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東京サーガ<矢代俊一シリーズ>外伝
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東京サーガ<矢代俊一シリーズ>外伝
栗本薫
英二なんかに、ヤラれちまいやがって……。セクシーな英二と、美しいサックス奏者俊一。全裸で絡み合う恋人たちを、晃市は苦々しく思い浮かべていた。矢代俊一グループに入れたものの、元カレの英二は憧れの俊一とできてるわ、ピアニストとしての自信もおぼつかなくて、晃市はふんだりけったりだ。自暴自棄な気持のまま、バカ騒ぎに明け暮れる夜。行きつけの店へ遊びに行った帰り、晃市は見知らぬ男たちにレイプされそうになり!? 故・栗本薫が綴り続けた、2万枚の遺稿『矢代俊一シリーズ』。その外伝がBL桃色図書室に登場。ジャズメ・・・
便利な購入方法
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新しいアルバムのライナーノートを依頼するため、俊一と風間は、あるベストセラー作家のもとへ向かっていた。多作で、多方面での活躍でも知られる作家・霧島安曇は不治の病に侵され、森のそばの一軒家にひっそりと暮らしていた。体調に配慮しての短い邂逅。そこで俊一は、浮世離れした華奢な霧島を≪妖精王≫のようだと思い、霧島と自分の間に奇妙な符号を感じる。まるで魂の双子のように。後日、彼の作品を読んだ俊一は、かつてない衝撃に襲われる・・・・・・。
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新しいアルバムのライナーノートを依頼するため、俊一と風間は、あるベストセラー作家のもとへ向かっていた。多作で、多方面での活躍でも知られる作家・霧島安曇は不治の病に侵され、森のそばの一軒家にひっそりと暮らしていた。体調に配慮しての短い邂逅。そこで俊一は、浮世離れした華奢な霧島を≪妖精王≫のようだと思い、霧島と自分の間に奇妙な符号を感じる。まるで魂の双子のように。後日、彼の作品を読んだ俊一は、かつてない衝撃に襲われる・・・・・・。
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新しいアルバムのライナーノートを依頼するため、俊一と風間は、あるベストセラー作家のもとへ向かっていた。多作で、多方面での活躍でも知られる作家・霧島安曇は不治の病に侵され、森のそばの一軒家にひっそりと暮らしていた。体調に配慮しての短い邂逅。そこで俊一は、浮世離れした華奢な霧島を≪妖精王≫のようだと思い、霧島と自分の間に奇妙な符号を感じる。まるで魂の双子のように。後日、彼の作品を読んだ俊一は、かつてない衝撃に襲われる・・・・・・。
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新しいアルバムのライナーノートを依頼するため、俊一と風間は、あるベストセラー作家のもとへ向かっていた。多作で、多方面での活躍でも知られる作家・霧島安曇は不治の病に侵され、森のそばの一軒家にひっそりと暮らしていた。体調に配慮しての短い邂逅。そこで俊一は、浮世離れした華奢な霧島を≪妖精王≫のようだと思い、霧島と自分の間に奇妙な符号を感じる。まるで魂の双子のように。後日、彼の作品を読んだ俊一は、かつてない衝撃に襲われる・・・・・・。
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有名人の私生活やスキャンダルを撮りたい、隠している顔を暴きたてたい――そんな≪パパラッチ志望≫である有馬昇平が、ターゲットとして俊一を張り込み始めたのは、先輩カメラマンのふとした一言からであった。初めて間近で俊一を盗み見た有馬は、猛烈に興味を惹かれ、悩んだ末に「テンダリー・クラブ」でのデュオ・ライブに行くことにする。キャパ31人の小さなライブハウスで、偶然にも出番前の俊一の座っているカウンターの隣の席に案内された有馬は・・・?
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有名人の私生活やスキャンダルを撮りたい、隠している顔を暴きたてたい――そんな≪パパラッチ志望≫である有馬昇平が、ターゲットとして俊一を張り込み始めたのは、先輩カメラマンのふとした一言からであった。初めて間近で俊一を盗み見た有馬は、猛烈に興味を惹かれ、悩んだ末に「テンダリー・クラブ」でのデュオ・ライブに行くことにする。キャパ30人の小さなライブハウスで、偶然にも出番前の俊一の座っているカウンターの隣の席に案内された有馬は・・・?
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島津も、透も、おそらくは良も、愛にはぐくまれることを知らずにきた不幸な子供たちだった。愛を知らない孤独な魂だった。(もう、俺は・・・・・・孤独な魂のままではいない。――俺は、もう、愛することをためらわない。俺は・・・・・・もう、愛されることをおそれない・・・・・・)俊一がいるから。良や島津では得られなかった幸福感に戸惑いつつも、透は俊一に自分が変えられてゆくことを快く受け入れ始めていた――
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父との芸術祭大賞受賞リサイタルの後、俊一は熱を出して寝込んでしまう。熱にうかされ、うつらうつらしていると、寝室に、そっと父が入ってきたのだ。俊一の手を取りながらつぶやき始めた、実父の禁断の告白とは・・・・・・!?けだるいものうい、静かな、ある午後の出来事。
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(あんな子って……どんなセックス――するんだろう……)自分の云われる「綺麗」とはまったく違う。その青年は女っぽいと思われることはないだろう。顎もしっかりと張り、頬骨も高い。長身にふさわしくしっかりとした肩幅と、胸の厚みも充分にある。痩せてはいたが、骨格はかなりがっしりして手足も大きい。どことなくパセティックな感じがする――雑誌の仕事で、俊一は俊一の熱烈なファンだという、22代後半の、ハンサムなカメラマンの助手・涼と知り合う。色白の青年だった。その目は、俊一を見たと思うとたちまち伏せられ、白いうなじから頬までがさっと赤く染まる。本来何の接点もなく、ただのスターとファンで終わるはずの、二人の関係を瓦解させたのは俊一だった。涼が童貞だと知り、うぶな青年を誘惑する、妙にスリリングな楽しさを感じてしまったのだ。
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(あんな子って……どんなセックス――するんだろう……)自分の云われる「綺麗」とはまったく違う。その青年は女っぽいと思われることはないだろう。顎もしっかりと張り、頬骨も高い。長身にふさわしくしっかりとした肩幅と、胸の厚みも充分にある。痩せてはいたが、骨格はかなりがっしりして手足も大きい。どことなくパセティックな感じがする――雑誌の仕事で、俊一は俊一の熱烈なファンだという、21代後半の、ハンサムなカメラマンの助手・涼と知り合う。色白の青年だった。その目は、俊一を見たと思うとたちまち伏せられ、白いうなじから頬までがさっと赤く染まる。本来何の接点もなく、ただのスターとファンで終わるはずの、二人の関係を瓦解させたのは俊一だった。涼が童貞だと知り、うぶな青年を誘惑する、妙にスリリングな楽しさを感じてしまったのだ。
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