完結
結婚式当日に姉が失踪!? 俊哉の平凡なはずの人生が、ある日一変する。なにしろ新郎は、父の会社の取引先、大企業玖珂物産の御曹司で、超イケメンの玖珂圭一郎なのだ。新妻逃亡で面目を潰された圭一郎のために、挙式だけ姉の振りをして俊哉は嫁ぐことに!?
便利な購入方法
-
-
「俊哉君? なにをしているんだ?」「貴方にされたことを・・・」自分がここにいる意味を見失った俊哉は、眠る玖珂の股間に手を伸ばし、彼の愛を試そうとした。
-
-
玖珂が女性と会っていたことに気づいてしまう。俊哉はすべてが自分の独り相撲だったと知って、激しい自己嫌悪に陥るが・・・
-
-
「玖珂さんのことが好きなんだ」気づけば玖珂のベッドの上で、俊哉は自慰にふけっていた。ところが、その夜遅く、帰宅した玖珂の身体から、ふいに女性の香水の匂いがして――
-
-
目すら合わせてくれなくなった玖珂に、俊哉は傷つく。だが、自分は玖珂をどう思っているのかを見つめ直す契機にもなり・・・
-
-
マンションに連れ戻され、再び玖珂の庇護下に入った俊哉。せめて寝室は別にしてほしいと頼む。それから玖珂は指一本俊哉に触れなくなった。
-
-
芽生えかけていた愛情のカケラが砕け散ってしまった――騙された事実をつきつけられても、玖珂との甘い睦言を思い出しては身も世もなく苦しむ俊哉は、自分の心の行き場がわからない。
-
-
実家を訪ねた俊哉は、玖珂の庇護下にある、実家の稼業が盛んになっている事実を突き付けられる。玖珂との別れは、両親を絶望に突き落とすことになる・・・
-
-
結婚生活のすべてが茶番だったと知り、俊哉は玖珂を激しく拒絶した。俊哉の厳しい言葉に傷つく玖珂の手を振り払って、マンションを出るが!?
-
-
玖珂とその女性のある思惑から俊哉は騙されていたのだ。どんな思いで玖珂に親のことを頼んだか。よく知らない男性との肉体関係にどれほど抵抗があったか。なにより一番許せないのは、玖珂に仄かな想いを抱くようになった自分の心・・・
-
-
玖珂のスマホを盗み見てしまった俊哉は、そこでやりとりしている相手が、自分のあまりにもよく知っている女性だったことに絶望する。
-
-
ある日、玖珂の元に女性からの連絡が入る。詮索できる立場ではないとは思いながらも、俊哉は落ち込んでしまって・・・
-
-
火事から守ってくれて、玖珂の優しさに触れ、少しずつ心を許していく俊哉。次第に、玖珂を好きになってしまっている自分に俊哉は戸惑う。
-
-
-