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文学

戸外の日記

あらすじ

「私は今では、人が自己をあらわに見出すのは【私的日記/ジュルナル・アンティーム】による内省においてよりも、むしろ自らを外界に映し出してみるときだと確信している」

1985年から1992年にかけて、著者は自らが暮らしたパリ近郊のニュータウンで見聞したスーパーのレジ係、地下鉄ですれ違ったひとなど、見過ごしてしまうような情景を日記のごとく書きとめてきた。スケッチ風の短い断章からなる本書は、独自の視点と感性で、「戸外」の日常的な場所で見かける他人の内面を炙り出し、自己への認識を深めていく。

フランス人女性として初めてノーベル文学賞を受賞した作家の鋭い観察眼が光る随筆集。

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作品情報

ジャンル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2022.11.02
書誌発売日
:
1996.10.15
ページ数
:
160ページ
ファイルサイズ
:
0.4MB