「あきらめるな、治してやる」江戸のパンデミックへ立ち向かう規格外の若き医師たちの物語。漢方医の真樹次郎、蘭方医の登志蔵、拝み屋の桜丸、そして女主・玉石。見目麗しく優秀なのに一癖も二癖もある面々が、その診療所には揃っていた。流行り病から九死に一生を得た旗本次男坊・長山瑞之助は、医師になる決心をし真樹次郎に師事するも、拒絶される。脛に傷持つ医師たちが集う梁山泊のようなところで、何が起こるのか?熱血時代医療小説、診療開始!
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新米医師・長山瑞之助の奮闘!病の心を癒す人がいる苦しいのは体だけではない――患者と向き合い、かたくなな態度を解きほぐすには。新米医師・長山瑞之助の姪・喜美が、蛇杖院に重篤な喘息に苦しむ沖野駒千代を連れてくる。駒千代は武門の家に病弱に生まれたせいで、性格がねじくれていた。任された瑞之助は、会話すらままならず、発作を前に適切な療法も見いだせず疲弊する。そんな中、蛇杖院を潰そうとする一味が暗躍。さらに、治療が進まぬ駒千代が姿を消して・・・・・・。若き医師に次々と迫る試練!
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江戸で《噂》の絶えないはぐれ医師たちの活躍!「寄り添う」って何をすればいいのだろうか?「起きてくれるだろうか?」「言葉を交わし続けられるだろうか?」死を身近に背負う見習い医師の葛藤と、死ぬ間際の患者が下した決断とは?「慣れました。あれもこれもできなくなっていくことも」全身の力が失われていく病に冒されたおそよの言葉に、蛇杖院の見習い医師長山瑞之助は胸の痛みを感じた。周囲に不穏な噂が流され、おそよにも不審な影が迫る。病が進むおそよへの献身ぶりを心配する蛇杖院の面々。だが揺ぎない気持ちを貫く瑞之助が医師として目に焼き付けたものとは!? 感動を呼ぶ時代医療小説。
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狙われた蘭方医――「毒を売る薬師」と濡れ衣をかけられた登志蔵。罠を仕掛けたものの正体は?患者に寄り添う医師たちの青春群像劇、第三弾!蛇杖院(じゃじょういん)の蘭方医鶴谷登志蔵が消えた。深川で出没した毒の薬売り「黒い暖簾」だと疑われたのだ。事件の背後に登志蔵をおとしめるものの存在を知った見習い医・長山瑞之助は、必死にその行方を追う。蛇杖院にも嫌がらせが始まるなか、三年前の悲劇が明らかに。医師は患者を前に何をなすべきか?登志蔵は姿を現わし、決断したのは・・・・・・。青年たちの一途さが胸を打つ時代医療小説。
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傷つけられても脅されても、妊婦に寄り添う女医がいる。因習や迷信に振り回される《お産》から母と新しい命を救え。正月五日、両国広小路。医師見習い長山瑞之助が、破落戸にからまれているのを救った船津初菜は賀川流の産科医だった。縁あって蛇杖院にやって来る初菜だが、瑞之助には心を開かない。しかも命を狙われていても、ひたすら妊婦の元へと足を運んでいた。因習や迷信に振り回され命がけとなるお産に、優しく寄り添う初菜の一途な思いとは? 心も癒す時代医療小説。
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「あきらめるな、治してやる」江戸のパンデミックへ立ち向かう規格外の若き医師たちの物語。漢方医の真樹次郎、蘭方医の登志蔵、拝み屋の桜丸、そして女主・玉石。見目麗しく優秀なのに一癖も二癖もある面々が、その診療所には揃っていた。流行り病から九死に一生を得た旗本次男坊・長山瑞之助は、医師になる決心をし真樹次郎に師事するも、拒絶される。脛に傷持つ医師たちが集う梁山泊のようなところで、何が起こるのか?熱血時代医療小説、診療開始!
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