Reader Store
社会・政治・法律

「帰れ」ではなく「ともに」 川崎「祖国へ帰れは差別」裁判とわたしたち

あらすじ

ヘイトスピーチ解消法を力に次のステップへ

ヘイトスピーチ裁判の画期をなす「祖国へ帰れ」は差別で違法との判決。泣き寝入りしない当事者の闘い、「多文化共生のまち」川崎での住民運動の成果である。判決の意義を明らかにし、共生社会実現のための新たな法制度を問う。

※本書は、大月書店刊『「帰れ」ではなく「ともに」――川崎「祖国へ帰れは差別」裁判とわたしたち』の電子書籍版です。

【目次】
第1章 ヘイトスピーチと闘うまち、川崎・桜本(石橋学)
第2章 日本におけるヘイトスピーチ対策の現状と問題点(師岡康子)
第3章 ヘイトスピーチ裁判の歴史と「祖国へ帰れは差別」判決の意義(神原元)
第4章 在日朝鮮人にとっての「帰れ」ヘイト(板垣竜太)
第5章 求められる人種差別撤廃法制度(師岡康子)
第6章 「帰れ」ではなく「ともに」(崔江以子)

【著者】
石橋学
いしばし・がく
神奈川新聞社川崎支局編集委員。『ヘイトデモをとめた街 川崎・桜本の人びと』(共著、現代思潮新社)。板垣=同志社大学社会学部教授。『「慰安婦」問題と未来への責任』(共著、大月書店)、『ヘイトクライムに立ち向かう』(共著、日本評論社)。

板垣竜太
同志社大学社会学部教授。『「慰安婦」問題と未来への責任』(共著、大月書店)、『ヘイトクライムに立ち向かう』(共著、日本評論社)

神原元
弁護士。『ヘイト・スピーチに抗する人びと』(新日本出版社)

崔江以子
在日コリアン3世。人権尊重の街づくりを目的として設置された「川崎市ふれあい館」に勤務

師岡康子
弁護士。外国人人権法連絡会事務局長。『ヘイト・スピーチとは何か』(岩波新書)。

新刊通知

この作品のレビュー

0件)
0
0
0
0
0

作品情報

出版社
:
Reader Store発売日
:
2025.09.12
書誌発売日
:
2024.10.22
ページ数
:
240ページ
ファイルサイズ
:
2.8MB