぐ五時」など、どの物語の主人公も、私たちと同じ、ごく普通のひとびとです。しかし、そんな当たり前の日常のなか、ふとした瞬間にたちのぼってくる「非日常」。あなたも一度覗いてみてはいかがでしょう。(東京創元社 担当者)
三池崇史監督、伊藤英明主演で映画も大ヒットした戦慄のサイコホラー
PTA、職員、生徒に絶大な人気を誇っている教師・蓮見聖司。蓮見は自分に邪魔な存在をなんの躊躇もなく殺害する反社会性人格障害サイコパスだった! 三池崇史監督、伊藤英明主演で映画も大ヒットした戦慄のサイコホラー。担任するクラス全員を殺そうとする長い長い一夜に、手に汗握ること確実です。(文藝春秋 担当者)
晨光学院町田高校の英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAをも虜にしていた。しかし彼は、邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。学校という性善説に基づくシステムに、サイコパスが紛れこんだとき――。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー傑作。衝撃の映画化もされた名作が合本となって登場!
ミステリー中級者におすすめ
絶対に読んだほうがいい傑作ミステリー小説
中級者におすすめしたいミステリー。
何度も読み返したくなる傑作をピックアップ。
これまでになかった、新たなる“警察学校”小説の誕生! ぜひ、この機会にご一読下さい。
君には、警察学校をやめてもらう」---必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじき出すための篩(ふるい)、それが、警察学校だ。白髪の教官・風間によって課される一筋縄ではいかない試練に、生徒達は翻弄され続ける。そこから這い上がる者は誰か? これまでになかった、新たなる“警察学校”小説の誕生! ぜひ、この機会にご一読下さい。(小学館 担当者)
「このミステリーがすごい!」や「週刊文春ミステリーベスト10」など、日本のミステリ・ランキング4つを全制覇し、海外ミステリ史上初の6冠を達成した衝撃作。
「このミステリーがすごい!」や「週刊文春ミステリーベスト10」など、日本のミステリ・ランキング4つを全制覇し、海外ミステリ史上初の6冠を達成した衝撃作。冒頭で拉致監禁された女性、アレックス。彼女は助かるのか? 警察は彼女を救えるのか? そして明らかになる彼女の壮絶な計画。読者の予想を遙かに超えて展開していくミステリです。読み始めたら止められませんよ!(文藝春秋 担当者)
英国推理作家協会賞を受賞した大逆転サスペンス。貴方の予想はすべて裏切られる!おまえが死ぬのを見たい――男はそう言って女を監禁した。檻に幽閉され、衰弱した女は死を目前に脱出を図るが・・・・・・。ここまでは序章にすぎない。孤独な女の壮絶な秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進する。「この作品を読み終えた人々は、プロットについて語る際に他の作品以上に慎重になる。それはネタバレを恐れてというよりも、自分が何かこれまでとは違う読書体験をしたと感じ、その体験の機会を他の読者から奪ってはならないと思うからのようだ」(「訳者あとがき」より)。未曾有の読書体験を、貴方もぜひ!
第1回アガサ・クリスティー賞を受賞
第1回アガサ・クリスティー賞を受賞した本作は、若き大学教授・通称「黒猫」とその「付き人」を務める大学院生が出会った謎を描いた連作短篇集です。ちょっと変わっているのは、“美学”と“エドガー・アラン・ポオ”を絡めて謎を解き明かすこと。なにそれ気になると思った方、ぜひ黒猫シリーズを手に取ってみてください!(早川書房 担当者)
でたらめな地図に隠された意味、しゃべる壁に隔てられた青年、川に振りかけられた香水、現れた住職と失踪した研究者、頭蓋骨を探す映画監督、楽器なしで奏でられる音楽……。日常のなかにふと顔をのぞかせる、幻想と現実が交差する瞬間。美学・芸術学を専門とする若き大学教授、通称「黒猫」は、美学理論の講義を通して、その謎を解き明かしてゆく。第一回アガサ・クリスティー賞受賞作!
