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両親を惨殺した男を殺害し、山に埋めた松明と空室。
その罪がついに暴かれんと物語は進む。
「富と名声を手に入れたい」
「誰かを助けたい」
「生きていてほしい」
様々な想いが交錯するなか、どんな想いにも優劣はなく、ただ人間の業だけが絡みつく。
その業の中心に立つ松明は、一体どんな贖罪をもって幕を引くのか。
与えられた絶望に抗い続けた松明と空室の歩みが、今ここに完結する。 -
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「最後を見届けてほしい」。
そんなDMを受けた松明と空室。会いに行った先には純朴そうな男性が立っていた。
人間関係をリセットする癖があるという彼は、自分の生きてきた道に何も残せていないと語った。
これからの人生も虚無であることを悟り、自分自身をリセットするという選択に至ったという…。
どこにでもある虚無が、どこにでもいる青年を襲う物語。
誰とも繋がれない孤独が叫びをあげる、第四巻。 -
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ブラック企業でパワハラを受け、命を絶とうとしていた青年・空室。だが、SNSで繋がりを得た〝松明〟という女性と出会い、心の平穏を取り戻していく。
そんな空室と松明のもとに一通の不穏なDMが届く。
「殺されそうです 助けてください」。
DMを送ってきた少女のもとへ駆けつける二人だが、事態は思わぬ方向へと発展していく…。
誰からも必要とされない者達の叫びを描いたクライム・ヒューマンドラマ、緊迫の第三巻。 -
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ブラック企業でパワハラにあい、心が消耗していた青年・空室は、SNS上で悩みを聞いてくれていた松明と出会い、人生を豹変させる。
松明と空室の二人はSNSに寄せられたSOSに応えようと、「これで最後です」と遺書のようなDMを送ってきた少女と会うことに。
親にも見放され夜の街を彷徨うしかなかった少女が〝最後にやりたいこと〟とは?
現実では助けてとも叫べない者達のクライム・ヒューマンドラマ、新章の第二巻。 -
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ブラック企業勤めで、生きがいもなく空虚な毎日を送る青年・空室の人生は、SNSアカウント・松明に出会い色づき始める。いつしか松明の存在が生きがいとなっていた空室のもとにある日、松明から「会いたい」というDMが届く。
憧れの人物に対面できた喜びもつかの間、松明から持ち掛けられた誘いは「殺人の手伝い」だった――
この道の先にあるのは光か、闇か。
寄る辺なき者達のクライム・ヒューマンドラマ、開幕の第一巻。 -
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