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小説

京都伏見 恋文の宿

あらすじ

秘めた想いを届けます――季節うつろう幕末の京都。伏見にある旅籠・月待屋には、不思議なほどに人の心を動かす手紙を書く代筆屋「懸想文(けそうぶみ)売りさま」がいるという。秘められた恋、切っても切れぬ親子の情、戦国の世にさかのぼる先祖の因縁――人々はそれぞれの想いを胸に、月待屋を訪ねる。京の四季と切ない人間ドラマをしっとりとした筆致で描く、人情時代小説。〈目次〉第一章 懸想文の男第二章 母恋ひし人第三章 血天井の城第四章 饅頭喰い第五章 伏見の酒第六章 恋文の女解説/桂 米紫(落語家)装画/水口理恵子

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作品情報

掲載誌・レーベル
:
Reader Store発売日
:
2024.12.06
書誌発売日
:
2024.12.15
ページ数
:
272ページ
ファイルサイズ
:
0.6MB