戦場という〈非日常〉で、ささやかだけれど不可思議な〈日常の謎〉に次々と遭遇します。謎解き以外にも、戦いや調理、何よりかけがえのない仲間たちとの友情が描かれ、読み応えは抜群です。
本書は1944年、ノルマンディー上陸作戦のシーンから幕を開けます。戦場に降り立った主人公・19歳のティムは、合衆国軍のコック兵。彼は戦場という〈非日常〉で、ささやかだけれど不可思議な〈日常の謎〉に次々と遭遇します。謎解き以外にも、戦いや調理、何よりかけがえのない仲間たちとの友情が描かれ、読み応えは抜群です。渾身の長編をどうぞお楽しみください。(東京創元社 担当者)
人気シリーズの第2作にして「最高傑作」との呼び声も高い
この世には不思議なことなど、何もないのだよ――もっとも新作が待望視されている京極夏彦さんの「百鬼夜行」シリーズ。妖怪の仕業としか思えないほど複雑に入り組んだ超難事件を「京極堂」こと拝み屋・中禅寺秋彦が解き明かす。そんな人気シリーズの第2作にして「最高傑作」との呼び声も高いのが、『魍魎の匣』。作者のたくらみに、読み終えて茫然自失。人生を変える(かもしれない)読書体験をこの機会にぜひ!(講談社 担当者)
日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ。「加菜子を――死なせはしません」。被害者の姉はきっぱりと言った。その言葉が刑事・木場修太郎を異形の研究所へと導く。中央線武蔵小金井駅で発生した美少女転落事故と連続バラバラ殺人事件に接点はあるのか? 研究所長の美馬坂とは何者か? 深まる謎をよそに加菜子は衆人環視のなか忽然と姿を消した! 百鬼夜行シリーズ第2作。
軽妙なテンポで語られていく個々の断片が繋がったその先には、切ないラストが待っています。
「一緒に本屋を襲わないか」大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名は、何故かな強盗を手伝う羽目に。彼を誘うのは隣室に住む、悪魔のような印象をうかがわせる青年。そんな奇妙な書店強盗の物語のあいまに語られるのは、二年前に街で起きた動物虐待事件。軽妙なテンポで語られていく個々の断片が繋がったその先には、切ないラストが待っています。
本書は冒頭から「猫」が印象的な登場をします。猫が摩訶不思議な物語を語る『夜の国のクーパー』も、また違った面白さと企みに満ちた小説。オススメです。(東京創元社 担当者)
大学入学のため引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。標的は――たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ! 四散した断片が描き出す物語の全体像とは? 注目の気鋭による清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。
文化功労者が描く、超一流のBL(ボーイズ・ラブ)ミステリ!
文化功労者が描く、超一流のBL(ボーイズ・ラブ)ミステリ! メイドや執事が当たり前にいた18世紀ロンドン。消えた詩人志望の少年の行方や増える死体など不可解な謎を追って、解剖医ダニエルとその弟子――頭脳明晰エドワードや天才画家ナイジェルらが辿りついた真実とは? 本格ミステリ大賞受賞作。(早川書房 担当者)
18世紀ロンドン。外科医ダニエルの解剖教室から、あるはずのない屍体が発見された。四肢を切断された少年と顔を潰された男性。増える屍体に戸惑うダニエルと弟子たちに、治安判事は捜査協力を要請する。だが背後には、詩人志望の少年の辿った稀覯本をめぐる恐るべき運命が……解剖学が先端科学であると同時に偏見にも晒された時代。そんな時代の落とし子たちがときに可笑しくときに哀しい不可能犯罪に挑む。
才気あふれる、たくらみに満ちた作品を書き続け、熱烈なファンを持つ殊能将之のデビュー作にして、第13回メフィスト賞受賞作。
その残虐性から「ハサミ男」と名づけられた連続殺人鬼が、自分の犯行を真似た第三の殺人の「真犯人」を捜す羽目になる、という捻れた趣向がまず面白く、ユーモアや警句をまじえた巧みな文章に唸り、すいすいと読み進めていくとラストできれいに騙されてしまう、見事なミステリです。才気あふれる、たくらみに満ちた作品を書き続け、熱烈なファンを持つ殊能将之のデビュー作にして、第13回メフィスト賞受賞作。(講談社 担当者)
