ライトノベル
リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 II
シリーズ内の平均評価:
(0)
春になり、新団員を迎えることになったリーリエ国騎士団。そのなかに、弓を使う騎士ニコラがいた。<少年騎士>に憧れているという彼は、弓射の精度こそニナに劣るが、優れた足を持っている。最初は仲間ができたことを喜んでいたニナだが、次第にニコラはリヒトの弓役から団舎の雑用係まで、ニナに取って代わるようになる。そんな折り、親善杯の開催が発表される。リヒトとニコラが組む可能性を考えたニナは不安になるが・・・・・・。弓と大剣のファンタジー、第二部開幕!
便利な購入方法
-
-
五ヶ月に及ぶ、ニナのキントハイト国への遊学の日々も、ついに終わろうとしていた。ニナが卒業演習でやったことは、結果として、キントハイト国の玉座を望む貴族同士の駆け引きに一石を投じることになってしまった。責任を感じるニナだが、ひょんなことから、狩猟祭での王太子への飛矢をめぐる“真実”に辿りつく。驚愕に値するその真実は、キントハイト王家に巣くう、イザークさえも飲み込む闇を知る呼び水となった。哀しい闇に触れたニナに、イザークは思わぬ提案をして・・・・・・!? 一方、ニコラをこれ以上騎士団に置いておくわけにはいかないという団長ゼンメルに対し、リヒトはある覚悟を決めていた。それぞれが思惑を抱える中、12月、キントハイト国を舞台とする西方地域杯が迫っていた――!
-
-
半年間の団員資格停止処分を受けたニナは、弓術を学ぶためキントハイト国へ遊学することに――。名実ともに西方地域の雄たるキントハイト国騎士団の規模に圧倒されるニナだが、同時に、この国の王家をめぐる危うい状況も知ることになる。三公爵と呼ばれる門閥貴族が、玉座を脅かすほどの権勢を誇っているのだ。なかでもタンゴバルト公の子息・ダリウスは騎士の養成学校に在学しており、卒業演習ではあらゆる手を使って、国家騎士団員となれる首席の座を得るつもりではないかといわれている。ダリウスが入団すれば、タンゴバルト公は国家騎士団をも傘下におさめることになる。この不条理を前に、団長イザークさえも手出しができない様子を目の当たりにしたニナは、卒業演習で自分の為すべきことを考えるが・・・・・・。その頃、リヒトが調査をしていた親善杯の事件は予想外の展開を見せて・・・・・・!?
-
-
春になり、新団員を迎えることになったリーリエ国騎士団。そのなかに、弓を使う騎士ニコラがいた。<少年騎士>に憧れているという彼は、弓射の精度こそニナに劣るが、優れた足を持っている。最初は仲間ができたことを喜んでいたニナだが、次第にニコラはリヒトの弓役から団舎の雑用係まで、ニナに取って代わるようになる。そんな折り、親善杯の開催が発表される。リヒトとニコラが組む可能性を考えたニナは不安になるが・・・・・・。弓と大剣のファンタジー、第二部開幕!
-
-
-