小説
掌(てのひら) 蛇杖院かけだし診療録[7]
あらすじ
一命たりとも奪わせない。江戸に麻疹流行という災厄が――はぐれ医師たちは不条理な世の中で「命定め」の疫病神に打ち克つことができるのか? 心を癒す医療時代小説、第7弾! 江戸に麻疹が襲い掛かった。蛇杖院近くの手習所には、赤い斑や高熱に苦しむ子供たちの姿が。見習い医の長山瑞之助は、“穢れ”の見える拝み屋・桜丸の指揮の下、懸命に治療にあたる。ところが桜丸が倒れ、長山家でも麻疹に罹る者が出た。家族と深い溝のある瑞之助だったが、これを機に母や兄と向き合うことに。一方、麻疹流行で権威と金を振りかざす勢力が暗躍し・・・・・・。
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