最後まで読んだ時、驚きの声を上げてしまうのは必定。とびきりの意外性が保証されている傑作です。
惨たらしい猟奇殺人を重ねる異常犯罪者の物語は、まずエピローグ(!)で幕を開けます。1行目に記されているのは殺人鬼の名前、蒲生稔。いきなり犯人の名前がわかってしまうの? そんなバレバレでいいの? と思ったら作者の術中にはまった証拠。この異例の構成の物語には、とてつもないトラップが仕掛けられているのです。最後まで読んだ時、驚きの声を上げてしまうのは必定。とびきりの意外性が保証されている傑作です。(講談社 担当者)
永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。 (講談社文庫)
新本格の代表的な作家・法月綸太郎。彼が15年をかけて編み出した屈指の本格ミステリ
新本格の代表的な作家・法月綸太郎。彼が15年をかけて編み出した屈指の本格ミステリです。なぜ石膏の首が取られたのか!?謎が謎を呼ぶ、驚愕のラストに読み応えたっぷり。悩める名探偵・法月綸太郎の活躍も見逃せません!第5回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞。(KADOKAWA / 角川書店 担当者)
ミステリとホラーの混じった味わいが、このシリーズの特徴。
怪奇作家・刀城言耶が探偵役を務めるシリーズ第1作。因習にとらわれた閉鎖的な村で、怪異にまつわる連続殺人が起きます。読みどころは刀城言耶が示す「多重解決」の面白さと、伏線の張り方の緻密さ。真相がわかると、それまでの描写がどれだけ入念に考え抜かれたものだったのかがわかり、脱帽します。多くの謎は合理的に解明されますが、割り切れない部分も残る。ミステリとホラーの混じったその味わいが、このシリーズの特徴です。(講談社 担当者)
優れた北欧ミステリに与えられる「ガラスの鍵賞」を二年連続受賞という、前人未到の快挙を成し遂げた著者の話題作。
十月のレイキャヴィク、アパートの地下で発見された老人の死体。痕跡は残されたまま、突発的に発生した「典型的なアイスランドの殺人」の筈だった。しかし、現場に書き残された三つの単語が、事件の様相を変えていく。優れた北欧ミステリに与えられる「ガラスの鍵賞」を二年連続受賞という、前人未到の快挙を成し遂げた著者の話題作。アイスランドの重く暗い空気が全編に漂うなか、頁を繰る手は止めさせません。(東京創元社 担当者)
雨交じりの風が吹く10月のレイキャヴィク。湿地にある建物の地階で、老人の死体が発見された。侵入の形跡はなく、被害者に招き入れられた何者かが突発的に殺害し、逃走したものと思われた。金品が盗まれた形跡はない。ずさんで不器用、典型的アイスランドの殺人か? だが、現場に残された3つの単語からなるメッセージが事件の様相を変えた。しだいに明らかになる被害者の隠された過去。そして臓腑をえぐる真相。ガラスの鍵賞2年連続受賞の前人未踏の快挙を成し遂げ、CWAゴールドダガーを受賞した、北欧ミステリの巨人の話題作。
ファン心理も常軌を逸するとこれだけ怖い!
「モダン・ホラーの巨匠」スティーブン・キングの代表作のひとつ。雪道の自動車事故で半身不随になった流行作家のポール・シェルダン。元看護師で彼の「ナンバーワンの愛読者(ファン)」であるアニーに助けられたものの、監禁され、精神的にも肉体的にも痛めつけられながら自分ひとりのために作品を書けと強要されます。ファン心理も常軌を逸するとこれだけ怖い!という作品です。(文藝春秋 担当者)
監禁と暴力と愛のクラシック 両足を骨折した作家ポールは「大ファン」を自称する女に監禁された。狂気に侵された女のもとから脱出することはできるのか???
これぞ恩田陸エンターテインメントと叫びたくなる巨編
国家権力の及ばぬ〈途鎖国〉。その山間部にはフチと呼ばれる地帯があり、闇月には在色者と呼ばれる特殊能力を持つ者たちがその頂上を目指す。途中繰り広げられる殺戮に勝ち残った最後のひとりがフチを支配できるという。幻想的な描写、特殊能力による戦いの激しさ、そのなかで登場人物たちがどうなってゆくのかわからないミステリ要素が混ざり合って、これぞ恩田陸エンターテインメントと叫びたくなる巨編です。(文藝春秋 担当者)
恩田ワールド全開のスペクタクル巨編!国家権力の及ばぬ〈途鎖国〉。特殊能力を持つ在色者たちがこの地の山深く集うとき、創造と破壊、歓喜と惨劇の幕が切って落とされる!
