［話売］この女磨きはあなたのためではありません7

寝落ちしてしまった裕貴のブラックボックス――スマホをついに見てしまった憧子。翌朝は何事もなく裕貴と接するも裕貴のほうは桐谷を意識しているかのような発言をする。そんな裕貴に「自宅で夫でもない男と二人きりになるなんて私はぜーったいにしないよ？」と暗に紫音との関係をチクリと刺すのだった。憧子は昨晩見てしまった裕貴の浮気を裏付けるようなやりとりを思い出して――。