絶縁
村田沙耶香(著)
,アルフィアン・サアット(著)
,ハオ・ジンファン(著)
,ウィワット・ルートウィワットウォンサー(著)
,韓麗珠(著)
,ラシャムジャ(著)
,グエン・ゴック・トゥ(著)
,連明偉(著)
,チョン・セラン(著)
,藤井光(訳)
,大久保洋子(訳)
,福冨渉(訳)
,及川茜(訳)
,星泉(訳)
,野平宗弘(訳)
,吉川凪(訳)
/小学館
作品情報
奇跡のアンソロジー、日韓同時刊行!
突如若者に舞い降りた「無」ブーム。世界各地に「無街」が建設され――。
(村田沙耶香「無」)
夫がさりげなく口にした同級生の名前、妻は何かを感じとった。
(アルフィアン・サアット「妻」/藤井光・訳)
ポジティブシティでは、人間の感情とともに建物が色を変える。
(ハオ・ジンファン「ポジティブレンガ」/大久保洋子・訳)
先鋭化する民主化運動の傍らで生きる「あなた」たちの物語。
(ウィワット・ルートウィワットウォンサー「燃える」/福冨渉・訳)
都市に走った亀裂、浸透する秘密警察、押し黙る人びと。
(韓麗珠「秘密警察」/及川茜・訳)
ブラック職場を去ることにした僕。頭を過るのは死んだ幼馴染の言葉だった。
(ラシャムジャ「穴の中には雪蓮花が咲いている」/星泉・訳)
家族の「縁」から逃れることを望んできた母が、死を目前にして思うこと。
(グエン・ゴック・トゥ「逃避」/野平宗弘・訳)
3人の少年には卓球の練習後に集う、秘密の場所がある。
(連明偉「シェリスおばさんのアフタヌーンティー/及川茜・訳)
6人の放送作家に手を出した男への処罰は不当か否か。
(チョン・セラン「絶縁」/吉川凪・訳)
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商品情報
- シリーズ
- 絶縁
- 著者
- 村田沙耶香, アルフィアン・サアット, ハオ・ジンファン, ウィワット・ルートウィワットウォンサー, 韓麗珠, ラシャムジャ, グエン・ゴック・トゥ, 連明偉, チョン・セラン, 藤井光, 大久保洋子, 福冨渉, 及川茜, 星泉, 野平宗弘, 吉川凪
- 出版社
- 小学館
- 書籍発売日
- 2022.12.16
- Reader Store発売日
- 2022.12.16
- ファイルサイズ
- 1.8MB
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この作品のレビュー
平均 3.6 (22件のレビュー)
-
「絶縁」という同じテーマでアジアの9都市9作家がそれぞれ物語を描いたら…面白いなぁ~と、しかも村田沙耶香さんだぁ…と思い手にしました。村田沙耶香さんの作品「無」は、楽しめました!「無」になりたい…とは…思ってもなかなか難しいもんですね…。「無」が崇め奉られる…スゴい世界っ!!しかも「無街」が各地にできるって…ちょっと怖い世界っ…でも村田沙耶香さんらしい作品でした。
他の作家さんが描く作品も読み応えありました。ただ、やっぱり日本とは全く違うなぁ…って思うと、なかなか深く読み込めなくって…私には難しい作品を選んでしまったのかもしれません…。続きを読む投稿日:2023.04.22
アジアの女性作家九人によるアンソロジー。しかもテーマは「絶縁」。「しびれるテーマ」と村田沙耶香は言ったそうだが、確かに「しびれる」。なかなか、こんな本が存在するというだけで意義深いような、圧がある。…ある特定の層には熱い支持を受けそうな一方、この価値観、というよりはこれに「しびれる」感覚って、普遍性ないかもしれないな…とも思う。
Audibleで聴取。朗読は、どの作品も独特の色が浮かび上がり、とても良かった。ただ終盤は私の集中力/モチベーションが枯渇してきて実はちゃんと聴けてない。いつかちゃんと読み直したい。
■村田沙耶香(日本、一九七九〜)『無』
うん。絶縁だ。村田沙耶香の絶縁だ。
■アルフィアン・サアット(シンガポール、一九七七〜)『妻』
絶縁どころか新しい縁を自分の意志で結ぼうとしたのに、絶縁だ。「するとサウダはだしぬけに、縄が切れてしまって井戸の中を落ちていくような感覚になった。」怖い。
■ 郝景芳(ハオ・ジンファン、中国、一九八四〜)『ポジティブレンガ』
これは絶縁と思い込んでいたところから始まっての、縁のつながりの確認、と感じた。
■ウィワット・ルートウィワットウォンサー(一九七八〜)『燃える』
タイの政治情勢についてものを知らなすぎ、ついていけてない感を味わいながらの本編だったが、訳者解説のおかげでなんとかキャッチアップ。
■韓麗珠(ホン・ライチュー、香港、一九七八〜)『秘密警察』
重かった。
■ラシャムジャ(チベット、一九七七〜)『穴の中には雪蓮花が咲いている』
「穴の中には雪蓮花(せつれんか)が咲いている」。覚えておこう。
■グエン・ゴック・トゥ(ベトナム、一九七六〜)『逃避』
親子の関係には犠牲がある、特に東アジアでは親が子どものために犠牲を払うことが暗黙の了解になっている。というあとがきのことば。
■連明偉(リエン・ミンウェイ、台湾、一九八三〜)『シェリスおばさんのアフタヌーンティー』
ちょっとスタンド・バイ・ミーを思い出した。
■チョン・セラン(韓国、一九八四〜)『絶縁』
なかなかストレート。(読み直し要。)
続きを読む投稿日:2024.06.05
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