ライトノベル
炎帝に嫁ぎましたが、どうやら小動物だと思われているようです
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完結
「炎帝ジゼルハイドの花嫁になって欲しい」婚約者もなく結婚の予定もない公爵令嬢アンネリアは、国王陛下の頼みで隣国の皇帝に嫁ぐことになった。隣国は竜人たちの暮らす国。竜人は人よりもずっと強い存在なのだと言われており、その中でも炎帝と呼ばれている皇帝ジゼルハイドは炎を纏った恐ろしく強い竜で、人々から恐れられている。・・・・・・でも、アンネリアの理想の男性は、体格の良くて逞しくて強い人なのだ!炎帝ジゼルハイドはまさにアンネリアの理想通りの逞しい美丈夫だった。しかも噂とは違いアンネリアを溺愛してくる。・・・・・
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種族を越えて愛しあう竜人の皇帝ジゼルハイドとアンネリアだったが、アンネリアが花嫁として呼ばれたのには理由があった。
竜人たちは『鱗病』と呼ばれる問題を抱えており、竜から人の姿になることができない者が増えているのだという。そして病を患った竜人は、次第に知性を失い、獣に成り果て、ただの竜として竜人を襲うようになる。その治療のために、人の血を再び竜人の中に混ぜる必要があると一部では考えられていているが、真実はいまだ不明だった。
「もしかしたら、王国の図書室なら、治療する方法が見つかるかもしれない!」
アンネリアの国では、かつて竜と人が手を取り合って暮らしていた。それが二つに分かれてしまったのは、人と竜人の間に争いが起こったからだ。だとしたら、アンネリアの国にはなにか治療法を記した文献が残されているかもしれない。それを探さなければ――。
書下ろしには、愛しあう二人の間に生まれる新しい命の話を収録。 -
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「炎帝ジゼルハイドの花嫁になって欲しい」
婚約者もなく結婚の予定もない公爵令嬢アンネリアは、国王陛下の頼みで隣国の皇帝に嫁ぐことになった。
隣国は竜人たちの暮らす国。
竜人は人よりもずっと強い存在なのだと言われており、その中でも炎帝と呼ばれている皇帝ジゼルハイドは炎を纏った恐ろしく強い竜で、人々から恐れられている。
・・・・・・でも、アンネリアの理想の男性は、体格の良くて逞しくて強い人なのだ!
炎帝ジゼルハイドはまさにアンネリアの理想通りの逞しい美丈夫だった。しかも噂とは違いアンネリアを溺愛してくる。・・・・・・それはもう必要以上に優しく、慎重に。
(もしかして、私はジゼルハイド様に小動物だと思われているのではないかしら・・・・・・!)
小動物として扱われていることに気づいたアンネリアと、アンネリアのことが可愛くて仕方ない竜人の皇帝の、異種族勘違いすれ違いラブコメディ。
書下ろしでは、ジゼルハイドのアンネリアに対する思いを垣間見ることができます。 -
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