ミステリー上級者だからこそ知っておきたい
最新ミステリーおすすめ小説・作家
ミステリー上級者には本格派ミステリーや最新ミステリーをおすすめ。
お気に入り作家の新規開拓も!
誰もが読みたかった著者5年ぶりの長編小説。
ある一夜を境に忽然と姿を消した家族、郵便局員の失踪、裏社会の蠢き、それらの〝事件〟に深く関わっていた元作家が受け取る疑惑つきの大金……謎が謎を呼ぶスリリングな展開に加え、ユーモアあふれる語りやコミカルな会話シーンなど、読む悦楽にみちた作品です。超一級のミステリーであるばかりでなく、現代文学としてもケタ違いの完成度で、2015年末には圧倒的評価を集めて第6回山田風太郎賞を受賞、「小説推理」国内ミステリー第1位にも選出されました。(小学館 担当者)
誰もが読みたかった著者5年ぶりの長編小説。かつての賞作家・津田伸一は、いまはとある地方都市で無店舗型性風俗店「女優倶楽部」の送迎ドライバーとして暮らしている。ある日、明け方のドーナツショップで顔見知りになった男が、その日の夜を境に妻と幼い娘ともども失踪するという事件が起きる。家族三人の「神隠し」事件から一年と二ヶ月が過ぎた頃、以前から親しくしていた古書店の店主・房州老人の訃報とともに、津田伸一のもとへ形見のキャリーバッグが届けられた。老人が生前、持ち歩いていた愛用の鞄はしっかり鍵がかかっていて、重みもある。なんとか開錠した津田伸一の目に飛びこんできたのは、数冊の絵本と古本のピーターパン、それに三千枚を超える一万円札の山だった。この老人からの遺産で、残りの人生を楽しく生きられると思ったのも束の間、行きつけの理髪店で使った最初の一枚が偽札であったことが判明する。女優倶楽部の社長によれば、偽札の出所を追っているのは警察ばかりでなく、一家三人が失踪した事件も含めて街で起きた事件には必ず関わっている裏社会の“あのひと”も目を光らせているという。まさか手もとの一万円も偽札なのか。白黒つけたい誘惑に勝てず、津田伸一は駅の券売機に紙幣を滑り込ませてみるが・・・・・・。
誰も読んだことがない交換殺人小説
多くの作家が描いてきた「交換殺人」というモチーフも、著者の佐藤正午さんの手にかかれば〝誰も読んだことがない交換殺人小説〟に。新聞やテレビでは決して報道されない荒唐無稽な殺人事件が、疑いのない現実となって、この小説で姿を見せる。衝撃的な後日譚を描いた短編小説「ブルー」を併録した完全版。(小学館 担当者)
衝撃の結末が加わった傑作長編小説の完全版。 15年前、ある地方都市のマンションで男が撲殺される事件が起こった。凶器は金属バット。死体の第一発見者は被害者の隣人で、いまも地方検察庁に検察事務官として勤める古堀徹だった。事件は未解決のまま月日は流れるが、被害者の一人娘・村里ちあきとの思わぬ再会によって、古堀徹の古い記憶のページがめくれはじめる――。 古堀は事件当時、隣室に暮らすちあきの母親・村里悦子と親しい間柄だった。幼いちあきを預かることも多く、悦子が夫の暴力にさらされていた事実や「もし戒める力がどこにも見つからなければ、いまあなたがやろうとしていることは、あやまちではない」という彼女の人生観に触れる機会もあった。その頃の記憶にはさらにもう一人の女性の存在もあった。女性はある計画について村里悦子を説得したはずだ。「一晩、たった一度だけ、それですべてが終わる」と。よみがえる記憶を頼りに組み立てたひとつの仮説――交換殺人という荒唐無稽な物語が、まぎれもない現実として目の前に現れる! サスペンスフルな展開に満ちた長編小説『アンダーリポート』に加えて、新たに衝撃的なエンディングが描かれた短編小説『ブルー』を初収録した完全版。
この物語はフィクションではあるのだが、限りなくノンフィクションだと感じた。
自分が介護する立場になったならば、こういう選択が頭をよぎってしてしまうんだろうか…? 現代社会が抱える「介護」という難題がミステリーを通じてしっかり描かれた話題作。この物語はフィクションではあるのだが、限りなくノンフィクションだと感じた。(Reader Store担当者)
