二〇世紀半ば、複雑な国際情勢下で、日本の地位と繁栄は脅かされていた。国の安全を確保しようともがけばもがくほど、平和と安定が蝕まれていく矛盾。その中で男たちは一隻の戦艦に国の未来を託そうと考えた。その艦の名は『大和』。追い込まれるように独伊と同盟を結んだ日本は対米英戦に突入する。それは無謀な戦いだったのか?
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太平洋波高し。豪州を脱落させて優位に立ったのも束の間、米英軍の熾烈な反撃が始まった。アメリカ軍はウェークを奪回し、伸びきった日本軍の補給線を脅かす。
一方、インド洋には再編されたイギリス東洋艦隊が姿を現す。前門の虎、後門の狼。連合艦隊はついにそろい踏みとなった『大和』『武蔵』『信濃』『紀伊』の大和型戦艦四隻を投入して事態の打開をはかるが、そこにはさらなる強敵『モンタナ』『オハイオ』の最新鋭戦艦が待ちうけていた。
三国同盟の解消、満州国の仲介と、終戦、和平への流れが加速するなか、果たして、大戦と日本の行く末とは!?
男は涙を見せぬもの・・・・・・心揺さぶる結末やいかに。 -
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マーシャル沖での決戦で勝利を得られなかった日本海軍は、切り札となる戦艦『大和』の戦力化を急いだ。
欧州戦線が膠着するなか、日本軍が目指したのは米豪遮断によるオーストラリアの脱落だった。FS作戦が発動され、日本海軍は太平洋を大きく東へ横断するが、そこにアメリカの新鋭戦艦が立ちはだかる。
対抗するのは『大和』。それを計画した者、造った者、使う者──多くの男たちの思いをのせ、『大和』の巨砲がついにソロモンに吼える!
二番艦『武蔵』を加えて、連合艦隊は長駆フィジー、サモアまで到達するのだが・・・・・・。
男の決意がほとばしる。男の叫びがこだまする。血沸き肉躍る砲撃戦、その醍醐味を堪能せよ! -
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二〇世紀半ば、複雑な国際情勢下で、日本の地位と繁栄は脅かされていた。国の安全を確保しようともがけばもがくほど、平和と安定が蝕まれていく矛盾。
その中で男たちは一隻の戦艦に国の未来を託そうと考えた。その艦の名は『大和』。
追い込まれるように独伊と同盟を結んだ日本は対米英戦に突入する。それは無謀な戦いだったのか? -
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