友情よここで終われ
ネレ・ノイハウス(著)
,酒寄進一(訳)
/創元推理文庫
作品情報
刑事ピアは作家デビューした元夫ヘニングの依頼で、出版社の元文芸部長ハイケの家へ向かった。彼女と数日間連絡がつかず、ドアに血の跡があるという。家に入ると、二階に鎖でつながれた老人がいた。捜査が始まり、老人は彼女が介護していた父親だと判明、血痕はハイケのものと断定された。ハイケに作品の剽窃を暴露されたベストセラー作家が被疑者に浮かぶが、ハイケが勤めていた出版社の社長をはじめ、疑わしい人物が増えていく。さらにハイケの友人が昏睡状態で発見されて……。出版業界をめぐる泥沼の事件に、刑事オリヴァー&ピアが挑む!/解説=吉野仁
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商品情報
- シリーズ
- 刑事オリヴァー&ピア・シリーズ
- ジャンル
- 小説 - ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
- 出版社
- 東京創元社
- 掲載誌・レーベル
- 創元推理文庫
- 書籍発売日
- 2024.02.09
- Reader Store発売日
- 2024.02.13
- ファイルサイズ
- 1.1MB
- ページ数
- 624ページ
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この作品のレビュー
平均 4.6 (5件のレビュー)
-
オリヴァーとピアシリーズ10作目のドイツミステリー。事件解決と並行して二人の私生活も深く語られるので、もはや私にとって二人は正月に近況を知らせてくれる親戚の様な親近感を抱かせてくれる。とは言え、今回の…事件は登場人物も多く関係性も複雑、さらに過去の事件の影響が多大で、嘘に嘘を重ねる容疑者が常に入れ替わる。
解決に繋がるチームのメンバーの地道な仕事も描かれているので600ページ超えもあっと言う間によめた。続きを読む投稿日:2024.04.16
このレビューはネタバレを含みます
相変わらず一気読み必至のストーリーで、ぐいぐい読み進めてはいたのですが、今回はちょっと読みながら頭の片隅に違和感がちょいちょい顔を出しました。
レビューの続きを読む
なぜみんな、周りの人に一言言わないの!?
そうすれば何人…かは死なずにすんだはず。
以下、ぬるっとネタバレになっているかもしれません。
気をつけますが。
例えば、不審な日記の切れはしが届けられた時、過去に犯罪を犯した人は口をつぐんでもしょうがないけど、何が起こったのかわからないまま口裏をあわせさせられた人は「どういうこと?」って言っていいと思う。
言ったら殺されてたかもしれないけど。
ていうか、ハイケが殺された理由がいまいち判然としない。
殺人を見ていた人より殺人を犯した人の方が罪が重いのは当たり前。
それよりも軽い、財産の横取りを隠すために殺人を犯すかね。
既にリミッターが外れていたのかもしれないが。
そして、35年前の殺人事件の再捜査はする(ドイツの殺人罪に時効はない)のに、それ以前の殺人事件については証拠不十分であきらめるのもよくわからない。
現在の殺人事件もかなり証拠不十分では?
だって、声は聞こえなかったけれど言い争っている姿を見た、って証言だけだったじゃん、あの時点では。
そして冷酷な殺人犯という印象で書かれているけれど、目撃証言によれば発作的な殺人だったよね、もうひとつのと違って。
使用人が姿を消すのも不自然なのよ。
何十年も使えてきて、いろいろあったかもしれないけれど、貴重品を残したまま姿を消すって怪しすぎるやろ。
口先だけでも「お世話になりました」遠き手紙を置いて、スマホは持って姿を消せ。
まったく紛らわしいんだから!
野次馬的性格ではないのに、やけに事件の捜査状況を知りたがった人も、キャラクターに統一感がなくて気になった。
オリヴァーの家庭状況も恋愛体質もわたし的には不要。
もう58歳、落ち着いて、無理をしないで生きなさいよ、と言いたい。
あと、ドイツでも、認知症の親を自宅で一人娘が介護するんだ…と思った。
あれだけ外でバリバリ働いて、親のことは内緒にして、やって行けるのか?
案の定自分が殺されたとき、親は二階で鎖に繋がれていた。
それは徘徊する親への安全対策だったのだろうけれど、日本よりは福祉国家だと思っていたドイツでこれか…。続きを読む投稿日:2024.06.02
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