全体を繋ぐ美しいラストが待っています。
ひとりの青年が、異国の地で様々な謎に遭遇する連作短編集です。サハラ砂漠、スペインの風車の丘、ロシアの修道院――ここではない、遠くの地で起きる謎が、その地だから成し得る論理でもって解き明かされる。そして最終話には、全体を繋ぐ美しいラストが待っています。本作で破格の評価を受けた後、カンボジアを舞台にして書き上げた第一長編『リバーサイド・チルドレン』も、第16回大藪春彦賞を受賞、各界で高く評価されました。(東京創元社 担当者)
読み出したら止まらないタイムループ・ミステリの傑作です。
「時間の反復落とし穴」に落ちてしまう体質を持った主人公の目の前で起きる、祖父殺し。祖父の命を救うべく主人公は八度も同じ時間に立ち戻り、孤軍奮闘するものの、事態は紛糾して……と読み出したら止まらないタイムループ・ミステリの傑作です。こういうSF的設定を取り込んだミステリを西澤保彦さんは多数書かれており、そのどれもがミステリの新たな可能性を開く野心作です。(講談社 担当者)
同一人物が連続死! 恐るべき殺人の環。殺されるたび甦り、また殺される祖父を救おうと謎に挑む少年探偵。どうしても殺人が防げない!? 不思議な時間の「反復落し穴」で、甦る度に、また殺されてしまう、渕上零治郎老人――。「落し穴」を唯一人認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、少年探偵が思いついた解決策とは! 時空の不条理を核にした、本格長編パズラー。(講談社文庫)
前代未聞の「タイトル当て」ミステリ!!
――必ず騙される。これぞ究極の本格! 前代未聞の「タイトル当て」ミステリ!! アウトドアが趣味の沖らは、孤島で毎年オフ会を行っていた。孤島に着いた翌朝、参加者の二人が失踪、続いて殺人事件が。果たして犯人は? そしてこの作品のタイトルとは? 第50回メフィスト賞受賞作にして「ミステリが読みたい! 2015年版」(早川書房)で新人賞受賞の傑作! この作品と探偵役が同じ新作『誰も僕を裁けない』が3月3日に刊行される。(講談社 担当者)
公務員・沖らは、ライター・成瀬のブログで知り合い、仮面の男・黒沼が所有する孤島でオフ会を行っていた。沖は今年こそ大学院生・渚と両想いになりたいと思っていたが、成瀬が若い恋人を勝手に連れてくるなど波乱の予感。孤島に着いた翌朝、参加者の二人が失踪、続いて殺人事件が! さらには意図不明の密室が連続し…。果たして犯人は? そしてこの作品のタイトルとは?(※タイトルと真相が分かっても人には話さないで下さい)
元スポーツ新聞記者である著者が描く、傑作サスペンスをご堪能ください。
かつて“日本サッカー界の裏切り者”と呼ばれた男・望月に、たった25日という期限で「サッカー日本代表新監督を探せ」という使命が託されます。メディアとの対立や、かつての屈辱を胸に秘めながら、望月は使命を果たせるのか。様々な横槍や妨害に屈しない望月の格好良さには胸を打たれますし、スリル溢れる展開はサッカーに詳しくなくても充分楽しめます。元スポーツ新聞記者である著者が描く、傑作サスペンスをご堪能ください。(東京創元社 担当者)
惨敗したW杯から3年、アジア最終予選で苦戦する日本代表を立て直すため、監督を更迭した日本サッカー協会。ピンチを救うべく、新たな監督探しを託されたのは、かつて“日本サッカー界の裏切り者”と呼ばれた男・望月だった。3年前もマスコミのリークにより、契約に失敗した経緯がある望月は、そのリベンジを誓い、監督探しの旅へと赴く──。サッカー協会、マスコミ、代理人、そして日本代表選手、おのおのの思惑が渦巻く中、たった25日という期限内に新監督を選ぶことができるのか、そして3年前に味わった屈辱の黒幕とは?名手が描く、スポーツサスペンス。
一気読み必至のミステリです。
