小説
宮中は噂のたえない職場にて
シリーズ内の平均評価:
(2)
幼い頃に母を亡くし、ある事情から乳母に育てられた梓子(あずさこ)は、二十歳にして女房として宮仕えを始める。だが人ならざるモノが視えるために、裏で「あやしの君」などと呼ばれてしまい、一向に主が決まらずにいた。そんな折、殿上人が出仕してこない事態が続き、彼らは揃って怪異に遭ったという主張をする。梓子は、帝の信頼厚い美貌の右近少将・光影(みつかげ)に目をつけられ、真相究明と事態収束に協力することに。だが光影は、当代一の色好みという、艶めいた噂のたえない危険な人物で――!?「後宮の花」シリーズで大人気の・・・
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時は平安時代。宮中で女房として働く梓子は、人ならざるモノが視えるために「あやしの君」と呼ばれ、一向に主が決まらずにいた。だが宮中で怪異の仕業と思われる事件が発生したことをきっかけに、梓子は帝の信頼厚い美貌の右近少将・光影と事件の真相究明に協力していくことになった。梓子は、亡き母から遺された特別な筆と草紙、そして歌徳の宿る高名な和歌の力を借りて怪異を封じ込めていくが、なぜか光影に気に入られてしまう。しかし光影は、当代一の色男と艶めいた噂の多い危険な人物。梓は警戒して接していたが、いくつかの事件を経て噂に塗れた光影の本当の人柄を知った梓子は、彼が持つ二条の邸に移ることを了承する。だが、梓子を本当の妹のように気に掛ける乳母兄の兼明から「待った」が掛かってしまう。兼明は勝手に梓子の結婚相手を見繕おうとしてくるが、また宮中で怪異が発生し・・・・・・?
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幼い頃に母を亡くし、ある事情から乳母に育てられた梓子(あずさこ)は、二十歳にして女房として宮仕えを始める。だが人ならざるモノが視えるために、裏で「あやしの君」などと呼ばれてしまい、一向に主が決まらずにいた。そんな折、殿上人が出仕してこない事態が続き、彼らは揃って怪異に遭ったという主張をする。梓子は、帝の信頼厚い美貌の右近少将・光影(みつかげ)に目をつけられ、真相究明と事態収束に協力することに。だが光影は、当代一の色好みという、艶めいた噂のたえない危険な人物で――!?「後宮の花」シリーズで大人気の著者が贈る、雅であやしい平安お仕事ファンタジー!
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