順風満帆な生活を送るテレビのドキュメンタリー制作者・キャサリン。そんな彼女の生活が、ある本を手にした瞬間、暗転します。その本はなんと自分が登場している上に、20年間にわたって隠し続けてきた秘密を暴露しようとする物語だったのです! 怯える彼女が封印した過去に、何が起こったのか? 一気読み必至のミステリです。(東京創元社 担当者)
「ルネ・ナイト」さんについて
本作がデビュー作。発売前に世界25か国で出版が決定した、驚異の新人です。
デビュー短編ながらミステリとしての読み応えは十分、著者のこれからを期待させる作品です。
明治初頭、京都の府立監獄舎で毒殺事件が起きた。被害者は、その日の夕刻には斬首を予定されていた死刑囚。死刑が決まっていたにもかかわらず、囚人はなぜ殺されたのか。不可解な謎に挑むは、司法卿・江藤新平と彼の右腕である司法少丞・鹿野師光。デビュー短編ながらミステリとしての読み応えは十分、著者のこれからを期待させる作品です。同じ趣向では、明治開化の日本を舞台に実在の人物・出来事と虚構が交差する連作推理、山田風太郎『明治断頭台』(ちくま文庫他)があります。文句なしの傑作です。(東京創元社 担当者)
謎の覆面作家にして、人気漫画原作者にして、驚愕のどんでん返しマイスター小説家。
ときどき「平城京」と誤記されますが、「城平京」さんです。謎の覆面作家にして、人気漫画原作者にして、驚愕のどんでん返しマイスター小説家。多重解決の新たな可能性を発掘し本格ミステリ大賞を受賞した『虚構推理』は、城平さんの代表作! 五年ぶりの最新描き下ろし長編の『雨の日も神様と相撲を』と合わせて、めくるめく城平京ワールドに入り込むなら今しかない!(講談社 担当者)
本書を最後まで読み終えたら、その理由を悲しいくらい痛感するでしょう。
第8回鮎川哲也賞最終候補作を全面改稿した、著者のデビュー長編です。不気味な童話になぞらえた連続殺人の謎を描く第1部、第1部で登場した事件関係者を襲った悲劇を綴る第2部の二部構成となっています。なぜ二部構成なのか。なぜこのタイトルなのか。本書を最後まで読み終えたら、その理由を悲しいくらい痛感するでしょう。主人公・瀬川みゆきが背負う「名探偵」の宿命に、胸が詰まります。(東京創元社 担当者)
「城平京」さんについて
『虚構推理』で第12回本格ミステリ大賞を受賞。人気漫画『スパイラル』『絶園のテンペスト』の原作
唸らざるを得ないラストまで、一気読み必至です!
「新宿鮫」シリーズ等で、大勢の読者を痺れさせてきた大沢在昌さん。そんな警察小説の名手が満を持して送りだしたのが、「カルテット」シリーズの捜査班――孤独な若者、タケル、ホウ、カスミと、孤高の警視正、クチナワの四人組。過酷な潜入捜査を通じて深まる若者たち三人の関係性、その姿に影響を受けるクレバーな大人たち……そして巨大な黒幕との壮絶な最終決戦、唸らざるを得ないラストまで、一気読み必至です!(KADOKAWA / 角川書店 担当者)
家族を何者かに惨殺された過去を持つタケルは、クチナワと名乗る車椅子の刑事に、極秘の捜査チームへ誘われる。早速、“本社”と呼ばれる組織が麻薬売買目的で企画する音楽イベントへの潜入を命じられたタケルは、会場で二人の若者――中国残留孤児三世としての鬱屈を抱えるホウ、復讐のためイベント企画者の恋人を演じる美少女カスミ――と出会う。孤独な潜入捜査班の葛藤と成長を描く、エンタテインメント巨編! 解説・小島秀夫※本書は小社より二〇一〇年十二月に刊行された『カルテット1 渋谷デッドエンド』『カルテット2 イケニエのマチ』を文庫化したものが底本です。




















































































































































